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青森県4泊周遊旅行⑤〔「界 津軽」連泊中日、4日目プチ観光(田舎館村、黒石)編〕

2024年09月05日 | 旅行記

青森県周遊の旅4日目は「界 津軽」連泊の中日となります。朝食後、温泉に浸かりに行ったり部屋でのんびりしたり。お昼前になりましたので、昼食も兼ねてプチ観光に出かけます。今日の予定はこうなっています。

(田んぼアートの鑑賞と黒石で昼食。)

この当初のプランに、昨日の夕食の時に宿の人に教えてもらった情報をプラスして、プチ観光を楽しみたいと思います。まずは、大鰐温泉駅に立ち寄ります。

(JR奥羽本線の大鰐温泉駅。)

大鰐だけに「ワニ」だと思いますが、駅前にスキー板を担いだ大きなワニキャラがいます。

(「あじゃりん」と書いてあります。五能線の木造駅の「しゃこちゃん」のようなキャラ名の由来を知りたいところですが、特に情報がありません。(笑))

その代わりと言っては何ですが、大鰐町の町名の由来を説明する案内板がありました。

(「駅名の由来」とありますが、読んでみると完全に町名の由来です。(笑) 昔は「大阿傘(おおあに)」と書いていたが、これはアイヌ語の「アネ」(=森林のある谷間)から来ているとか、この地の古寺「大安国(おおあに)寺」にちなんでいるとか書かれています。)

「あじゃりん」の隣の❝建物❞は足湯です。

(「津軽の奥座敷 大鰐温泉」、「駅前おもてなし足湯」という案内書きが見えます。屋根に雪の滑り止めが付いているあたり、さすが雪国です。)

妻が駅舎の中にあった観光案内パンフを取って来てくれました。

(大鰐町の特産品の紹介。筆頭はもちろん「大鰐温泉もやし」。)

駅前の見るべき所はこんな感じですが、大鰐温泉駅の隣にもう一つの駅がありました。

(なかなかの風格。こちらは弘南鉄道の「大鰐駅」。現役だと思います。)

駅前の駐車場から車庫入りしているらしき車両が見えました。

(おそらく弘南鉄道の列車だと思います。りんごのラッピング。シブいです。(笑))

駅前には道の駅ならぬ「湯の駅 鰐come(ワニカム)」があって、地元の物産の販売店舗や大鰐温泉もやしを使ったラーメンを出す食事処、そして、大鰐温泉の外湯施設が入っています。なかなか魅力的なスポットなので、明日「界 津軽」をチェックアウトした後に立ち寄ってみようということになりました。

それでは先に進みます。次は「田んぼアート」を観に行きます。場所は「田舎館村」(いなかだて)で、第1会場と第2会場があります。まずは第1会場「田舎館村展望台」へ。車で15分程走って到着。

(「田舎館城」とあります。どういうことでしょうか。)

何とここは田舎館村役場のようです。

(雰囲気あり過ぎ。(笑))

驚くのはこの役場の建物。

(確かにこれは「田舎館城」と言えそうです。)

田舎館村、やりますね。この振り切った感じ、大好きです。(笑) 役場の❝城❞の天守閣から田んぼアートを見るのかと思ったら、展望台は同じ敷地内にある「文化会館」のようです。

(同じ敷地どころか、役場の建物の一画が文化会館のようです。ということは、城に登るということですね。(笑))

田んぼアートは数種類の稲穂で描く絵画ですので期間限定。事前にサイトで確認したところではそろそろ終了時期のようですが、常設であろうこの「ようこそ 田んぼアートの村 田舎館へ」の碑に村の気合を感じます。

(米粒が素敵。(笑))

建物に入った所に食券販売機のようなチケット販売機があります。観覧料金は300円。入館すると、ロビーにこれまでの田んぼアートを使ったポスターがいくつも貼られています。

(マジですか、このクオリティー。すごっ。)

さっそくエレベーターで展望フロアに上がってテラスに出てみます。今年の第1会場の田んぼアートの題材はこちら。

(北斎の名作「神奈川沖浪裏」と新千円札の「北里柴三郎」さん。)

こちらが実際の作品です。

(結構見頃を過ぎていますが何とかまだ雰囲気は感じることができます。チケット売場前にはピークを過ぎている旨、きちんと表示されていました。)

