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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

青森県4泊周遊旅行①〔到着~1日目観光(龍飛岬・津軽半島~五所川原)編〕

2024年08月30日 | 旅行記

2024年の夏休みの旅行は青森県周遊。東北はブログを始める前に何度か巡ったことはありますが、秋田・岩手・宮城・山形まで。(福島には秘湯めぐりで結構通っていました。)

(200X年代の頃、まだブログを始めていなかったので、旅に行くとこんな感じでフォトアルバムを作っていました。これはこれでとても良くて、今も折に触れて見ています。妻も私も若い。(笑))

ということで、今年の夏休みは私たち夫婦にとってほぼ未踏の地、青森県を旅することに。旅の準備(計画)は巡りたいスポットをリサーチしてGoogleマップに落とし込むことから。今回の主な旅程をプロットするとこんな感じになります。

(Googleマップ、ほんと便利です。いちいちカーナビにセットしなくても良いので旅の効率が格段にアップしました。ただし、Googleさんが時々不安になるような道を案内するのでドキドキしますが。(笑))

これをもとに日々のプランを立てるためにパワポに落とし込むのが私のやり方。今回の主な訪問地はこんな感じです。

(本当は青森県の西部・南西部、鰺ヶ沢や深浦といった、日本海沿いを走る人気の鉄道五能線のエリアも訪ねてみたかったのですが、日数が足りず今回は組み込めず。機会があれば「五能線の旅」として企画したいものです。)

今回の旅は、青森市内のホテルに2泊、弘前の南東部にある大鰐温泉郷エリアの「界 津軽」に2泊の計4泊5日の旅。長丁場ですが、2ヶ所での連泊なので、宿を渡り歩くしんどさはありません。楽しかった充実の旅を全6編で書いてみたいと思います。

 ① 到着~1日目観光(龍飛岬・津軽半島~五所川原)編
 ② 2日目観光(下北半島)編
 ③ 3日目観光(青森市、弘前市)編
 ④ 「界 津軽」編
 ⑤ 「界 津軽」連泊中日、4日目プチ観光(田舎館村、黒石)編
 ⑥ 5日目観光(大鰐温泉~十和田湖・奥入瀬~八戸)編

❝現地❞までは往復ともに空路利用で、羽田空港/三沢空港の往復。夏休み期間中の予約激戦期の羽田空港駐車場を今回も苦労して何とか確保できました。

(P2の予約車専用フロア。まだ朝の6時台だというのになかなかの混雑っぷりです。)

マイナー路線なのか、三沢空港行きのJALはバス利用でした。

(搭乗口からバスに乗車。「どこまで走るの?」というくらい走って駐機場に到着。毎度思うことですが、事前改札や優先搭乗の方ほどバスの奥にいるので、結局飛行機に乗り込むのは後回しになるというおかしな事象。JALもANAもなぜ改善しないのでしょうね。)

羽田空港7時50分発の朝一便で三沢空港へ。途中、鳥海山(多分)が眼下に見えました。

(以前東北を旅した時に雪の残る鳥海山に車で(途中まで)登ったことがあります。)

定刻通り三沢空港に到着。

(ねぶた風のこけしがお出迎え。右のこけしが米国の国旗のデザインになっているのは、ご当地が米軍三沢基地・航空自衛隊三沢基地でもあるからだと思います。半分とは言いませんが、結構な割合で米軍関係者らしき人が到着口から出てきて、その人たちを自衛隊の人が出迎えていました。)

レンタカーもスムースにピックアップでき、いよいよ1日目の旅に出発です。今日の旅程はこんな感じで、いきなり三沢空港から龍飛岬までのロングドライブから。

(三沢空港から龍飛岬までは約3時間のロングドライブ。ちょっと非効率にも思えますが、明日からの旅程を考えて初日に津軽半島を巡ることにしました。)

ロングドライブに備えて持参した「Bang & Olufsen」のスピーカーから、事前にAmazonミュージックで編集した昭和世代が盛り上がる(笑)音楽を流しながら快適に走っていると、ようやく標識に「龍飛」の文字が現れました。

