ある40代女性の生活

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佐川光晴さん: 作家 主夫歴20年 「妻が料理好きだったら、私は作家になっていなかったかもしれない」 

2013年02月03日 23時33分49秒 | 新聞
朝日新聞の週末bに、「作家の口福 佐川光晴 妻はそれをつまみ食いする」という記事がありました。

作家の方に、食べ物にまるわるエピソードを語ってもらうコーナーです。

作家の佐川光晴さんは、主夫歴20年、和洋中たいていの料理は作れるうえに、食事ができたときには台所も片付いているのだそうです。

奥様は小学校の先生、子どもさんは長男(高校2年)と次男(小学校3年)の4人家族です。

佐川さんの1日は、

朝は、次男を通学班の集合場所に送っていき、帰宅すると午前8時

洗濯物を干し、布団を上げ、風呂場を洗い、掃除機をかけ、
9時すぎに執筆開始(2時間半)

お昼前にスーパーへ買い出し(自転車)
昼食(残り物で)

洗濯物畳み、昼寝(少々)
執筆

次男帰宅、学校の様子を聞き、宿題を見る
夕食の支度

主夫歴が長いということで、講師として話をする機会も年に1、2度あり、

「私は子供たちのために食事を作っているので、妻はそれをつまみ食いしているのだと思っています」

と相談者に答えることもある  ということです。
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お話がとても具体的で、共感を持って読みました。

主婦の日常をよくご存知で実行されていて、そして小説の執筆もされているところがすばらしいです。

その上、料理が終わったときには、「フライパンもまな板もきれいに洗ってある」と書かれると、その場面が見えるようです。


佐川さんは、どういう方なのでしょうか。
どうしてこのように手際がいいのでしょうか。


「佐川光晴 料理」で見てみました。

「Twitter / Search - 佐川光晴」というサイトが最初に出てきました。
(https://twitter.com/search/%E4%BD%90%E5%B7%9D%E5%85%89%E6%99%B4)

ツイッターの中で、「佐川光晴」で検索をかけた結果のサイトです。

一番下(最初に書かれた)に、「キャリアの名言‏@career_m 」のツイート(つぶやいた)言葉があり、

「デビュー作「生活の設計」を初め、私の小説は主夫をしてきたからこそ書けたものがたくさんある。
もしも妻が料理好きだったら、私は作家になっていなかったかもしれない。 佐川 光晴」

とありました。


佐川さんの生の声も聞きたいと、「佐川光晴 インタビュー」で検索してみました。

「スペシャル対談 ~『おれたちの青空』 - タイガーマスク基金」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.tigermask-fund.jp/interview/004-1.html参照)

尾木ママこと尾木直樹さんとの対談です。

「ぼくは、もの書きになる前に牛の解体の仕事をしていたんですけど、仕事は昼過ぎぐらいで終わってしまうので、子供ができる前から、うちのことは大体ぼくがやっていました。うちの女房も教員で、彼女はもともと外に出て働きたいほうで、一方ぼくは、うちにいたほうがいいやというタイプなんです」

ということです。

尾木ママさんも、似た経験があるということで話がはずんでいました。


今回の「作家の口福」は、一気に読みました。

佐川さんの『おれのおばさん』や『ジャムの空壜』等を読んでみたいと思いました。


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