講堂のような大部屋ではこれまでの作品の写真と、田んぼアートの描き方について説明パネルが展示されています。

(田んぼアートに使っている稲は現在9種類。当然ですが全て各品種の自然の色。)

そして描き方は、妻と一緒に驚きましたが、測量して稲を植えていくそうです。

(田んぼアートにかける執念すら感じます。)

田んぼアートの初期からの作品が順番に展示されていますので、その変遷が分かりますが、クオリティーが年々向上していることが良く分かります。初期の「モナリザ」は絵で言えばベタ塗りで「モナリザ?」みたいな感じでしたが、再挑戦としてかなり後年に描いた「リベンジモナリザ」はもはやルーブル級。(笑) 田舎館村の田んぼアート、見頃の時に必見です。

(ネットより拝借。19年後のリベンジ。)

田んぼアートのポスターだけでなく、見応えのある?ポスターも数多くありました。

(こんなポスターもありました。ここは青森県なのですが、「秋田犬の里」大館市のPRポスター。日本犬、いいですねぇ。)

これもポスター。田んぼアートの派生形でしょうか「石アート」。

(これから行く第2会場にあるようです。)

第1会場を出発して第2会場「弥生の里展望所」へ向かいますが、途中、弘南鉄道「田舎館駅」に立ち寄ります。

(田舎館駅。シブい、シブすぎる。(笑))

無人駅ですのでホームにも出ることができます。

(この旅の間、まだ走っている鉄道に出会ったことがありません。)

ホーム側から駅舎内へ。

(駅舎は古いですが、掃除はしっかりされています。)

田舎館駅に立ち寄ってみたかったのは、この駅舎内のアートを観たかったから。

(弘南鉄道が地元のアーティストGOMAさんに駅舎内の装飾を依頼。この作品には、地元の子どもたちやお年寄りの成長・安全を見守るという願いを込めて「目」のイラストを印象的に、また、駅を訪れた人を温かく包み込むようにと、可愛らしい花や動物が描かれています、とのことです。)

記念に田舎館駅の時刻表も撮っておきます。

(1時間に1本ペースで安定的です。)

そして、駅舎内にこのアニメのポスターが貼られていました。

(ご当地平川市・弘前市のりんご農家が舞台のアニメ「じいさんばあさん若返る」。長年りんごの樹を愛情いっぱいにお世話してきた老夫婦が、ある日「金色のりんご」が枝に生っているのを見付けたので食べてみると、何と20代に若返った。話し方や人格は老夫婦のまま、息子夫婦や孫たちも巻き込んでのほんわかした日常(非日常?)が描かれているアニメです。と詳しいのは私も観ていましたので。(笑))

第2会場「弥生の里展望所」に到着です。

(広大な駐車場に車が3台とバイクが1台。(笑))

第2会場の横を弘南鉄道が走っていますが、何と駅名が「田んぼアート駅」。(笑)

(駐車場横が駅。田んぼアート駅と岩木山。田園風景です。)

第2会場も観覧料金は300円。エレベーターで展望フロアに上がると、「おおっ~」と声が出ました。

(ピークは過ぎていますが、「じいさんばあさん若返る」をバッチリ見ることができます。じいさんばあさんが金色のりんごを持っています。(笑) 赤いりんごはツヤまで表現されています。実際に見ると、周囲の景色も視界に入りますので、この絵のサイズ感を実感できて「おおっ~」となります。)

そして、展望フロアを一周しながらいろいろな方向を見ていると、これもありました。第1会場の館内のポスターで見た「石アート」。

(棟方志功さんの笑顔。遠くには岩木山。お見事!)

いいアートを見せてもらいました。この後、展望所を降りて地上で今見てきたアートを間近で見てみました。

(何となく分かります。それにしてもカラフルな稲です。)

石アートの方も見てみました。

(普通の小石を敷き詰めて描かれていることを目の当たりにすると、気の遠くなるような作業が想像できて、妻とともに「ひぇ~」。)

田んぼアートと石アートを堪能して駐車場に向かって歩いていると、ついに走っている鉄道と出会いました。

(弘南鉄道。田んぼアート駅を発車したところだと思います。のどかです。(笑))

さて、次は黒石市に向かいます。

(「黒石駅」は弘南鉄道の終点(弘南線)。)