(ご想像の通り、車が混むということは全くなく、お天気にも恵まれ、ドライブは快適そのもの。)

ほぼ龍飛岬に近付いてきました。

(最初「これは何だ?」と思いましたが、風力発電の風車の羽根ですね。)

最初の目的地は「青函トンネル記念館」。

(めちゃめちゃ広い駐車場に車が数台。)

記念館はその名の通り青函トンネル(海底240m、総延長53.85km)の資料館です。ロケーションとしては、津軽海峡の海底を貫く青函トンネルの本州側の基地がある所となります。

(「青函トンネル本州方基地龍飛」とあります。)

こちらが記念館の入り口。

(このローカル感、いい感じです。(笑))

よく分かりませんが、道の駅も兼ねているようで、スタンプ台がありました。

(「道の駅みんまや龍飛岬」。デザインは龍飛埼灯台とこれから乗車する体験坑道ツアーの「もぐら号」。)

ここのウリは何と言っても、海面下140mの世界を体験できる「体験坑道ツアー」で、入館券売り場の方が「次は12:20の発車となります。」と案内してくれました。ちょうどいいタイミングで来館したようです。展示室の見学の前になりますが、さっそくケーブルカー乗り場へ。

(私たち夫婦は坑道の体験ものが好きで(笑)、長崎県の「軍艦島」は上陸見学でしたが、同県の「池島」は実際に稼働していた坑道に入って行くことができるエキサイティングな「池島炭鉱坑内体験ツアー」で、両方ともに体験済み。)

富山の黒部ダムと同様、青函トンネルも映画化されていました。

(まぁ映画化されているとは思いましたが、高倉健さんと吉永小百合さんとは第一級作品ですね。)

体験坑道ツアーは「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」(通称:もぐら号)に乗って行きます。

(クラウドファンディングで改修されたそうです。)

坑道への出入口には「風門」があって、それが開くと潜行開始です。

(安全に関わるような突風が吹くってことでしょうか。)

潜行中。

(もぐら号は小ぢんまりとしています。20人も乗ったら満員かも。特等席は先頭のようで、ずっと動画を撮っている人がいました。景色は全く変わらないのですが。(笑))

斜度14度の斜坑を降りて行くこと7分、「体験坑道駅」に到着です。

(津軽半島は地上でも30度に達しない気温でしたが、ここはもっと涼しいです、、、が、超多湿です。(笑))

体験坑道ツアーは、現物の展示を見たり説明を聴きながら体験用の坑道をぐるっと一周して、もぐら号で地上に戻るコース。まずは一周するスタート地点まで移動します。

(海水が染み出ているのだと思いますが、とにかく濡れています。)

(こちら方面はツアーでは行きません。レールが敷かれていて今も稼働中かと思うリアル感があります。)

スタート地点に到着しました。

現物展示や放送設備による音声説明は、構想から42年という年月を経て完成した青函トンネルの第一歩、事前の地質調査の状況から始まり、実際の工事の工程ごとに少しずつ移動しながら続きますが、過酷な状況で困難な局面に陥るたびに、突破するための新しい技術や工法を生み出し進めて行ったという説明には驚きました。

(左手前の人は人形です。リアル過ぎて一瞬ビビりました。(笑))

(実際に使われた掘削機械。)

(掘削したら壁面を固めるために特殊なコンクリート?を吹き付けるのですが、その様子。)

(海水の噴出などの困難もありましたが、説明の最後は「貫通」のパネル。本州側と北海道側のトンネルが開通し、風が吹き抜けたとあります。ちなみに、本州側と北海道側の工事JVが上手に別のゼネコンが担当しているところに大人の事情を感じます。(笑))

ゴール地点にあるこの柵の向こうは実際の青函トンネルだそうです。

(もちろん立入禁止ですが、何かゾワッとするものを感じます。)

