【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

2010年桜紀行②~地蔵院~

2010-03-29 | 折々の花~桜編~



境内の枝垂れ桜がもう満開だと聞いたので地蔵院に行ってきました
去年の様子はこちら

「車で行くとたぶん、駐車場満杯やろなぁ・・・・・」
と、思ったので自転車で行くことに、地蔵院は山の中腹に位置します。
遠くの方から見ても枝垂れ桜はよ~く見えてます。

途中までウ~ンと頑張って自転車をこいだんですが、ず~っと続く坂道なんです、自転車を押して歩くのも・・・なんで、玉川の堤防に置いといて、歩きました。
集落の中の坂道をくねくね曲がりながら、途中でカワイイお花も見つけて撮りながら、
お寺の真下に行くと、たくさんの人が三脚をドッシリと構えてとか、カメラや携帯を持ってウロウロとか。


しばらく、あっちこっち撮って井手の町が見下ろせるお寺のお庭のベンチに座って、持ってきたおにぎりを・・・・・



裏手からあがって行って気がつかなかったのですが、テントの下ではご住職の奥様が【浄財】の箱を前にして立っておられます。
桜を守るための志納金ですね、



チャリン、チャリン・・・と入れさせていただきました
よくよく見ると氏名と金額を書き込むのですよ、ほとんどの方が1000円、
100円玉を何個かのわんちゃん・・・・・です。
入れない人もいはるくらいだから・・・・・と、思ったんですがケチかしら??


絵手紙~三月~

2010-03-26 | 絵手紙
【猫柳】


一つ一つを大きく描きます。
ふわっとしてる部分は薄墨にします。
薄くすると滲むので、筆の水気をとっておきます。
枝はふつうの濃さでいきます。
色付けなんですが、使う色はあんまり無いです。
枝=岱赭+紫
花の付け根に若葉色をピッピッピッと・・・・・
塗るところが少ないので墨が乾いてから塗ってやって下さい
あとの、お花は、うす~い墨で。
全部に濃い色を塗らないでぼやかして下さいね
うす~い臙脂(えんじ)をお花の先かお尻に
必ず臙脂は何も色の無いところに、墨の上には塗らないでくださいね
蕾っぽく、こういう風にカサをかぶってるンは臙脂を塗ると良いですね

ネコヤナギ(猫柳) ヤナギ科



【こごみ】クサソテツの若芽


クサソテツ(草蘇鉄) メシダ科

春の山菜を用意してきました
「これって、初めてみるわ、どういうふうにしていただくのかしら?」
「天ぷらが良いですね」
「どの辺りを食べるんでしょうか?」
「茎の下の方の固いところはすてていただいて、あとは全部食べれますよ、天ぷらにするとアクがとれておいしいですよ」
食べ方に話題集中

そこで、先生が「はぁい、いっぺん描いてみますねぇ」
中身が結構、細かいでしょ?そんなん描いてたら気が遠くなるでしょ?
見えてるってゆうか、中の飛び出てる部分から・・・・・
くるり~と外側描きまして、ここにピロピロピロ~~と出てますね、適当に、
真ん中、葉っぱがギュ~ッと中に向かってますね、こんなんいちいち描いてたら日が暮れますので適当に・・・・・
軸のところ、二重になってます、解りますでしょうか?
溝になってへっこんでるんですよ。
まっ、こんなカンジで、色は基本はミドリなんですが、コレだけだとさみしいので、
この辺良く見ていただくと、茶色っぽいのがピッピッピッとあるかな?みたいに。
茎のふちは若葉くっきり、あと、濃淡で青草の濃い、薄い。
青草を濃くしたい時は本藍を混ぜてみて下さい、顔彩を2色使う時はよ~く混ぜて下さいよ。

若牛蒡:葉牛蒡


巻紙の長さ、端から端まで67cm

これ、全部食べれます、私も絵手紙するまでは食べたこと無かったんです。
「葉っぱはおいしいですよ、茎はかき上げとかどうでしょう、根っこは固いですから、さっとゆがいてね」
「葉っぱはゴマ油で炒めたらどうかな?」
「山菜は天ぷらにすると、アクがぬけておいしいよね」
食べるモンがモチーフだと、話がはずみますね、そこは主婦だから、調理法とかね。

