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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

黒川温泉1泊旅行①〔「別府ラクテンチ」・「日田おおやま梅まつり」編〕

2021年02月22日 | 旅行記

「九州で一番お気に入りの宿は?」と問われれば、私たち夫婦は、黒川温泉「月洸樹」。(もちろん、人それぞれです。)

昨年9月以来の再訪となります。(「月洸樹」は全棟離れの宿で、他の宿泊客と会うことはありません。)

メインは「月洸樹」でのんびりすることですが、せっかくなので、一度行ってみたかった「別府ラクテンチ」、翌日は、「日田おおやま梅まつり」に立ち寄ってきました。

 

「別府ラクテンチ」は冬期休園、3月から営業再開の予定でしたが、「2月下旬から週末に限り営業」と当月になって発表あり。10時の開園に合わせて出発しました。

別府湾SAで休憩です。

(本日、快晴。)

別府ICで下りると10分くらいで「別府ラクテンチ」です。

ラクテンチのシンボル的景色が見えてきました。

(妻撮影。メインゲート、ケーブルカーの線路、「フラワー観覧車」。)

メインゲートはケーブルカーの駅にもなっています。

(「ラクテンチ下駅」。)

別府ラクテンチの歴史は私たちの生まれる前にまで遡ります。

 昭和 4年(1929) 開業。同時にケーブルカー開通
 平成16年(2004) 二重式フラワー大観覧車、大吊橋登場
 平成29年(2017) 別府市イベント「湯~園地」が開催され、全国的に注目される
 平成31年(2019) 90周年を迎える

入園料、ケーブルカー往復乗車券、のりものフリーパスのセットを購入。

(3400円。そこそこします。)

別府ラクテンチの楽しみ方を予習しておきました。

 ・日本一の急勾配を登るケーブルカー(※現時点では「日本一」から「日本屈指」に変わっています。)
 ・日本で唯一の二重式観覧車
 ・あひるの競走と動物と触れ合う「ふれあい動物ランド」
 ・レトロな乗り物で遊ぶ
 ・別府湾を眼下に絶景を楽しむ
 ・たくさん遊んだ後は絶景温泉で癒されよう

(ネットより拝借。)

10時のケーブルカーに乗ります。

(「ドリーム号」。)

乗ってみると、確かにこの斜度はすごいです。スキーなら垂直に感じる勾配ではないでしょうか。

(降りてくる「メモリー号」。)

ラクテンチ駅に着くと、すぐに「フラワー観覧車」乗り場です。

(大吊橋から見たフラワー観覧車。)

日本で唯一の二重式観覧車「フラワー観覧車」、巨大な支柱の両側にスズランの花のような10個のゴンドラが付いている様は、まるで2輪の可憐な花のよう、、、ただ、満員の時、どうやって効率よく乗車・降車させるのかがイメージできません。(笑)

(乗車中。ゴンドラから向こうのもう❝1輪❞を見て。)

ゴンドラからは、別府の温泉街や別府湾の眺望がいいのはもちろんですが、山側も絶景です。

(ラクテンチの全景と、奥には東九州道の乙原橋までを一望。)

フラワー観覧車を降りて道なりに歩いていると、「あひるの競争」の建物があります。

(「選手交代」があるのですね。(笑))

1レース150円で参加できます。❝あひる使い❞のおじさんがレースを仕切りますが、猛ダッシュしていたあひるがゴール手前でピタッと立ち止まったり、エンターテイメント性もあって、見ているだけでも面白い。

動物コーナーを歩いて次のアトラクションに向かいますが、ちょっとした動物園並み。規模こそ小さいですが、展示の工夫が面白い。

(テナガザル。他には、フラミンゴ、ミーアキャットなど。「ふれあい動物ランド」は現在中止中。)

ほとんどが「レトロな乗り物」ですが、新アトラクションも投入されています。

こちら「空とぶぞうさん」がそれ。

(周りのアトラクションに比べて、圧倒的にピカピカです。(笑))

フリーパスをフルに使って、点検中で今日は動いていないジェットコースター以外は全種類乗っておきました。(笑)

