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青森県4泊周遊旅行⑥[完]〔5日目観光(大鰐温泉~十和田湖・奥入瀬~八戸)編〕

2024年09月06日 | 旅行記

青森県4泊5日の周遊旅行もいよいよ最終日です。最終日は「界 津軽」から八戸、三沢空港へ向かう道中に何箇所か立ち寄ります。

チェックアウトは12時ですので、朝食の後も結構ゆっくりできます。最近の温泉宿は11時チェックアウトが主流で、「界」のように12時チェックアウトという宿もそこそこあります。

(ということで、最後まで温泉三昧。)

ささっと荷物をまとめてチェックアウト。「界 津軽」、快適に過ごさせていただきました。

(フロントに置かれていたヒバりんご。「写真撮らせてもらっていいですか?」と訊くと、「どうぞどうぞ。でも販売はしていないので申し訳ございません。」と言われました。買いませんよ。(笑))

さて、「界 津軽」をチェックアウトして、まずは昨日チェックしておいた大鰐温泉駅前の「湯の駅 鰐come」でお土産物の購入と軽めの昼食を。

(専用駐車場もありますし、駅の無料駐車場の道路向かいなので、そちらに停めても良し。立地が便利。)

建物に入ると、物産販売コーナーとなっています。

(青森県や大鰐町の魅力的な地元の物産がいっぱい。野菜や果物の値段を見ると、めちゃめちゃ安い。爆買いしたいところですが、ここは青森、帰路のことを考えて断念。)

お世話になっている方にりんごジュースを送りました。

(たくさん種類があって迷いますので、お店の方におススメのアドバイスをいただきました。)

妻は黒にんにくを購入。

(東京のスーパーで売っている物よりもかなり安かったそうです。帰宅後食べてみましたが、「フルーツのような黒にんにく」と書かれている通り、フルーツみたいで驚きました。もっとも、後味はにんにくです。(笑))

ここで昼食にします。事前リサーチしておいた「お食事処 花りんご」。

(物産コーナーのお隣。この左手方向に通路が続いていますが、その奥が大鰐温泉の外湯。外湯上がりの人や地元の人のお昼ご飯場所になっているようです。)

メニューは幅広く定食物からラーメンまで。

(ボトルキープらしきお酒の瓶もありますので、夜は飲み屋さんとしてやっているようです。店員さんは地元の?おばさまとおばあさま。)

「界 津軽」の朝食をしっかり食べたので、昼食は軽めにラーメンにします。もちろん、お目当ては大鰐温泉もやしのラーメンです。私は醤油系を。

(大鰐温泉もやし、たっぷりトッピングされています。)

妻は味噌系を。

(本日のお得ランチ、温玉と肉味噌入りの大鰐温泉もやしラーメン。)

麺は細麺のややちぢれ麵。醤油系も味噌系もとても美味しくて、大鰐温泉郷での大満足の最後の食事となりました。超ローカルですが、大鰐温泉、とてもいい所です。

さて、次は十和田湖へ向かいます。たっぷり1時間は走ります。道中信号待ちしている時の看板。

(田んぼアートの第1会場でも秋田犬の大館市のPRポスターを見ました。大館市、誘導強めですね。(笑))

十和田湖を望む「発荷峠第一展望休憩所」に到着です。

(大鰐温泉を出発する時はギリギリ晴れていたのですが、十和田湖は曇天なり。)

この建物の屋根に見える所は屋上で、そこが展望台になっています。建物の壁に貼られている十和田湖の地図。

(湖の下(南端)に「現在地」マークがあります。発荷峠(はっか)は南からの十和田湖の一番眺めの良い展望台とのこと。)

展望台に上ってみました。

(ドン曇りです。(笑) 湖に張り出している陸地は、手前が「中山半島」、その奥にやや霞んで見えるのが「御倉(おぐら)半島」。)

展望台から駐車場側を見てみると、何ともレトロな「峠の茶屋」がありました。

(写真では分かりませんが、ずっと大音量で昭和歌謡(有線放送か?)を流しています。)

発荷峠を出発して反時計回りに十和田湖畔を走って、休屋(やすみや)というエリアの有料駐車場に車を入れます。先程見た中山半島にある、高村光太郎作「乙女の像」と「十和田神社」まで散策します。

(休屋駐車場周辺にはレストランや売店が並んでします。バリバリの観光地モードだったので入りませんでした。「稲庭うどん」、「南部そば」、ロケーション的に秋田県はじめ東北が交じり合う料理の看板。)

湖畔には途中まで散策路が整備されています。

(遊覧船が発着する桟橋の方を望む。)

標識に従って湖畔を歩いて行きます。

(ますます雲が厚くなってきた。散策路はもう少し行くとオフロードになります。)

10分程歩いたでしょうか、こちらが十和田湖のシンボル?「乙女の像」。

(インバウンド観光客のみなさんが写メを撮りまくっていました。)