巻紙に描いてもらいます、長~く描いて下さい
縦に書いても良いし、横に描いても良いですよ。
束にして書いてもらっても良いし、コレはテープですからはずしてもらってバラで描いても良いし、これね、肝心なところはどこまで、描いていいのか、全部描くのか、ま、切れのいいところで。
え~、手勝手がありますので、こっちで描きたい方はこっちから、またこっちからの方が描きやすい方はこっちから・・・
巻紙の巻いてる方をあっち向けたりこっち向けたりしながら。
描きはじめたら、描いていく方向に巻紙のくるくるっと巻いてる方をずらして行って下さい
チリチリ描かないで、グググッと勢いよく描いて下さい。
根っこのひげがモジャモジャなってるんで、すこしむしって下さい、あんまりむしっちゃうとさみしいので、全部むしらないでちょっとだけね、
やっぱりね、速い線で描いて下さい、あんまりチリチリチリと描いてると疲れちゃいますからある程度こういう線のところはシューシューシュ~~と・・・・・

そしたら、線の練習にいきます、シュシュシュ~~と速い線で行って下さい。
この時、筆の先っちょだけが紙に当たるように、こういう風にベチャ~と筆の先が紙にあたらないように、お習字のようにならないでね。
シュシュシュ~ッと描いて、とまったところがジュワッと滲んだり、ボテッとなってもかまいません、そうですね、なんだか星座のね、あんな風に・・・・・
ハイ描きましょう、私が描くと、見てるだけで時間がかかっちゃうので、ハイ描いていきましょう、どんな風に描くかはそれぞれで違いますので、相談して下さい
ちょっとね、葉っぱが中に入ってるのは出してやると良いです、裏返ってるところなんかも面白いですよ、
根っこから行きましょう、ここのところはひげがいっぱいあります、
全部描かなくてもいいですよ。
葉っぱですね、葉っぱがどっち向いてるかとか、全部描いたらシンドイですよね、茎の間から出した若い葉っぱは、しっかり描いてあとは、見えてるところとか適当に、別につじつま合わせなくても良いですよ。

色を付けるとき、少し待ちましょう、筆を止めたところが滲んでしまいますのでね、
巻紙に大きく描く場合は、筆の水加減を注意して下さい
根っこ=岱赭+墨
根っこと茎の境目、墨を濃く
茎=薄い若葉、
葉っぱの裏と表=若い葉っぱの裏は→花百緑(はなびゃくろく)
枯れてる葉っぱがありますが、無視します、青草で行って下さい。

白残しをタップリ、ベタ~~としないですよ。

【おまけ】
長~い、若牛蒡なんで、
ハガキを3枚に分けて描いてみました
一枚づつずらしてポストインとかどうでしょうか?


カラスウリ

2010-03-23 | 折々の花~お庭編~
「カラスウリの花が、よう咲いてまっせ」と教えてくれはって、撮ってきました。」
って、言うてるんですが、勇んで撮ってきたのはキカラスウリだったんです。

偶然にも「我が家の庭のあちこちにカラスウリのつるが延びていますが花は咲きません
今年は抜かずに様子を見てみます」と、ミコさんからのコメントをいただいてます。
そして「咲いたらぜひぜひ教えて!!」と、コメントしてます。

「咲きました」とお知らせメールをいただいたのは去年の夏のこと、
そして、Oさんと一緒にミコさんのお宅でカラスウリの撮影会
すると、只今、製作中と・・・・・

Oさんは、しっかりと、じぃ~~っとその絵を見てはりました。
Oさんは、その日ミコさんに頂いたカラスウリのお花と葉っぱで、押し花額を製作しはったんです。
「このお花は夜に咲く花なんやけど、あのミコさんのお花の背景の色、群青色(漆黒の夜)が印象に残っていて、その色をどんな風にして出そうか何べんも何べんもやり直したんよ」って相当苦労しはったみたい・・・・・


47cm×56㎝




私は、じぃ~~っとその押し花額を見て、深~い溜息。

あのカラスウリのレース状態がしっかりと押し花されてるんですモン・・・・・


「完成したカラスウリの押し花額をミコさんにぜひお見せしたい」ということで、ミコさんのお宅にお伺いしたんです、完成したミコさんの絵とイメージがピッタリだと、私は思いました。