見所は「中町伝統的建造物群保存地区」の街並みです。ちょうどいい所に駐車場もありますので、そちらに車を入れて少し街歩きを。

(駐車場前にあるレトロ感いっぱいの消防施設は「黒石市消防団第3分団1班」の建物で現役です。)

こちらが保存地区の「中町こみせ通り」。

(「日本の道百選」選定。大きな杉玉がある造り酒屋や蔵、重要文化財「高橋家住宅」などが立ち並びます。)

保存地区の説明板です。

(「中町は、明暦2年(1656)に黒石領が成立した後、初代藩主・津軽信英(のぶふさ)によって形成された町です。中町の通りは、北は青森、南は弘前方面へと繋がっていたことから交通の要所として栄えました。」とあります。)

説明板には一見して分かる通りの特徴「こみせ」についても記述があります。「中町の特色は、商家主屋の道路側に『こみせ』と呼ばれる木製の庇(ひさし)が設けられているところです。」とあり、最盛期には「こみせ」が連なる街並みが約4.8kmもの長さに及んでいたそうです。

現在、中町こみせ通りの活性化や観光の中心的役割を担っているのがここ「津軽黒石こみせ駅」。

(当地で長年商売を続けてきた商家が土地を売却せざるを得なくなったため、市民が協力してその土地と建物を取得し、その後「こみせ駅」という名称で、津軽三味線の生演奏、みやげ物販売、蔵を利用した多目的ホール運営など様々な活動をしているとのこと。)

事前リサーチ済みですが、今日の昼食は軽めにしておこうと思い、ご当地のB級グルメ「黒石つゆやきそば」を「こみせ駅」の食事処で。

(想定外のことが2つ。①お客さんが誰もいない(そう言えば街並みも歩いている人がいなかった)、②食事処と津軽三味線生演奏の舞台が一緒になってる。)

津軽三味線の生演奏は1日2回で、午前が11時から、午後が14時から(30分程度)。現在13時半過ぎ、食事をしている最中に生演奏が始まってしまうかもしれませんので、お店の人に「食べながら生演奏を聴いても大丈夫ですか?」と訊いてみると、何の問題もないようです。(笑) ということで、こちらを注文。

(お店の名前は「こみせ庵」。焼きそばをつゆに浸している斬新な料理ですので、ここは安全策で、「黒石つゆやきそば」と「黒石やきそば」を1つずつ。麺にも特徴があるようで、太平麺を使っていますと書かれています。)

焼きそばが出てくるのを待っている間に物産販売のコーナーを見てみます。

(「黒石の地酒」の文字に吸い寄せられて。(笑))

どんな地酒があるのか、、、。

(「菊乃井」は聞いたことがありますが、飲んだことはないような。一番右の「稲村屋文四郎」、これは鮮明に覚えています。九州勤務時代、お世話になった方が青森から取り寄せた一本を飲み会に持って来てくれました。「美味しかったなぁ。」と懐かしい気持ちになりました。)

「黒石つゆやきそば」と「黒石やきそば」、出てきました。

(想像通りのビジュアルです。(笑) 食べた感想は、「つゆに浸さなくてもいいんじゃないかな。」って思いました。(笑) ウスターソースの味なのか、麺の存在感なのか、つゆがあってもなくても同じ味に感じました。)

「黒石つゆやきそば」は、実は、昭和30年代後半、学校帰りの子どもたちに、冷めた焼きそばの上に温かいそばつゆをかけて食べさせたのがルーツで、斬新なのではなく、歴史あるご当地グルメ。お土産としても販売中です。

(パッケージの左上に「B-1グランプリ」とあります。つゆがあってもなくても一緒なんて言ってすみませんでした。(笑))

焼きそばですので食べるのにさほど時間はかからず、生演奏スタート前に食べ終わりました。そして、昨日の「津軽ねぷた村」、「界 津軽」のご当地楽での生演奏に続き、この旅3度目の津軽三味線生演奏の鑑賞です。

(演奏者は成田建男(たつお)さん。)

聴衆は私たち夫婦と女性がお一人の計3人。女性は曲の切れ目で「バスの時間がありますので、途中で失礼します。素晴らしい演奏でした。」と言って退席。私たちだけになりました。(笑) 