上の写真の乗り物の解説&感想を。

 ・「サイクルモノレール」:絶景を楽しみながらのんびりと。(相棒が漕がないとそこそこ重い。)
 ・「ウォーターパレード」:小さくてもスプラッシュ感あり。(トンネルから出ると間もなくスプラッシュ!)
 ・「空とぶぞうさん」:ちょっと恥ずかしい。(笑)
 ・「アストロファイター」:上下させるグリップのゴムがちょっとワキ気味。(笑)
 ・「ジャンプライド」:バイクに乗っている気分で大人でもその気になれる。(子どもにガン見されましたが。(笑))

ジェットコースターが点検中だったのは残念でしたが、他のアトラクションで大人でも十分楽しめますよ。

 

次は、絶景を楽しむ、です。

(「展望テラス」から「ラクテンチ」の巨大文字をズーム。)

「絶景の湯」の前から、大吊橋とフラワー観覧車の展望。

(大吊橋の下の❝谷❞には桜の樹がいっぱい。季節には別府の桜の名所になるそうです。)

絶景スポットのおススメは、この「バーベキュー場」からの景色。

(今日は誰もいませんが、270度のパノラマが広がります。)

ここからは別府湾が一望できます。

(この方角だけでなく、パノラマで見渡せます。)

こちらはちょっと❝通な❞景色ですが、桜の樹でいっぱいの❝谷❞を自動で走る「リモコンカート」から見上げたところ。

(フラワー観覧車が動いています。)

枝垂れ梅が咲いていました。

(枝垂れ梅越しのフラワー観覧車。どこにいてもフラワー観覧車を探してしまいます。)

そして、遊んだ後の最後のお楽しみは、温泉に浸かる、です。この「絶景の湯」は入園者は無料。(私たちは入りませんでしたが。)

(東屋は足湯です。)

園内にはプールもありますが(もちろん夏期営業、別料金)、天然の湧き水で、かなり冷たいらしいです。

(ウォータースライダーもあって、結構本格的なプールでした。)

園内のその他のスポットです。

宮崎の「鵜戸神宮」の運玉のような「愛情占い」。

(写真左下にハートの穴があります。難易度高いと思います。(笑))

地元の神社「乙原稲荷大明神」。

食事処は3ヶ所(もっとあったかも)。私たちがランチを食べたレストラン「なしか!」。

(「なしか」は大分弁で確か「なんでだ」。トンカツ定食ととり天定食。揚げ立てで美味しかったぁ~。)

私たち夫婦は、フラワー観覧車に乗りたくてラクテンチに来たようなものですが、結局3回乗りました。(笑) そのフラワー観覧車乗り場の近くにある軽食スポットで最後にソフトクリームを。

(このソフトクリーム、侮るなかれ、かなりのレベルです。)

お土産物屋さんもあります。

(今話題の(?)、別府名物「ソーシャルディスタンス饅頭」と「3蜜だんご」。ソーシャルD饅頭は12個入りの箱に6個、びっくりです。(笑))

 

最初は私たち夫婦だけでちょっと恥ずかしかったですが、1時間もしないうちに家族連れがほど良い感じで来園してきて、恥ずかしさも消し飛んでラクテンチを満喫しました。

13時半、黒川温泉「月洸樹」へ向かうため、「別府ラクテンチ」を出発。

 

「黒川温泉処 月洸樹」のことは、〔「黒川温泉御処 月洸樹」編〕で。

 

翌日、「月洸樹」をチェックアウトして、そのまま帰路でも良かったのですが、梅の季節ですので、ちょうど開催中の「日田おおやま梅まつり」に寄って行きます。

(ポスター。写真は昨年のフォトコンテストの入賞作品。)

ポスターにある通り、会場は2ヶ所あって、まずは「ふるや台梅園」へ。

まだまだ「咲き始め」から「二分咲き」ってところで、こちらの会場には誰もいません。(笑)

多分、この景色が、「ふるや台梅園」の一番の景色ではないでしょうか。

(一面梅の樹。満開になったらきれいだろうなぁ。)