すぐそこの青函トンネル内を撮った、2014年3月14日で廃止されたJR北海道の「竜飛海底駅」の写真がありました。

(北海道新幹線の工事のための駅だったとのことですが、なぜここに駅が設けられていたのかはよく分かりません。今は青函トンネル内の保守・避難施設になっているようです。)

もぐら号で地上に戻って、これで体験坑道ツアーは終了です。終わると「体験証明書」がもらえます。

(と言っても、「体験坑道乗車券」を買った時に折り返された裏面に予め付いているものですが。(笑))

3時間弱のロングドライブと40分の体験坑道ツアーで時刻は13時となりました。ちょっと遅めの昼食を。記念館内にあるレストラン「紫陽花」です。

(事前リサーチ済みです。)

各種メニューがありますので、選択肢は多い。

(青森ではラーメンも名物のようで、煮干し系の特徴的なものから、醤油・味噌という王道まで。)

私たちはこちら「龍飛岬マツカワ定食」にしました。

(「本日10食です」との限定表示がありますが、余裕で2食OKでした。(笑) 「マツカワ」とは、青函トンネルから染み出る深層海洋水(とてもきれいな海水だそうです)で養殖されたカレイで、ご当地の外ヶ浜町の名物としてPR中のようです。)

こちらがマツカワカレイの刺身とフライのセット「マツカワ定食」です。

(結構肉厚。お味の方はちょっと淡泊かな。今回の旅では地元の名産を食するのも楽しみのひとつですので、さっそく思い出の一食となりました。)

関係ないですが、新紙幣が発行されても全然出会わなかったのですが、ここでようやく出会いました。(笑)

(梅子さん。この旅で柴三郎さんの1000円札にも出会いましたが、栄一さんの万札とはまだ出会っていません。(笑))

順番が最後になりましたが、記念館の展示ホールを見学します。

(入ってみると、体験坑道ツアーで説明のあった情報がそのまま展示されている感じで、ツアーに行く時間のない人向けかもしれません。)

ということで、展示ホールはサクッと見終えて次のスポットへ。記念館からは眺望も良いのですが、ちょうど次の次のスポットが見えました。

(豆粒ほどにしか見えませんが、左下にある「津軽海峡冬景色歌謡碑」と、真ん中下あたりの「階段国道」(国道339号線)の看板。)

次のスポットは「龍飛埼灯台」。青函トンネル記念館から車で3分とかかりません。

(ちょっと日差しが暑くなってきましたが、吹き渡る風のおかげで汗はそんなに出ません。)

こちらが「龍飛埼灯台」。

この看板の裏にQRコードがあって、読み込むと灯台カードが表示されます。

高松に出張した時の朝の散歩で「高松港玉藻防波堤灯台」で知って以来、灯台を訪れるとQRコードを探します。)

定番の景色を1枚。

(人生初の龍飛埼。頭の中で石川さゆりさんが歌っています。(笑))

ここからの景色はまさに絶景。

(どこを見ても絶景ですが、下北半島方面を望むと、明日訪れる「仏ヶ浦」の奇岩群らしきものが白く見えます。)

龍飛埼灯台・龍飛岬まで来たという達成感というか充実感というか、そういう感覚を覚えながら次のスポットへ。車で1分?すぐそこにある「津軽海峡冬景色歌謡碑」です。

(歌われている季節の寒風と雪が吹きすさぶ冬にはとてもたどり着けませんので、夏の青空の下ですが、是非とも来てみたかった所です。)

こちらが「津軽海峡冬景色歌謡碑」。

(名曲です。)

小さくて見づらいですが、石碑のフロント部分の波を表わす石の真ん中に赤い小さなボタンがあります。「押せ」と言わんばかりですので(笑)、押してみると、大音量で石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」が流れます。津軽海峡の龍飛岬で聴く「津軽海峡冬景色」、最高です。夏ですけど。(笑) この後、Amazonミュージックで同曲をDL、この後のドライブで車内で流していました。