成田さん、フレンドリーな方で曲間にお話もできました。津軽弁に苦戦しながらもやり取り。

 成:板柳町から来ましたが、板柳町って知ってる?
 私:いえ、、、。
 成:元小結高見盛(現振分親方)や陸上の福士加代子さんの出身地なんだよね。
 私:あっ、そのお二人なら知っています。福士さんは五所川原のご出身だと思っていました。
   (※板柳町は五所川原市の南、黒石市の北に位置している。)
 成:青森いろいろ回った?
 私:実は今日で4日目で、津軽半島や下北半島にも行って来ました。
 成:仏ヶ浦や恐山、行った?
 私:はい。尻屋崎の灯台も見て来ました。
 成:えっ!! すごいね。

そんな成田さん、実は「津軽三味線世界大会」のシニアの部の優勝者です。

(ご本人は何もおっしゃらなかったので、後でネットで調べるとヒットしました。)

そして、会話の中で驚きの事実が判明。

 成:どこに泊まってるの?
 私:大鰐温泉の「界 津軽」に昨日から泊まっています。
 成:えっ! 俺、今晩「界」で弾くんだよね。(笑)
 私・妻:今晩もライブ演奏聴きに行きますので、楽しみにしています!

ということで、夜も成田建男さんの演奏を聴くことができることになりました。(笑)

昨日「津軽ねぷた村」でねぶた・ねぷたの4大祭りの違いを勉強しましたが、「津軽黒石こみせ駅」の店内に「黒石ねぷた」のポスターがありました。

(ここも既に終わっています。)

お隣には、先程の生演奏でも披露された「黒石よされ」のポスター。

(いわゆる「流し踊り」のお祭りですね。「日本三大流し踊り」という❝三大もの❞があるようで、ある説では、富山「おわら風の盆」・徳島「阿波おどり」・山形「花笠まつり」、別の説では、徳島「阿波おどり」、岐阜「郡上おどり」、青森「黒石よされ」ということで、「黒石よされ」も数えられています。)

中町伝統的建造物群保存地区、「中町こみせ通り」とてもいい所でした。近くに人気の観光地弘前市があるためか黒石では観光客をほとんど見かけず、私たちが滞在した1時間少々の間に出会ったのは生演奏で同席した女性1人くらい。「こみせ」の風情を一番感じられる雪の季節がご当地の観光シーズンなのかもしれません。

さて、これでプチ観光は終了なのですが、オプションをひとつ追加します。昨日の夕食時に宿の人が教えてくれた情報「弘前で一番美味しいアップルパイのお店『アンジェリック』」を訪ねてアップルパイを買う、です。プチ観光に出かける前に宿で調べてみて分かったことですが、「アンジェリック」は店名が変更され「グランメルシー」になっているとのこと。黒石から宿への帰路としてはちょっと大回りになりますが、立ち寄ります。

(こちらが「アンジェリック」改め「グランメルシー」。)

事前に調べた時のもう一つの情報「アップルパイは午前中には売り切れる」が気になるところですが、アップルパイがなくても他のケーキなどを買って帰ろうということで店内へ。

(アップルパイ、ありました! しかも結構あります。(笑))

445円のアップルパイを4つ購入。ミッションコンプリートの達成感と評判のアップルパイを食べる楽しみに包まれて宿へ戻ります。

(道中、岩木山がこの旅一番の美しさを見せてくれていました。)

部屋に戻ってさっそくアップルパイを拝見。

(紙コップにはロビーのドリンクコーナーで汲んできたりんごジュース。)

夕食までにまだ時間がありますので、1つ食べてみました。美味しい! リンゴが美味しいことやパイのサクサク感はもちろん、甘さと酸味のバランスが絶妙なのと、重さが全くなく軽くイケる感じです。いい情報を教えていただきました。あと3つは家に持って帰ることにします。

この後もゆっくり過ごして、本日の夕食時刻となりました。今日の献立。

最後の夕食ですので、今日は「日本酒飲み比べセット」を。

(「八仙」、「こみせ」、「豊盃」。八仙はロビーのドリンクコーナーにもありますが、同じ物かどうか分かりません。こみせは先程訪れた「津軽黒石こみせ駅」でも売っていた地酒。豊盃はご存知全国区の銘酒。どれも絶品でございます。)

ちなみに妻は「八鶴 んめ~梅酒 リキュール」のソーダ割。長かった旅も早いもので最後の夕食。乾杯してスタートです。

■先付け:焼き胡麻豆腐、雲丹

(なるほど、胡麻豆腐を焼くとこうなるのか。日本酒のいい肴になります。)