30号P 65cm×91cm



ミコさんがカラスウリの絵をグループ展に出品されるということで、寺町通りのギャラリー・カトに行ってきました。
どなたの作品も大作です、見応えありました。

友人との待ち合わせ時間には少し間があるので、寺町通りをブラブラ、
その辺りは意外とギャラリーが多くあり、その数だけ展覧会開催中も多くありました。
ところどころ立ち寄ってみたり、アジアンチックなお店の中に入ってみたり、古本屋さんも何軒か見かけました。
寺町通りですから、お寺もいっぱい。

鳩居堂(きゅうきょどう)というお店に入ると、和紙製品やお香とか日本画・水墨画のお道具とか、私的には結構興味があるモンばかり、しばら~く店内ウロウロしてました、こういうお店は飽きないです、一筆箋とかついつい買ってしまいますね、絵がとても優しいタッチでお気に入りです。

お店を出てまたブラブラ。
急に賑やかになったと思えば、新京極です。
修学旅行生がたむろしてますね、京都の思い出にどんなお土産を選んだんでしょう。
そこの辺りでUターンして地下鉄の駅に向かいました。

そうそう、ミコさんは「カラスウリ」の絵の他に、もう1点「牡丹」を出品されてました。


50号F(80cm×116cm)



「天王の谷あいに咲く牡丹なんです、いつもそのお宅で」と、言うてはりました。
そこなら、何年か前に牡丹を愛でにお伺いしたことがありました。
今年、牡丹の頃にぜひね・・・・・

【おまけ】
寺町通りの、ほんの一部分

お寺



本能寺



がま口専門店



お肉屋さん



古本屋さん



ケーキ屋さん


散歩道~わんちゃんちの庭で:ホオジロ、ハコベ、キュウリグサ、アーモンド:

2010-03-20 | 折々の花~散歩道で~
コロと一緒に散歩する時、出かけに忘れなかったらカメラを持って、ですねウチを出ます。

ウチから3分くらいのところの鈴ゲ原で小鳥が・・・・・


「ホオジロです。1枚目の手前がメスで、奥のピントの合っている方がオスです」と、教えていただきました。


鳥は少しもじっとはしてないです、こんな時、近くの杭にコロは繋いどきます。
小鳥の顔を撮りたいです、膝をついて、ソロリ~とちょっとづつ近づいていきます
鳥たちに気づかれないように・・・・・
ホオジロくんは夢中で地上の餌をチュンチュンやってます。
もうこれ以上近づくのは私のカメラではムリです。

ちっちゃなお花、ハコベ、メシベが気になります



ウチに帰って足元をふと見ると、キュウリグサ?かな?



見上げると、今年もアーモンドの花が咲きました
桜に似てて、桜より2週間ほど早く咲いてくれます。






ホトケノザ

2010-03-17 | 折々の花~散歩道で~
【春の七草】

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、ズズシロ・・・これぞ七草

ホトケノザ(仏の座)シソ科


'10,2,28 散歩道で
春の七草のホトケノザというお花は、このホトケノザがそのホトケノザだと、ず~っと思ってました。
そして「春の七草のメンバーに入ってて、このホトケノザを料理するんは、ちっちゃい葉っぱやんか?どんだけ摘まんとアカンのやろ?か?」とも・・・・・思ったモンでした。


'10,3,02  散歩道で
何時頃からやったかなぁ、このホトケノザがそのホトケノザや無いねんてぇと解ったんは。。。。。

「春の七草」を野に摘みに出て、てっきり、このホトケノザをそのホトケノザやと思って食べてはる人、多いみたい。


'10.3.02 散歩道で
「はっきり言うて、美味しくない」って、Kさんが言うてはったわ・・・・・

春の七草は、こっちに置いといて、このホトケノザが、お花的には結構、面白いお花やんかぁと言うことが解ったんで、管理人さんのOkをいただきまして、
このホトケノザへのウンチクを、リンクさせていただきました。
こちらからどうぞ

野の道を散歩してて、このホトケノザを見つけた時は、そのホトケノザの見方が変わりますって・・・・・保証します。

春の七草のメンバーのホンモノのホトケノザを写真に撮ることが出来ました。
コオニタビラコ(小鬼田平子)キク科


ほぉ~~この葉っぱやと美味しそうやんかぁ・・・・・

散歩道の田んぼの畔道に咲いていました(3月17日)




コオニタビラコとホトケノザの因果関係は?何で?やのん?

