【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

すぐそこにお正月

2007-12-29 | 日記


玄関に入ったとき、一番、目に付くところにお正月の花を活けました。
若松、千両、黄菊、
ホントは水盤に活ける盛り花なんですが、寸胴に投げ入れが私の十八番・・・
このお正月のお花が我が家では小正月まできれいに咲いててくれるんですよ。

生け花をおけいこしていた頃は若松のお流儀花、真っ直ぐの若松をくね~と、ゆっくり曲げていきます。
若松の幹の切り口を寸胴の縁に合わして・・・いやもう忘れてしまいました。
両手が松脂でネバネバの記憶はしっかりとありますが。

キッチンでは黒豆がお鍋の中で・・・・

今年は夏場の天候不順がこたえて、丹波産の丹波黒が不足して大騒ぎでした。

丹波黒という黒豆のブランドがありますね、これはどこで栽培しても丹波黒なんですよ、丁度「こしひかり」が新潟だけじゃなくって全国で栽培されてるのと同じ理屈です。

「この黒豆は丹波産の丹波黒ではありません、00産の丹波黒です」
生協は正直です。こういったチラシをつけました。
すると、消費者から返品の山。じゃぁ、どこで丹波黒、買わはるん?
丹波産の丹波黒が絶対値的に不足気味なんですよ・・・・
「国内産の丹波黒」と銘うって、販売してるところもあり、その方がかえって産地が不明?

「何で?丹波産の丹波黒にこだわらはるん?」
「そりゃ、黒豆を煮る段取りが狂いますがな・・・」
丹波産の丹波黒信仰は根強いんだ・・・・

ウチはご近所さんでいただいたノー・ブランドの黒豆なんですよ。
毎年、ふっくらやわらかくおいしく煮あがりますけどね・・・・

あぁ~~せわしない日々

2007-12-27 | 日記


年賀状は25日までに出したら、元日に先様に届けてもらえるそうです。
出しましたがな、25日のお昼前に近所の郵便局に直接持って行きました。
ほっとしましたね・・・・

あのね、5~6枚手描きしましてね、中の一枚をスキャナーで読み取り90枚近くプリンターでイッキ!イッキ!ラクしちゃいました。

23日の日曜日には手分けして小掃除、この日は子供達大活躍。
長男は照明器具の掃除、これが助かるんですよ。
キッチンのなんか油汚れを落ちやすいようにと器具を洗ったあと車のワックスを塗ってました。
「来年のためやがな」って。階段の踊り場の照明器具も私なんか到底届きませんものね。
窓ガラス拭きもそれぞれ自分の部屋のは自分の責任で・・・カーテンもはずしてね。
ま、これは洗濯機が洗濯しますけど・・・

普段私がミシン部屋に使っている、和室が結構散らかってます。
暮れから正月にかけて舅が泊まりに来ると言うので、ベッドを置くスペースを確保せなあきません。
もう、この散らかったまま歳を越すところでしたが、おかげで片付けられとりあえずベッドを置くスペースは確保できました。
ちょこっとやっただけで、一服しいしいだから、なかなかはかどりません。

あとは、庭の目立つところの草抜き・・・・
そうそう、暮れのうちにお寺さんにもご挨拶に行っておかなくちゃ・・・
毎年、元日にお墓参りにいくんだけれど、これも暮れのうちに行っとかなくっちゃね・・・

26日から30日までは消防団の夜回りで息子達、二人ともルス。
好きなテレビ見放題、食事もちょこっと手抜き。嬉しいっす・・・・・








キリスト教徒では無いけれど・・・・・

2007-12-25 | 日記
皆が手にするグラスにはそれぞれの飲み物が・・・
「皆さん今年一年よう頑張らはりましたね、又来年も今年以上に頑張りましょう、カンパイ!!」
「カンパイ!!カンパイ!!カンパイ!!」

前のテーブルには一人一人に、30品目たちどころにクリヤーと思うばかりのチョー豪華、お弁当ご膳。
傑作なんは、お菓子の詰め合わせが各自に配られたんですよ、
「子供達のX’mas会で配ったことあったわねぇ、今じゃ孫がもらってくるわ」って大うけ。