湖を背景にすると逆光なので、湖を背に1枚。

(「乙女の像」という作品プレートが台座のどこにもないので、正面がどこなのか分からず。)

ここから湖畔を離れて陸地側に伸びる道が十和田神社に続いているようです。

(よく見ると「徒歩1分」と書かれているのですが、とても1分では到着しません。徒歩5分はかかったような。)

出るのでしょうか。

(これまでの立ち寄りスポットでこの種の注意喚起看板を何度も見て来ましたが、最も出そうな雰囲気です。)

「青龍大権現 十和田神社」だからか、手水舎の水は青龍様が吐き出しています。

(水は細いですがとても冷たい。)

苔むした参道を進みます。

拝殿が見えてきたあたりがなかなか雰囲気のある景色です。

(曇天のせいか地理的なものなのか、湿気がすごいです。)

こちらが十和田神社。お参りさせていただきます。

(石垣や石灯籠など、ありとあらゆるものに苔が生えています。苔鑑賞が趣味の方にはおススメスポットです。(笑))

御朱印をいただきました。

(流れるような「青龍」の書。)

ここから十和田湖畔へ戻ります。道中、十和田神社の末社が並んでいる小径。

(湿気が、、、。)

湖畔に復帰しました。

(遊覧船がちょうど出航。音もなく静かに湖面を進みます。)

休屋駐車場に戻って、次は御倉半島の❝根元❞の高台にある展望台「瞰湖台」へ向かいます。不安になるような細い上り坂を進むと、工事中なのか廃屋になってしまったのか、ボロボロの小屋がある「瞰湖台」に着きました。

(地べたに置かれた案内図。駐車場も閉鎖されていて、少し開けた路肩に車を停めて、元展望所?に行ってみます。)

こちらが瞰湖台からの十和田湖の景色。

(中山半島が見えます。更に雲は厚くなり、、、。)

あいにくの曇天&小雨交じりで、本来の群青の十和田湖、深緑の森、青空という景色は望むことができませんでした。ところで、日本で一番深い湖は十和田湖と思っていましたが、勘違いでした。1位:田沢湖(秋田県)423.4m、2位:支笏湖(北海道)360.1m、3位:十和田湖(青森県)326.8m。これで十和田湖観光は終わりで、続いて、十和田湖から流れ出ている奥入瀬渓流に立ち寄ります。

奥入瀬渓流の観光と言えば、ビジターセンターか途中の駐車場に車を入れて、たっぷりと散策するのが王道ですが、時間の関係で、1スポットのみ立ち寄ります。最も有名で人気のスポット「阿修羅の流れ」。

(ちょうど開けた路肩に車を停めることができラッキーでした。奥入瀬渓流は人気スポットのようで、一時駐車する車、ホテル・旅館のOPツアーらしきマイクロバス、大型の路線バスなどの車と、散策している人、車から吐き出される人など大勢の観光客が入り乱れてガヤガヤです。)

ここが阿修羅の流れ。

(どこを切り取っても映えます。)

10m程離れた所でもう1枚。

(渓流のおかげか、ヒンヤリするくらい涼しいです。)

この後も奥入瀬渓流を車窓から観光。星野リゾートの人気ホテル「奥入瀬渓流ホテル」の前も通過しましたが、オシャレな外観でございました。(笑)

次はいよいよ最終エリアの八戸へ。今回の観光プランを練っている時に八戸エリアで訪ねてみたかった「蕪島神社」へ向かいます。阿修羅の流れから蕪島神社までは1時間半というところ。「界 津軽」を12時チェックアウトとゆっくり目の出発だったので到着するのは17時前になりそうです。

(その通り、17時に到着。)

蕪島神社(かぶしま)は、弁財天をお祀りし、商売繁盛、漁業安全の守り神として古くから地元の人々の信仰を集めてきました。「蕪」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の「かぶ」が上がるご利益があると言われる「かぶあがりひょうたん御守」が人気だそうです。「蕪島」という名の通り、元々は島でしたが、1942年(昭和17)に旧日本海軍が埋め立てたことにより陸続きとなっています。

(御朱印をいただくなら17:20がリミットです。)

そして、蕪島神社はウミネコ繁殖地として全国に知られています。(私は今回の事前リサーチで知りましたが。(笑)) 全国に10ヶ所ほどあるウミネコの繁殖地のうち、断崖絶壁や離島という人が容易に近づけない場所がほとんどの中、ここ蕪島は間近で営巣の様子などを観察できる貴重な場所。

(看板をズームで撮りました。)

手水舎がウミネコのレリーフ。

(水は出ていなかったような。)

この手水舎の隣に高札がありました。「ウミネコ便り」。

(こう書いてあります。「今年もウミネコは蕪島に春に来て子育ても無事終わり、7月24日に親子ともども飛び立ち、北海道方面に向かい元気にしております。12月には蕪島に数日間立ち寄りたいと思っております。そして、来年の春にはまた3万羽の仲間と蕪島に戻って来ますのでよろしくお願いします。」 ウミネコが手紙をよこしてきたような書きぶり。(笑))

