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震災後、世の中の役に立ちたい気持ちが強くなった 71%: 朝日新聞世論調査 引きこもりで人助けも

2011年12月30日 22時23分22秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「震災 何かしたい 朝日新聞 世論調査 71%世の役に立ちたい」という記事がありました。

朝日新聞が11~12月に行った世論調査で、震災後世の中の役に立ちたいという気持ちが強くなった人が71%もいたのだそうです。


世論調査は、3千人(全国の有権者の中から選ぶ)を対象に、郵送法で実施されました。

11月9日に調査票を発送し、12月20日までに届いた返送総数は2294、有効回答は2240で回答率は75%です。

質問は、野田政権や政治に関するものが多い中、震災後の気持ちの変化を問う質問もありました。

「震災後、世の中の役に立ちたいという気持ちが強くなりましたか。そうはなりませんでしたか」

強くなった     71%
そうはならなかった 22%

30代では、76%の人が「強くなった」と答えました。


「インターネットで政治や社会に対する自分の意見を訴えることに抵抗を感じますか、感じませんか」という質問には、

抵抗を感じる    63%
抵抗を感じない   47%

「インターネットに政治を動かす力があると思いますか。ないと思いますか」

ある        52%
ない        41%    ということです。
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震災後に、「世の中の役に立ちたい」という気持ちが強くなったと答えた人がこんなに多いとは意外でした。

しかし、震災をきっかけに、ほんの少しでも世の中の役に立てることがあればと考えるようになった傾向はあるように思います。


今日の朝日新聞には、「特派員メモ2011 下 @ニューヨーク 師走のタイガー現象」という記事もありました。

年末恒例の海外特派員の方たちの現地からの話題が、今年は2日間にわたり上下で報告され、しかも顔写真付きです。

こういう方たちが記事を書いていらっしゃるのかと興味を持って読みました。
支局長さんはもっと年配の方が多いのかと思っていましたが、意外と若そうな方が多かったのも印象的でした。

アメリカでお金がきりぎりの生活をしている人は、お店に商品を取り置いてもらい、少しずつ代金を払い、全部払い終わって初めて品物を受け取るという方法があるのだそうです。

「せめてクリスマスには子どもたちにいい思いをさせたい」と、店のカウンターでそういったお父さんやお母さんが、財布の中身を見ながら支払額を迷います。

すると、見知らぬ人が「私が払うから」と申し出て支払い、名前も名乗らずに去っていくという出来事が起きているのだそうです。

「複数の州で出没しているから、1人だけではないらしい。額も50ドルから。200ドルを超えることも。米国版「タイガーマスク現象」ともいえる」  と書かれていました。

そういう人助けの方法もあるのですね。


「人助け」で見てみたところ、

「津波で孤立、引きこもりが人助け - goo ニュース」という記事がありました。
(http://news.goo.ne.jp/topstories/life/729/864b0f82cb843e0b1bf4c68d24b0caba.html?fr=RSS参照)

引きこもりの人たち向けのデイケアを行っていたクリニック(宮城県石巻市)が、震災の津波で孤立し、

近所から避難したきた20名を、職員3名(1名は臨月の女性)とともに引きこもりだった人たちが助け、

おかげで4日間後に無事救助されたのだそうです。

毛布やレトルトのご飯を皆ですこしずつ分け合い、濡れた人に対応したりして、この経験で引きこもりが改善した人やボランティアを始められるようになった人もいる  ということでした。


今年は震災を始め、大変なニュースが多かった1年でした。

その一方、その影響で考え方を見直すという機会もあったように思います。


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