■煮物椀:焼穴子と牛蒡の信田巻き

(すまし汁もいい出汁が出ています。それにしてもこの器は年代物なのか古いだけなのか。手にした感じは軽くてしっくりくるので良い器のように思いますが。)

■宝楽盛り:八寸、お造り

(今日は昨日の桶と違ってお盆で。)

 ・八寸:山くらげの胡麻よごし、厚焼き玉子、鴨山椒鋳込み、うざく、カリフラワーすり流し、甘鯛の南蛮酢、季節の小袖寿司、蛸さくら煮
 ・お造り:大間の鮪、サーモン、甘海老

■揚げ物:帆立挟み揚げ、じゃが芋の変わり揚げ、野菜天婦羅

(帆立の挟み揚げは、ホタテを半生干しにしてたたみいわしで挟んであるように感じました。旨味の二乗で、これまた酒が進みます。)

■蓋物:宝きび餅

(きび餅、初めて聞く料理名です。どんな味だったか、食感だったか、既に忘れてしまいました。)

■焼き物:牛の吉野仕立て

(出汁が葛餡になっています。今日は大鰐温泉もやしは入っていません。(笑))

■食事:長芋の土鍋ご飯、留椀、香の物

(切った長芋も入っていますが、隠し味・隠し食感で素揚げして細かく刻んだ長芋も入っているそうです。土鍋は昨日と同じ、岩木山をイメージしたもの。)

本日の香の物はべったら漬け。

(べったら漬け、大好きです。りんごの器だったら完璧でした。(笑))

仕上げのセットが整いました。

(2つのカラフルな小鉢が添えられています。左の塩昆布は長芋ご飯に。右のニンニク味噌は牛の吉野仕立てにちょいとのせて。)

■甘味:黒胡麻のティラミス

(胡麻の香りがティラミスにとても合います。)

コースはこれで終了。今日の担当の方は昨晩と違う人だったので、「グランメルシー(アンジェリック)」のアップルパイの件のご報告はできず。ごちそうさまでした。

さて、一旦部屋に戻って一息ついてから、今晩も「ご当地楽」の津軽三味線生演奏を聴きにロビーへ。成田さんと目が合うのも恥ずかしいので、自然体で後ろの方で観ていました。

(成田建男さん、登場。口上を述べておられますが、昼よりもかなり真面目バージョン。でも、❝ネタ❞(板柳町の有名人ネタ)が一緒でした。(笑))

今晩は宿のスタッフも含めて演奏者は昨晩とは全員違う人。本日デビューの方は途中で1曲だけ登場されました。センターの宿の方は、素人の私の目にはかなりの上級者に映りました。

(その理由は、バチを持つ右手の稼働幅と力強さが成田さんに近いことと、(難しい曲でも)手を休める所がほとんどなかったので。棹を上下するの左手についてもノールックの時が多かったです。)

今晩のご当地楽を含めれば、津軽三味線の生演奏を聴くこと4度という機会に恵まれました。マイクもなしで腹に響いてくる津軽三味線の力強さ、いいものですねぇ。一日の〆は温泉にゆっくり浸かって。

翌朝。4泊5日の長かった旅も最終日です。

(最終日も快晴。)

今朝も8時半に朝ご飯です。

(昨日の朝と結構変化を付けています。)

今朝も大きなお盆で出てきます。

(津軽びいどろの器は今朝も同じく。)

そして今朝の味噌汁の具は、1日目に通り過ぎた津軽半島の「十三湖」のしじみ。

(「十三湖」名物のしじみ、数個ですが食べることができました。日頃目にするしじみよりもちょっと大ぶりかな。味噌汁にもしじみのいい出汁が出ていて美味しかった。)

今朝の小鍋は鶏鍋。

(博多の鶏の水炊きを食べているような美味しさでした。)

ごちそうさまでした。「界 津軽」のチェックアウトは12時。温泉は11時までやっていますので、何度か浸かって最後まで温泉を楽しみました。今回の記事の〆は、「グランメルシー」のアップルパイを。(笑)

(美味しかったぁ~。)

いよいよ最終日、帰路便は19時半頃ですので、三沢空港に移動しながら最後の観光を楽しみます。

 

・・・・・青森県4泊周遊旅行⑥[完]〔5日目観光(大鰐温泉~十和田湖・奥入瀬~八戸)編〕へ続く。

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