それでは急ぎ参道を進みます。

(ちょっと分かりづらいですが、朱塗りの鳥居に白い雨だれのような汚れがたくさん付いています。これはウミネコの糞。)

ということで、ウミネコが乱舞している時期はこの参道を無事には上りきれないことから、上り口にこちらが用意されています。

(ウミネコの糞除けの傘。(笑) ちなみに、もし糞が当たったら「運がつく」ということで、神社から記念品をいただけるとか。何をいただけるのかは分かりませんが。)

お参りさせていただきます。

(拝殿は新しいように思えます。)

拝殿前に来ると、蕪島神社のご利益に関わるブロンズ像が左右にあります。

(左:ひょうたん、右:かぶ。)

蕪の方をアップで撮ってみます。

(「かぶあがり」。(笑) この蕪のブロンズ像、上から見ると葉の重なりなどもリアルに再現されており、かなり写実的に造り込まれていることがわかります。)

ギリギリ17:20に間に合い、御朱印をいただくことができました。

(ご利益がありますように。(笑))

「ウミネコ便り」にも書かれていましたが、写真でもお分かりの通り、私たちが訪れた時は既にウミネコは1羽もいませんでした。最盛期の様子がこちら。

(ネットより拝借。想像以上の光景です。これは絶対に無事では済まないですね。(笑))

蕪島神社は高台にあるので、拝殿の周りをぐるりと回ると絶景を望むことができます。

(北東の方を見ています。曇っているのでイマイチですが、晴れていれば絶景だと思います。)

蕪島神社、ウミネコの季節の晴れた日に、怖いもの見たさで再訪してみたいですね。(笑) さて、これで観光は終了です。大都市八戸市には今回の旅では滞在はしませんが、事前リサーチしていると、食やお酒がとても魅力的に思えました。ということで、最後の最後に次回の下見ではないですが、「みろく横丁」をぶらっとします。

(「八戸屋台村 みろく横丁」。なるほど、店舗未満・移動式屋台以上のお店が集合しているのですね。)

向こうの大通りまで通り抜けることができますので、お店を覗きながら歩きます。

(八戸に宿泊するならここで食事を兼ねて一杯やってみたいです。)

反対側に出てきました。

(こっちが正面かも。「みろく横丁」のサイトを見ると、お店は結構入れ替わりがあるようですが、いい感じのお店ばかり。)

「みろく横丁」、通り抜けるだけではもったいない❝路地❞でした。大通りにはご当地の名物料理を出す飲み屋さんもたくさんありました。

(「せんべい汁」とあります。)

ここは八戸駅からは少し離れていますが、これだけの飲み屋さんが集まっているということは、夜の中心街なのでしょうかね。いずれにしても、初めての八戸、ごくごく短時間でしたがその魅力の一端に触れることができたような気がします。(帰宅後調べてみると、八戸には「横丁文化」が根付いていて、「みろく横丁」を含め8つの横丁が張り巡らされているそうです。)

「みろく横丁」を出発、あとは三沢空港へ向かうのみです。三沢空港までは約40分。途中指定のGSでガソリンを満タンにして、5日前に出発した旅のスタート地点(空港のレンタカー専用駐車場)に無事帰って来ました。飛行機の方は使用機の到着が遅れたため30分ほど後ろ倒しになりましたが、売店を見たり夕食の食べ物を買ったり、ちょうどいい時間ができました。

(長いようであっという間の5日間でした。)

飛行機は往復ともにJクラスを予約することができたので、ゆったりと❝空の旅❞を楽しみました。Jクラスだと疲労感ゼロですね。

(東京上空。私たちの足元にはこの旅で買ったお土産があります。「ワ・ラッセ」で買ったご当地限定ポテチ、「グランメルシー」のアップルパイなどなど。Jクラスなら足元も余裕あり。(笑))

無事到着して荷物をピックアップ。

(この後、ターンテーブルが動き出すまで結構待たされました。)

羽田空港駐車場から車で帰ります。駐車場の予約はたいへんですが、車移動が楽過ぎて最近は常にこのパターンです。そして、無事に帰宅。青森4泊5日周遊旅行、万事無事に終わりました。

  青森県4泊周遊旅行①〔到着~1日目観光(龍飛岬・津軽半島~五所川原)編〕
  青森県4泊周遊旅行②〔2日目観光(下北半島)編〕
  青森県4泊周遊旅行③〔3日目観光(青森市、弘前市)編〕
  青森県4泊周遊旅行④〔「界 津軽」編〕
  青森県4泊周遊旅行⑤〔「界 津軽」連泊中日、4日目プチ観光(田舎館村、黒石)編〕
  青森県4泊周遊旅行⑥[完]〔5日目観光(大鰐温泉~十和田湖・奥入瀬~八戸)編〕

全6編もこれにて完結とさせていただきます。

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