まず、このコオニタビラコを最初に見はった人が、
車座の葉っぱを台座に見たて、その中央より出た頭花を仏と見たてて、ホトケノザと名付けた。


でもでも、今日ではこのコオニタビラコをそのホトケノザとは呼ばないのですよ
じゃぁ、タビラコの名の由来は?
田んぼに葉が平伏していることから「田平子」となり、キク科のオニタビラコに似ていて小柄というので、コオニタビラコとなった・・・・・

「春の七草」のホトケノザの本命、コオニタビラコに出合えて、良かった良かった。

せえのっ 「春の七草」を唱和しましょう~~
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、コオニタビラコ、スズナ、スズシロ・・・・・
何や、ちょっとヘンやねぇ、しっくりきまへんなぁ?

春ですよ~~オオイヌノフグリ、ナズナ、タネツケバナ~~

2010-03-14 | 折々の花~散歩道で~
コロと一緒に散歩の時、ふと、足元に目をやると、ちっちゃなお花が咲いています。
見ると、やっぱり写真に撮りたくなります。

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) ゴマノハグサ科


別名「星の瞳」
オオイヌノフグリという命名の理由になった実を検証したのは去年の5月のことでした。
2009.5.23⇒こちら

ナズナ(薺)アブラナ科




ナズナは畑や水田、道端、荒れ地などに普通に何処にでも生えています。
春の七草の1つであり、七草粥の摘菜とされる
菜っ葉の仲間なんで、冬季の野草としては昔は貴重なものだったんでしょうね。
このお花の先端には蕾がたくさんできて、次々とお花が咲いて、その後、確実に実が出来てますね、ナズナってしっかりモンやわぁ・・・と。
ナズナは別名、ペンペングサとも呼ばれています。
「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語で、花の下に付いている果実の形が三味線のバチによくにているから・・・とか

タネツケバナ(種浸け花)アブラナ科




この花が咲く頃田植えの準備に種もみを水に漬けることから生まれた名という。


コロと散歩から帰ってきたら、配達のお兄さんと、玄関先でバッタリ・・・・・何やら荷物が届いた様子です。
Oさんからです。もしかして・・・
「三寒四温、年(歳)と共に気温についていくのが・・・・・
今年もいかなごの季節になりました。少しですが送ります、春を感じて下さい。
花組、大劇場で楽しみですね」

<


今年も届きました「いかなごの釘煮」
Oさん ありがとうございま~す。 美味しくいただいてまぁ~す。
そして、春をカンジてまぁ~す

そうそう、今月は花組さんですねぇ、大劇場でお会いできるンを楽しみにしてまぁ~す。


鳥撮り~ハクセキレイ、ムクドリ、カルガモ、アオサギ、コサギ、~

2010-03-11 | 野鳥
この日は鶴見緑地公園で河津桜を堪能しまして、芝生に座って、持ってきた、おにぎりを頬張っていたら、チョコチョコと動き回るカワイイ小鳥が・・・・・

取りあえず写真に撮りまして、ちょっと下調べをしまして、野鳥に詳しい方にその写真を見ていただき名前など教えていただきました(以下の鳥たちも全てそういう方法です)

スズメよりちょこっと大きいです。「ハクセキレイでしょうか?」

「正解です」

「この鳥はスズメより大きくってハトよりは小さいです、ムクドリ?でしょうか?」


「ムクドリで正解です」
「じゃぁこの二羽はカップル?ですか?」



「ムクドリは今の時期、寝る時には大きな集団になり、昼は小グループに分かれて餌を取りに出かけます。
ですので、カップルと断定はできないと思います。」
ムクドリってよく耳にするのですが、そばで、パッと見てパッととは名前が浮かんできません、でした。

「これは、カルガモ?かな?」


「そうです」

カルガモ
日本では唯一、オスに美しい羽がなくメスと同じ地味な暗褐色で、黒いくちばしの黄色の部分がわずかに目立ちます。
ひなが巣立つと川や池に誘導してそこで生活します。
秋から冬にかけては池沼や湖で大きな群れを作り、海上に出ることもあります。(ネットより)

おや?シンクロ?








