こんばんは。
今日はフナバラソウの結実した実の写真を送ります。
これは里山の会の普賢寺の里山農園でのものです。
実は3年ほど前、M先生が童仙房の野殿で結実した種から育った苗を20本植えられて、今年育ったものから8個の実ができました。
素晴らしいことですね!
でも種がしっかりできるまでには、アブラムシやカメムシにやられる心配もあるそうですよ😩っと、伊藤ちゃんからメールありで、グループで観察に都合のいい日を相談して早速、里山農園に…
道路から農園に入って真っすぐにフナバラソウの居る場所へ。
フナバラソウ(舟腹草、白薇、学名: Vincetoxicum atratum )キョウチクトウ科
京都府 カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧種II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C
旧分類では、 ガガイモ科 に属する(実を観察するとナルホドです)
真っ直ぐに立ち上がる草で、高さは40から80センチメートル程度、枝は出さない。
花が終わると緑色の、ガガイモ科特有の袋果(実)をつける。秋に袋果が割れ、種髪(毛束)をつけた種子がはじける。袋果の形が舟腹に似ることから名づけられた。
希望として、ぜひ、種子がはじけたところを見てみたい、っと切に願うわんちゃんです。
たいせつに守ってあげたいお花⇒こちら
フナバラソウの実をじっくり観察した後、里山農園をぶらり散策、いろんなお花がいっぱい咲いてます。
アカネ(茜、 Rubia argyi )アカネ科 アカネ属のつる性 多年生植物
根は茜色をしており、草木染めの原料になり、薬草としても利用される。
ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)アカバナ科 別名:アメリカミズキンバイ(アメリカ水金梅)
水辺に生える北米原産の一年草。日当たりのよい田んぼ(休耕田や湿地)周辺を好むらしい。名は、葉の基部下に鰭(ひれ)状の隆起があり、タゴボウに似たもの、の意。
ワタ(綿)アオイ科
咲いた一日目は白い色、二日目に薄紅色になります。
ワタの花(綿の花)
カラスウリの実
カラスウリの実は長さ5~7㎝程度のたまご型で、色付く前はグリーンに薄っすらと縦に縞模様が入っています。熟すに従い縞模様は消え、段々とオレンジ色に色付いていき、最終的には朱を混ぜたような赤へと変わっていきます。
センニンソウ (仙人草)キンポウゲ科
和名は痩果に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来する。別名が「ウマクワズ(馬食わず)」、有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味する。茎や葉の汁は皮膚炎の原因となる。
仙人の髭がどんなんか見たくて庭に植えました。こちら
タコノアシ(蛸の足、学名:Penthorum chinense)タコノアシ科
赤い実を付けた時の姿がタコの足のようになることからこの名がある 。
湿地や水田、沼、川岸など湿った場所でみられる高さ30~80cmの多年草。.地下茎を出します。
ツリガネニンジン(釣鐘人参、学名: Adenophora triphylla var. japonica )キキョウ科
和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名がある。地方によって別名は、トトキ、ツリガネソウ、チョウチンバナなどの方言名でも呼ばれている。
ノアズキ(野小豆)マメ科 別名:姫クズ
宮城県以西、四国、九州で林縁や草地などに自生する多年生のツル植物。
花は、8月から9月に咲き、アズキと良く似ている。
名前の由来は、野に育ち花がアズキに似ている事から“野小豆”と名付けられ
たそうでス。ノアズキとアズキの決定的な違いは?ノアズキはツル性、アズキは非ツル性
ヒヨドリバナ(鵯花、山蘭 学名: Eupatorium makinoi )キク科
日本各地の林道の脇、草原や渓流沿いなどの日当たりの良い場所に自生する。ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったとされる
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊、学名:Crassocephalum crepidioides)キク科
柔らかな草で、筒状の先端が赤くなる花をつける。 ひょろりとした柔らかな草である。原産地はアフリカで、南洋方面に帰化している。日本では第二次大戦後の帰化植物として知られる
フジバカマ(藤袴、Eupatorium japonicum)キク科ヒヨドリバナ属
フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。夏の終わりから秋の初め、茎の先端に直径5mmほどの小さな花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。川沿いの湿った草原やまばらな林に見られ、まっすぐに伸びる茎に、3裂する葉が対になってつきます。地下茎が大量に伸びて猛烈な勢いで広がるため、自生地では密生した群落になるのが普通ですが、現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっています。
アキノタムラソウ( 秋の田村草. Salvia japonica Thunb. )シソ科
秋の名が付けられているが、夏(7月)から咲き始める。学名が Salvia japonica であるようにサルビアやセージの仲間になります。
今日はフナバラソウの結実した実の写真を送ります。
これは里山の会の普賢寺の里山農園でのものです。
実は3年ほど前、M先生が童仙房の野殿で結実した種から育った苗を20本植えられて、今年育ったものから8個の実ができました。
素晴らしいことですね!