妻がそこそこ咲いている紅梅の写真を撮りました。

(奥の山々とのコントラストがきれいです。)

車で5分程移動して、「おおくぼ台梅園」へ。

こちらはちょっとした会場(出店)と臨時駐車場ができていて、観梅客もそこそこいます。

(「奥日田温泉 うめひびき」の「あさもやテラス」から見た「響渓谷」が梅園の向こうに見えます。右側は令和2年7月豪雨で崩落。)

「おおくぼ台梅園」の梅は咲いています。

少し散策してみます。

昨年亡くなられた台湾の李登輝さんの書になる碑が梅園に建っています。

「なぜここに李登輝さんの碑が?」と、経緯が気になり調べてみました。

旧大山町長の三笘氏は、2004年11月、町民約20人と台湾の温泉観光地「烏来郷」を訪れ、大山町長と烏来郷長名で友好交流宣言に調印。「ひびきの郷」(現「うめひびき」)を経営する第3セクター「おおやま夢工房」の社長でもある三笘氏は、親日家の李氏に記念揮ごうを依頼、2005年6月、「真実自然」の書が贈られてきた、、、が、地元から、「調印は町議会議決を経ておらず、市有地への建立はおかしい」との指摘があり、市は、調査の結果「私的な訪問・調印」と判断し、現在の私有地に移設された。

、、、野暮な話でした。(笑)

少しだけ散策した後、出発です。

どこに向かうかと言うと、「月洸樹」がチェックアウトの際に持たせてくれるハンバーガーを景色のいい所で食べようと、妻の発案で、昨年9月に訪れた「伐株山」へ。

道中、その時の旅行で訪れた「慈恩の滝」に立ち寄ります。

(やはり❝裏❞には立入禁止のまま。)

上段の滝をズームしてみました。

(なかなかの迫力です。)

「慈恩の滝」は年末年始の旅行で「ゆふいんの森」号から雪景色を見ましたが、早春のみずみずしさもいいですね。

隣接している「道の駅 慈恩の滝くす」でお土産を購入。

30分程走って、「伐株山」に到着です。

駐車場からすぐの東屋からの景色。めざすは、広場奥の方に見える黒い建物「KIRIKABU HOUSE 展望休憩舎」です。

気持ちのいい風に吹かれながら数分歩いて、「KIRIKABU HOUSE」に到着。

(今日は「もりフードトラック」も営業中。)

ちょうどテーブルが空いたので、待つことなく中に入ることができました。

(ちなみに、土足禁止です。)

「月洸樹」のチェックアウトの際に持たせてもらった、名物のハンバーガー。

遅めのランチとなりました。

(もっちりしたパン、和牛のパテ、みずみずしい野菜など、美味しい!)

ごちそうさまでした!

食後は絶景をしばし楽しみます。

(「伐株」(切り株)だけに360度のパノラマ。みなさん、弁当を広げたりして思い思いに楽しんでいます。)

伐株山を下山して、「帰路の道中かなぁ」と思って立ち寄ったのは、八女の「谷川梅林」。伐株山から1時間は走ったでしょうか、帰り道としては遠回りだったかもしれません。(笑)

谷川梅林も例年は観梅のイベントをやっているのですが、今年は中止。

30000本と言われる谷川梅林の一番の展望スポットは分からず、きれいな梅畑の脇に一瞬駐車して写真を撮りました。

(日田よりもよく咲いています。)

ここまで来たら「道の駅 たちばな」に寄って、例のソフトクリームを。

昨年秋に食べて美味しかったソフトクリームを再びということで。(笑)

(西日本道の駅のソフトクリーム総選挙で優勝!)

「塩八女茶バニラ」と「塩八女茶抹茶」を。

(美味しゅうございました。)

これにて今回の一泊旅行は終了。

福岡に帰った頃、ちょうど陽が沈むところでした。

お天気にも恵まれ、今回も思い出に残る旅となりました。

写メには写っていませんが、道中は至る所で菜の花が咲いていました。春はそこまで来ています。

次の旅は、もう桜の季節でしょうか。

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