シンクロナイズドスイミング?って思ったんですが、そうじゃぁないみたいです。

「カルガモって潜水ガモ?ですか?」
「潜水ガモは水面から何mも深く潜ります。
 カルガモは完全に水中に体を隠すことすらできません。頭を水中に突っ込むだけです。
 カルガモのように水面付近で餌を採っているカモを、潜水ガモに対し、水面採餌ガモと呼んでいます。」

「あっちの方で鳥に餌をやってる人がいはりまっせ」
へぇ~どんなんかなぁ?と、そっちの方へ行ってみました。

鳥さん(後で、アオサギと判明)も、よく慣れたモンで、そろ~りと池から上がってきて、



注意深く近づいて、



餌を投げてもらうとすばやくキャッチ、



男性が池の方へ投げるとすばやく飛びあがって


そんなんを何回も繰り返していました。

この二羽はカップル?でしょうか?それとも親子?でしょうか?


「手前の色の薄い方が幼鳥です。」
「じゃぁ親子なんだ・・・・・」

「コサギ?でしょうか?」


「はい」



2010年桜紀行①~河津桜~

2010-03-08 | 折々の花~桜編~
「3月に入ってようやく春らしさを感じられる日も多くなってきました」と、最近の季節のご挨拶・・・・

何年か前のこと、たしか、2月に入って間もないころ、
「河津桜が見頃(6~7分咲き)になりました!」って・・・・・
何で見たんやったかなぁ・・・・・
それから、ずっと、気になってました、伊豆の河津町に一足早く咲く、桜があるって。

以前、1月の中頃に沖縄で桜を見ました。
沖縄のは寒緋桜で、この国で一番先に咲く桜なのだそうです。
その次辺りに河津桜ですね、2月に咲くんです。
どちらの桜も、一番良く見かける染井吉野と比べるとピンク色が濃くって可愛らしい桜です。
いっぺん伊豆に行って、この河津桜を眼の前で愛でたいモンだと、ず~っと思ってました。

朝刊を読んでた長男が「お母さん、鶴見緑地で河津桜が咲いてるねんてぇ」と、教えてくれました
「どれどれ、ホンマやわぁ~~」
行ってきました、鶴見緑地へ

「今朝の朝刊で紹介されてた、河津桜って?どちらへ行けば?」
鶴見緑地のだいぶんと奥の方向でしたね、日本庭園の中、



ちょっとメタボチックなメジロくんが吸蜜に無我夢中
(クリックしてみやしゃんせ)




寒い季節に頑張ってカワイイ花を咲かせている、そんな姿はとっても健気で愛おしく思いました。

ここは、1990年に開催された国際花と緑の博覧会(花の万博)、その会場跡地が鶴見緑地公園として整備されました。
花と緑豊かに、そしていろんなスポーツ施設もアリです。

ちょこっとブラブラしてみましたが、覚悟が要るくらい広い公園でした。
「茶室むらさき亭」の傍の池では、鳥たちがくつろいでいました。
鳥たちがいろんなポーズをしてくれるので、飽きることなく眺めたり、写真を撮ったり・・・・・
そして「咲くやこの花館」にも立ち寄ったり・・・・・


【おまけ】
河津桜

・南伊豆の河津地方で1955年頃に発見された品種。
「大島桜」と「寒緋桜(かんひざくら)」との
自然交配種らしい。
 たしかに花のつぼみの形は「寒緋桜」にそっくり。

・伊豆の河津地方では河津川沿いに多く植えられる。
2月中旬頃から咲き始めることもあるようで 早咲きの桜として注目を集める。

この後、もうちょっと散策 鳥撮りに

宇治市植物公園

2010-03-05 | 木津川市植物同好会
宇治市植物公園

ここには、我が家から車で30分もかかりません。
なのに、あんまり縁がなかったですね。
木津川市植物同好会のメンバーと行ってきました。
正面の日本一とかのタペストリーこれは立体花壇になってます
それぞれのお花がポットに植えられてあります。

『花と水のタペストリー』
2010年 寅がガオォ~~



植えられているお花たちは
パンジー、ビオラ、キャラボク、オタフクナンテン、ハボタン、シロタエギク、ボックスウッド、イヌツゲ等々

3月になって、今はキリンに・・・




木津川市植物同好会の顧問をされてる、N先生が宇治市植物公園で相談員として活動されている関係で、特別に技師さんから温室の植物について興味深いことを沢山教えていただきました。
ところがですね、温室の中ではブリブリ汗かいて写真を撮ってまして、珍しい植物についての解説をほとんど聞き逃してます、スイマセン・・・・・