次は歌謡碑と同じ所にある「階段国道」です。

(上に灯台が見えます。)

ここは国道なのに階段という、日本で唯一の「車が走ることができない国道」です。

(「階段国道」の「上」です。ここから階段を下ると「下」に出ます。)

案内板を見ると位置関係が良く分かります。

(国道339号線をショートカットするように階段があるようです。なぜここが国道になったのかは諸説あるそうですが、一説には国道建設のために用地買収をしたが高低差70mと民家との折衝という難題に当たって放置されたとか。今や観光名所ですが。(笑))

さて、龍飛エリアの観光はこれで終了。ここからは五所川原市に向かって津軽半島を南下して行きます。道中まず立ち寄るのは「眺瞰台」。展望所です。

(逆光ですが、石碑に「眺瞰台」と刻まれています。)

この石碑の所からも絶景を望めますが、更に上に展望台があります。

(「眺瞰台展望入口」。ご丁寧に階段数「117段」と表示あり。「一番いい景色を見ないと。」という強迫観念で117段を上りました。(笑))

360度の眺望です。先程の石碑がこんなに小さくなりました。

龍飛埼灯台も望むことができます。

(陸地の先端にある横広の白い建物が灯台。)

今日の津軽半島、翌日の下北半島など、青森県内を走っていると、とにかく風力発電のあの白い風車をやたらと目にします。調べてみると、青森県は全国でも有数の「強風エリア」で、特に冬期に大陸から津軽海峡を通って太平洋へ吹き抜ける季節風のおかげで、風力発電による発電量が日本一だそうです。

せっかくなので、南方向を向いた景色も。

(海は日本海です。張り出しているのは半島とかではなく、入り組んだ海岸線。)

眺瞰台を出発してしばらくすると、海岸線を走る道路沿いに突然滝が現れました。

(「七つ滝」。事前リサーチから漏れていましたが、ちょっと車を停めて写メ。周りに人工物がないのでとても映えます。)

ここの海側の景色もなかなかのものです。

(夏の日本海。)

更に小一時間走り、道路はすっかり内陸部。途中しじみが名産の「十三湖」を通りましたが(十三湖の「しじみラーメン」、食べてみたかったですが)、立ち寄りはなしでそのままドライブ。その後、五所川原もそう遠くない所まで来ると、名峰「岩木山」を常に望むことができます。

(稲穂はかなり実りつつあります。岩木山を背景に様々な景色をドライブの間見続けることができます。岩木山は、標高1625m、青森県の最高峰。日本百名山・新日本百名山選定。別名「津軽富士」。)

津軽三味線のライブ演奏の時刻に間に合えば立ち寄ろうと思っていた、五所川原市の北部にある「津軽三味線会館」ですが、本日のライブの最終の15時には間に合いそうにもありませんのでスルーして、五所川原市の中心地にある「立佞武多の館」へ直行します。

(到着しました。)

今回の旅では、県内各地の「ねぶた」・「ねぷた」のことも勉強しようと思っています。まずは五所川原の「立佞武多」(たちねぷた)です。

こちらから入館します。

展示室に入るといきなり度肝を抜かれます。何と高さ20m超、重さ約20tの巨大な立佞武多が目の前に。

(2021年制作の「暫」。立佞武多は制作すると3年間使うそうです。全てのねぶたの台部分に「漢雲」と書かれていますが、正式には右読みで「雲漢」(うんかん)。中国語で「天の川」の意味。ねぷた祭りが「七夕祭り」から発展したことからこう書かれるようになったという説もあるそうです。)

毎年1体の大型立佞武多がここ「立佞武多の館」内の制作所で祭りに合わせて作られ「立佞武多展示室」に加わります。ここは五所川原のねぷた祭りの❝基地❞みたいなもの。展示室は4階建て相当で螺旋スロープを歩き下りながら様々な高さから立佞武多を鑑賞できるようになっています。最上階の4階から「暫」を見るとこんな感じです。