でも種がしっかりできるまでには、アブラムシやカメムシにやられる心配もあるそうですよ😩っと、伊藤ちゃんからメールありで、グループで観察に都合のいい日を相談して早速、里山農園に…
道路から農園に入って真っすぐにフナバラソウの居る場所へ。
フナバラソウ(舟腹草、白薇、学名: Vincetoxicum atratum )キョウチクトウ科
京都府 カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー 絶滅危惧種II類(VU)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C
旧分類では、 ガガイモ科 に属する(実を観察するとナルホドです)
真っ直ぐに立ち上がる草で、高さは40から80センチメートル程度、枝は出さない。
花が終わると緑色の、ガガイモ科特有の袋果(実)をつける。秋に袋果が割れ、種髪(毛束)をつけた種子がはじける。袋果の形が舟腹に似ることから名づけられた。
希望として、ぜひ、種子がはじけたところを見てみたい、っと切に願うわんちゃんです。
たいせつに守ってあげたいお花⇒こちら
フナバラソウの実をじっくり観察した後、里山農園をぶらり散策、いろんなお花がいっぱい咲いてます。
アカネ(茜、 Rubia argyi )アカネ科 アカネ属のつる性 多年生植物
根は茜色をしており、草木染めの原料になり、薬草としても利用される。
ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)アカバナ科 別名:アメリカミズキンバイ(アメリカ水金梅)
水辺に生える北米原産の一年草。日当たりのよい田んぼ(休耕田や湿地)周辺を好むらしい。名は、葉の基部下に鰭(ひれ)状の隆起があり、タゴボウに似たもの、の意。
ワタ(綿)アオイ科
咲いた一日目は白い色、二日目に薄紅色になります。
ワタの花(綿の花)
カラスウリの実
カラスウリの実は長さ5~7㎝程度のたまご型で、色付く前はグリーンに薄っすらと縦に縞模様が入っています。熟すに従い縞模様は消え、段々とオレンジ色に色付いていき、最終的には朱を混ぜたような赤へと変わっていきます。
センニンソウ (仙人草)キンポウゲ科
和名は痩果に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来する。別名が「ウマクワズ(馬食わず)」、有毒植物で馬や牛が絶対に口にしないことを意味する。茎や葉の汁は皮膚炎の原因となる。
仙人の髭がどんなんか見たくて庭に植えました。こちら
タコノアシ(蛸の足、学名:Penthorum chinense)タコノアシ科
赤い実を付けた時の姿がタコの足のようになることからこの名がある 。
湿地や水田、沼、川岸など湿った場所でみられる高さ30~80cmの多年草。.地下茎を出します。
ツリガネニンジン(釣鐘人参、学名: Adenophora triphylla var. japonica )キキョウ科
和名ツリガネニンジンの由来は、花が釣鐘形で、根の形がチョウセンニンジンに似るのでこの名がある。地方によって別名は、トトキ、ツリガネソウ、チョウチンバナなどの方言名でも呼ばれている。
ノアズキ(野小豆)マメ科 別名:姫クズ
宮城県以西、四国、九州で林縁や草地などに自生する多年生のツル植物。
花は、8月から9月に咲き、アズキと良く似ている。
名前の由来は、野に育ち花がアズキに似ている事から“野小豆”と名付けられ
たそうでス。ノアズキとアズキの決定的な違いは?ノアズキはツル性、アズキは非ツル性
ヒヨドリバナ(鵯花、山蘭 学名: Eupatorium makinoi )キク科
日本各地の林道の脇、草原や渓流沿いなどの日当たりの良い場所に自生する。ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この和名になったとされる
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊、学名:Crassocephalum crepidioides)キク科
柔らかな草で、筒状の先端が赤くなる花をつける。 ひょろりとした柔らかな草である。原産地はアフリカで、南洋方面に帰化している。日本では第二次大戦後の帰化植物として知られる
フジバカマ(藤袴、Eupatorium japonicum)キク科ヒヨドリバナ属
フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。夏の終わりから秋の初め、茎の先端に直径5mmほどの小さな花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。川沿いの湿った草原やまばらな林に見られ、まっすぐに伸びる茎に、3裂する葉が対になってつきます。地下茎が大量に伸びて猛烈な勢いで広がるため、自生地では密生した群落になるのが普通ですが、現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっています。
アキノタムラソウ( 秋の田村草. Salvia japonica Thunb. )シソ科
秋の名が付けられているが、夏(7月)から咲き始める。学名が Salvia japonica であるようにサルビアやセージの仲間になります。
里山農園については、団体の活動拠点の一つとして、植物・昆虫観察や春の七草、春の山菜を食する行事など多彩な行事が実施され、私も会員として楽しく参加させていただきました。
フナバラソウ、タコノアシ、フジバカマなどは、他地域から移入したものであるが、この場所に自生する、ササユリ、ツルニンジン、タカトラノオほか多数の在来種、外来種が共存している「ホットスポット」です。
植物ばかりでなく、カヤネズミ、オオムラサキ、タマムシなどの動物、チョウ、昆虫類が生息し、その観察・調査などについて、近畿大学の桜谷先生(元教授)など研究者などのご指導もいただいております。
里山農園は、会員の所有する休耕田跡地と隣接する山林からなり、所在地は「普賢寺」とブログにありますが、正確には
字名は「水取」(菰谷・・こもたに)地内ですが、通称、普賢寺の里山農園となっています。
里山農園の近くには「白土跡」(はくど・・粘土鉱物で洗剤などに利用の採掘跡・・精華町東畑地区にもあります)や、カスミサンショウウオ(ヤマトサンショウウオ)の生息地があり、周辺一帯の連携した保全・整備・活動が実施されることにより、人・動植物・生物多様性資源が集まる「ホットスポット」(人気場所)になれるのか・・・期待しております。
エノキの根元の落ち葉を掻きわけてオオムラサキの幼虫を保護したことや、春の七草を摘みに行って七草粥。
里山農園の周りの山菜を摘んで天ぷらを食したりしたことです。
大人も子供も一緒になって楽しみます。