ビヨウタコノキ
マダガスカル島が原産です。名前は、気根がタコの足のようにみえる
ことと、「タコノキ」の仲間ではもっとも美しいことから。



(クリックしてみて・・・・・)

およそ縁のないお花ばっかりで、名前がイマイチよう判りません

温室から出しなに
「どなたか、この植物の葉っぱを噛んでみて下さい、そして、その後にこちらのチョコレートを食べてみて下さい」
「は~い」
「どうですか、チョコレートはどんな味がしますか?」
「??う~~ん、え~~と、え~~と、チョコレートが甘くカンジません」
「ハイ、正解です、この木の葉っぱの成分は甘さをセーブしてしまうんです」
その植物の名前は「ギムネマ」

温室から外へ出ると、木々の多くは、まだまだ冬。
でもでも、春は確実に近づいてきてました

クリックしてみやしゃんせ~~




そして、N先生から「皆さんへ、どうぞ」って桃の小枝をいただきました。
まだまだ蕾でした。



ウチに持ち帰り、早速花瓶に活けましてね、暖かいところに置いときましてね・・・・・
3月になり桃の節句を待っていたかのように、
蕾も膨らみまして、ちらほら咲きはじめたのですよ、
ちょうど近所のTさんからいただいた猫柳も一緒に・・・・・



【温室】
この冬は偶然にも3ケ所の植物園を訪れています
京都府立植物園(2月7日)
宇治植物公園(2月21日)
それからもう1ケ所大阪の・・・・・
どの植物園にも温室がありまして、
今の時期、寒い戸外から別天地のような温室探訪は楽しいです。
近々、大阪の・・・・・紹介しますね。

万灯籠~春日大社~

2010-03-02 | デジカメ紀行
万燈籠は世界遺産にも登録されている奈良の春日大社の年中行事で、年に2回、
2月の節分の日の「節分万燈籠」と、
8月の14・15日の「中元万燈籠」があります
が、今回は「なら瑠璃絵」開催中ということで、その期間は、特別だったようです。

一の鳥居から続く参道には、その両側に急ごしらえの行燈がしつらえてありました。


一つの行燈には10名の奉納主の記名が・・・
その行燈の数は?と、すると?
と、いうような計算はおやめなさい!
ハイ・・・

二の鳥居からは境内にある約3000基の全ての燈籠に火が灯されます。
周囲の照明は落とされ、ほぼ真っ暗な中、燈籠のろうそくの灯りをたよりに境内参道を進みます。


その燈籠の数の多さからイメージをしていたのよりはずっと暗いモンでした。
電気の無い時代こんなんやったんや・・・と妙にその昔を思ったり・・・・・

風で灯が消えないように燈籠に紙をはりつけてあるのですが、結構ぶ厚いようでろうそくの明るさがかなり落とされるようになってしまってます。
とにかく真っ暗、蝋梅の良い香りがしていたのは、しっかりと鼻がカンジてました。

中元や節分の時の万灯籠はその見物客でタイヘンなんですが(体験上)
今回は、お参りする人も多かったのですが、それほどでもないようで、境内の中、少しはゆったりしてました。


おかげさまで、三脚を立てても大目に見てもらえるカンジが察知できました。

私は釣り灯籠の中に灯りが入った時に見える灯籠の透かし彫りが大好きです


800年前の昔から今日に至るまで、藤原氏をはじめ一般国民から奉納されたものです。
「商売繁盛」とか「家内安全」とか、いつの時代も願いはかわらないんですね、
元号と奉納した方のお名前が透かし彫りしてあります。

後に関係者さんから聞いたんですが、
「NHK大河ドラマ『天地人』の主人公、武将直江兼続が奉納したものがありますよ」
って。

その方のお話によりますと、釣り灯籠は青銅製で高さ56センチ。
春日大社を表す「フジ」と「シカ」の模様があしらわれてあります。
春日大社の屋外にある約1000基の釣り灯籠のうち、6番目に古いそうです。
う~~ん、無念じゃ、私は気がつきませなんだ・・・・・

そして、今でも釣り灯籠を奉納する人を募集してはりますよ~~

クリックしてみやしゃんせ~~