(説明によると、大型立佞武多は下から見上げるように作られているそうで、上からだと迫力も半減という感じです。)

五所川原立佞武多祭りのポスター。

(今年の祭りは既に終わっています。)

今ここには3体の大型立佞武多が展示されています。「暫」(2021年制作)の他、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」(2023年制作)、「閻魔」(2024年制作)。

(2022年が飛んでいるのはコロナ禍の影響があるようです。)

ちなみに、展示室のスロープや建物の外壁の一部は可動式になっていて、祭りの時にはスロープが跳ね上がり、外壁(大扉)が開き、大型立佞武多が出陣して行きます。

(スロープのここが跳ね上がる所。各階の全てが跳ね上がります。)

立佞武多の館を外から見るとこんな感じで高層の建物です。

(外壁(大扉)が開いて大型立佞武多が出ていく様は迫力満点でしょうね。)

ところで、大型だからと言って作りが大味かと言うと全然そんなことはなく、とにかく絵が繊細。

(ここだけ切り取っても芸術作品そのもの。見応えありです。)

「立佞武多の館」で知ったことがいくつかあります。「ねぶた」・「ねぷた」祭りは青森や弘前だけでなく、大小含めれば県内各地にたくさんある。

(めちゃめちゃあります。びっくり。)

代表的なものは、弘前ねぷた、青森ねぶた、五所川原立佞武多あたりですが、大きさや形の特徴を一見して理解できるミニチュアがありました。

(手前から奥へ、弘前ねぷた=扇形、青森ねぶた=面的に広い、五所川原立佞武多=最も大型・高層。実際に来てみないと分からないことをたくさん勉強できます。なお、「ねぶた」か「ねぷた」かの違いはさほど深い意味はないのか、特に説明では触れられていませんでした。)

展示室では壁を大型スクリーンとして、立佞武多の制作から祭りの様子までを上映しています。

(観たのは確かラストの回だったかな。写メはうまく撮れませんでしたのでありませんが、すごく良かったです。)

そして、五所川原の著名人にして立佞武多のアンバサダー的な人が吉幾三さん。

(福岡県で言えば、福岡県立博物館の山笠の展示室の小松政夫さんのような感じ。(笑))

「立佞武多の館」、超おススメです。充実の見学の後はホールでの物産販売を見てみました。こちらにそそられました。

(津軽と言えばりんごジュース。もうちょっとで買って自宅に送ろうかと思いましたが、「ふるさと納税で五所川原市の返礼品にあるのでは?」と気付いてストップ。後で調べてみると、やっぱりありました。で、申し込んでおきました。(笑))

次はテレビで観て実際に見てみたいと思っていた、五能線の「木造駅」(きづくり)の「しゃこちゃん」を訪ねます。

(最後の角を曲がるといきなり見えてきました。移動の車中、私が「しゃこちゃん」のことを言葉で説明してもイメージできなかった妻も実際にこの景色が目に飛び込んで来てびっくり。)

こちらが「しゃこちゃん」。念のため申し上げますが、駅舎(木造駅)です。(笑)

(ちなみに、列車が到着すると目が光るというギミック付きです。(笑))

なぜ「しゃこちゃん」か、ちゃんと説明書きがありました。

(亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶がモデルなので「遮光器」→「しゃこ」。(笑) 「遮光器土偶」の名は、土偶の目が北方民族のイヌイットなどが雪中の光除けに着用した遮光器(サングラス)に似ていることから名付けられた、と書かれています。)

駅の中に入ってみると、待合室の壁にもしゃこちゃん。

(面白過ぎます。)

列車が到着すると目が光ると書きましたが、時刻表はこちら。

(超❝疎❞。目が光るところに出会うのはレア中のレアのようです。)

さて、時刻は17時頃。今日の最後の立ち寄りスポットに向かいます。木造の美しい橋「鶴の舞橋」です。木造駅からそんなに離れていませんが、到着した時には鶴の舞橋が架かる貯水池「廻堰大溜池」(別名「津軽富士見湖」)にいい感じに陽が落ちていくところでした。

