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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

黒川温泉1泊旅行②(完)〔「黒川温泉御処 月洸樹」編〕

2021年02月23日 | 旅行記

昨年9月以来の、黒川温泉「月洸樹」への再訪です。

(道中の山の中の道脇にはまだ雪が残っていました。)

前回泊まった離れは「有明」。今回は「風待」にしました。

(右下「門」から「佳月」に向かって高台になっています。)

「風待」は「有明」よりも高台にあり、開けている方角も逆です。

「本館」前からカートで「風待」のアプローチまで送ってもらいます。

(「夢見」・「十六夜」・「佳月」、「天空」(貸切風呂)と順に高台に向かっています。)

「風待」へ入ります。

(専用アプローチ、いい風情です。)

「風待」に備え付けの❝説明書❞。

(設備のことなどが丁寧に書かれています。)

宿の方に一通り部屋の説明を聞いて、お茶とお菓子で一服。

食事のことなどを相談して、今回は、この囲炉裏端で夕食・朝食をいただくことにしました。(前回は、レストランにしました。)

部屋の景色です。

玄関に入った所に立って見える景色。

(上は、大きな梁が入り組んでいる吹き抜けです。)

リビングのテレビの前からベッドルームの方を見た景色。

ウッドデッキ側の壁とベッドルームの間に洗面所等へ続く通路があります。

(この床にも床暖房が入っています。)

洗面所。

(天然石をくり抜いた洗面ボールが2つ。)

内風呂。(源泉かけ流し。)

(総檜作りの浴槽は2、3人は入れる大きさ。檜の肌触りが最高です。)

一番のお楽しみのウッドデッキの露天風呂。

(かなり大きいです。4人が手足を伸ばしても余裕だと思います。)

8棟の離れの内風呂・露天風呂にこれだけの源泉をかけ流しにできる湯量、かなりの湧出量ではないでしょうか。

ウッドデッキからの眺望。手前の屋根以外は自然しかない、大パノラマ。

(「風待」という名ですが、滞在中ずっと風が吹いていました。)

一通り部屋のことが分かったので、前回と同じく、貸切露天風呂「天空」へ。

(静かです。風の音と、温泉の流れる音、それだけです。)

前回は気付かなかったのですが、眼下に棚田が広がっていました。

(木々のコントラストも美しいです。)

「天空」を出たら、散歩がてら遠回りをして部屋に帰ります。

(散策路は共用部分なのですが、人の気配がしないのがいいですね。)

17時半頃でしょうか、そろそろ陽が沈みます。

(散策路にて。)

「風待」の露天風呂で夕日を眺めながら、夕食前のもう一風呂。

さて、夕食の時刻となりました。

食事の内容は前回とそんなに変わりはありませんが、レストランから部屋食にすると、がらりと雰囲気が変わります。

お品書き。

飲み物は、まずはビールから、、、部屋の冷蔵庫のビール(無料)を。(笑)

(月洸樹オリジナルビール。前回こんなのあったかな。)

■先附け:豆乳餅揚げ出し(葛あん、山葵)
■酒肴:茶振り海鼠(林檎酢)、蛸柔らか煮(こごみ、芽きゃべつ)、一寸豆・手毬寿司・裏白椎茸・鳥肝チーズ寄せ

■椀盛:清汁仕立て~蛤新丈、梅花白玉、若布、竹の子、独活(うど)

■割鮮:天草の雅鯛、伊勢海老、烏賊、中とろ、熊本の馬刺し

この刺身盛りが登場した時点で日本酒にチェンジ。日本酒も月洸樹オリジナルがありましたので、辛口の純米大吟醸を注文。

(レストランの厨房から「風待」までは距離がありますが、料理もお酒も実にタイミングよく出てきます。)

馬刺しは❝おかわり❞OKでしたので、お願いしました。

(日本酒が合う!)

■温物:天草大王地鶏の沢煮仕立て、季節野菜

(柚子胡椒を添えて。)

温物は2種から選ぶことができます。妻は、小国大根の含め煮(蕗みそ、ぜんまい、人参、長蕗)を。

■焼物:山女魚塩焼き、山菜天ぷら

(背骨はカリカリに揚げられていますので、余すところなく食べることができます。)

焼物は3種から選ぶことができます。妻は山女魚の唐揚げを。あと1種は鰆西京焼き。前回も2人とも山女魚を選びましたので、次の機会には絶対に鰆西京焼きです。(笑)

■強肴:炭火焼き~豊後牛、肥後赤牛、焼野菜

ここで囲炉裏を使います。

(肉は、ジャポネソース、ポン酢、岩塩でいただきます。)

肉も馬刺し同様、❝おかわり❞OKですので、一人前だけおかわりしました。

■食事:小国米ひのひかり
■止椀:赤出汁仕立て、伊勢海老

■デザート:月洸樹オリジナル大吟醸ショコラ、バニラアイス、苺のジュレ、焙じ茶プリン

(この月洸樹オリジナルショコラも販売しています。(笑))

部屋食にしましたが、レストランで食べているのと変わらないサーブのタイミング。盛り付けも全く崩れておらず、「一体どうやって運んでいるのだろう?」という疑問が。(笑)

妻と「部屋食もいいね。」と意見が一致。次の機会があれば、また部屋食にしようかと思います。

ごちそうさまでした。今回も大満足の夕食でした。

 

少しお腹がこなれた頃に温泉に浸かって、夜空に浮かぶ月を眺めながらリラックス。就寝。

 

翌朝です。

目覚めの温泉。

(夜露でウッドデッキは濡れていました。)

今日もいい天気です。向こうの方の山々も見えてきました。

朝食も部屋食。

小鉢、小鍋、サラダなど、地元の旬の食材がずらりと並びます。

そして、朝食も囲炉裏を使います。

焼物は、ナス、硬豆腐の田楽、甘塩サーモン、オリジナルソーセージ、厚切りベーコン。

(豆腐には白味噌or赤味噌を塗って田楽に。)

炭火で焼くと、食欲をそそる美味しさに焼き上がります。

(朝食は食材の❝おかわり❞はありません。(笑))

前回もそうでしたが、月洸樹では、夕食と朝食でお米を使い分けています。朝食は、小国米あきげしき。

デザートは、小国ジャージーヨーグルトにラズベリーや季節のフルーツが何種類も。

朝食も美味しかったぁ。ごちそうさまでした。

 

もちろん、この後もチェックアウトまで温泉三昧。

(完全に太陽が昇って明るくなりました。)

ウッドデッキから見える向こうの山々も更にクリアになってきました。

チェックアウトまではあと2時間ほど。豆から挽いてコーヒーを楽しんだり、最後まで温泉に浸かって、味わうように残る時間を過ごしました。

 

チェックアウトは、感染予防のため、本館フロントで宿泊客が会わないように、連絡が入ってからカートで迎えに来てくれます。

前回と同じく、チェックアウトの時に名物の手作りハンバーガーを持たせてもらって、出発です。

「月洸樹」、今回もやはり最高でした。

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