(湖面に映る光の道もばっちり。)

鶴の舞橋の情報です。所在地は、北津軽郡鶴田町、全長300mの木造橋、木造橋としては日本最長、1994年7月開通(着工は1991年)。さっそく渡ってみます。

(渡って実感しましたが、300mは結構長いです。「長い木の橋」=「長生きの橋」とかけて開運長寿のパワースポットだそうです。ほんまかいな。(笑))

鶴田町の推しは「鶴」。鶴の舞橋は鶴が舞う姿をイメージしているそうです。そして、鶴の舞橋を訪れてみたかったのは、この景色を見たかったから。

(鶴の舞橋と岩木山がコラボした景色。ベスポジではないかもしれませんが、夕暮れのこの景色、最高でした。)

少し移動すると、「逆さ富士」ならぬ「逆さ津軽富士」を見ることができました。

(かなり微妙ですが。(笑))

説明板にベスポジ&ベストシーズンの写真が載っていましたので、せっかくなのでアップしておきます。

(桜の季節、まだ頂に雪を冠する岩木山と鶴の舞橋。でも、この視線の位置、どこか高い所からでないと撮れない一枚だと思いますが、どこから撮っているのか。)

なお、鶴の舞橋はメンテナンス工事に入るようで、月末で通行禁止になるようです。

(来年の3月末までって、結構長い期間渡れない。いい時に訪れました。)

これで今日の観光は終了。あとは青森市内のホテルにチェックインして夕食です。青森港のランドマーク「青森県観光物産館アスパム」が見える頃にはすっかり日が暮れました。

(正面の三角の建物が「アスパム」。この交差点を曲がればホテルまではすぐ。)

本日から連泊するのは「天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森」です。

(19時到着。立体駐車場完備(一泊1000円)。)

荷物を部屋に置いて、そのまま夕食へ。ちょうどホテルの道路向かいの街中華が美味しいと評判でしたので、事前リサーチ通りそこへ。「広東料理 東田」。

(ザ・街中華。)

何が美味しいかまではリサーチしていませんが、こちらの「夜限定 660円メニュー」が良さそうです。

(店内は中華料理のあの匂い、床は程良くヌルっとしています。(笑))

660円メニュー2品と、餃子、炒飯を注文して妻とシェア。

(ボリュームよし、味よし。おいしゅうございました。)

今日は「東田」にすんなり入店できましたが、翌日の夜、もう少し遅くにホテルに戻りましたが、その時にはお客さんが並んでいました。どうやら地元の人気店のようです。

この後、明日の朝ご飯を買いにコンビニに行きましたが、何気に見た月が大きい!

(今晩、青森はスーパームーンだったようです。実際にはもっと大きさを感じました。)

お腹もほどほどに膨れてホテルに戻ります。ドーミーインと言えば「夜泣きそば」(無料)。夕食をセーブして夜泣きそばに備え済み。(笑) その他にも無料サービスあり。

(エレベーター内に貼られた無料サービス一覧。)

少し部屋で休んでからレストランへ。

(これです、これ。(笑))

それではいただきます!

(期待を裏切らない美味しさ。スルスルッと完食です。スープは魚介ベースの醤油かな。)

レストランを出ると、りんごジュースのサーバーがありましたので部屋にお持ち帰り。

(津軽のりんごジュースはほんとに美味しい。)

ドーミーイン青森は朝食も魅力的です。

(地元飯を出しているようです。)

ですが、私たちは明朝は6時半にホテルを出発、一路下北半島をめざしますので、朝食はコンビニで買ったおにぎりを車中で。この後、これまたドーミーイン名物の温泉にゆっくり浸かって(湯上りのアイスを食べて(笑))就寝。龍飛岬・津軽半島から五所川原へと巡った1日目はこうして終わりました。

 

・・・・・青森県4泊周遊旅行②〔2日目観光(下北半島)編〕へ続く。

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