まずはジングルベルを皆で歌って、順番に2コーラスづつ好きな歌を歌っていきます。
この日は、今、売り出し中のプロ歌手さんも参加、持ち歌以外にもいろいろ聴かせてくれました。

イントロゲームが楽しかったですね、あらかじめ準備してあったテープを聴きながら「ハイ、ハイ、ハイ」と手をあげて答えるんです。
良く知ってる人は何曲も当てるんですよ。
私なんか「アレ、ほら、アレアレ」で終わってしまいました。
日頃よく歌ってる曲でも、わからへんかったなぁ・・・

その後、今度はみんな1コーラスづつで・・・この日はプロ歌手さんの持ち歌「つり舟草」を何人も歌ってご本人、喜んではった・・・
最後は「聖夜」を全員で。
カラオケ・グループのX’mas会&忘年会、昼の部25名参加。

帰りに奈良ファでケンタのフライドチキンを受け取って家路に・・・

いつ頃からかケンタのフライドチキンが我が家のX’mas会には定番になってます。
何週間か前に予約しとくんですよ。

ケーキは生協のオリジナル・ケーキ、このケーキは毎年デコレーションのデザインを公募して決めるんです。
どこそこの誰それさんデザインの・・・みたいな。
そのケーキを各家庭に配達するのが長男の24日のお仕事。

若鶏のクリームシチュー・パイ包み(チンするだけで、結構豪華でおいしい)
コールスローをボウルにいっぱい(シャカシャカ、スライサーで簡単)
マカロニ・サラダ(これは自家製)
そしてケンタのフライドチキン3種詰めの登場・・・・
(和の大皿に盛ると良い雰囲気に・・・・・)
ケーキのおまけについてたシャンメリーでカンパイ(してないなぁ)

「ちょっと、なんか挨拶したかったわぁ、それにX’masソングの2~3曲でもど~~お??」
「そんなん、いらん、いらん、早よ、メシメシ」
街では若いカップルであふれているというX’masイヴの我が家のX'masイヴ・・・・・



ご近所さんのイエナリエ




新しいモン

2007-12-23 | 日記


コロの散歩から帰ってくると何やらウチの周りが騒々しい、パワーゲート・トラックがド~~ンと止まってる。
自転車やバイクが表に放り出してある。「????」
長男が掃除機をかけている。
そうや、カレンダーに12/23エレクトーン搬入と書いてあったわ・・・

そもそも、会社の売り出しで手伝いに行った売り場が三越デパートの催し会場で、隣で鍵盤楽器のバーゲンやってましてね。
「私ね、子供の頃ピアノ習いたかってん・・・」と言うて、欲しそうに見ていたのかなぁ、2~3日してテクニトーン(ナショナルの電子オルガン)が我が家に来た。
「ピアノよりちょっと安かった、これで辛抱しといてな」と主人
「弾けるワケないのになんで?」「今から習ったらええやないか」なんぼなんでも・・・・
ということで、長男が習うことに幼稚園の時だったかな?たまたま、ご近所さんで「ウチの嫁がエレクトーン弾けるよ」
あれから32年経ちました。エレクトーンも、5代目。
「これはYAMAHAの陰謀や」と常々私達親子は言うてるんです。
エレクトーンはグレード(級)が上がっていくと、機種もグレードをアップしていかないとアカン仕組みになってるんです。所謂ところの買い換えなんですよ。
ホンマですよ。楽譜さえ間に合わなくなってくるんです。

3台目からは長男自身が買ってます。
彼のよい所は欲しいなと思うモンは先にお金を貯めてからということです(誰だってそうでしょうけど・・・・)
もう今じゃエレクトーン一台100万を越えてるんですよ。
そやから、クルマにはとんと興味無しの態度「四つ車がついてて運んでくれたらそれでええんや、トラックで充分・・・・」

前のエレクトーンが運び出されて、トラックに載せられウチのそばを離れるとき「ドナドナド~ナド~~ナ♪ドナドナド~ナ~ド♪」とトラックを見送りながら思わず口ずさむ長男、
「今回が一番この歌にピッタリやな~」

ちなみに、長男が習い始めの頃、毎日のおけいこがなかなか進まないことがあって、私も一緒に習い始めました。
「お母さんと競争やで~」と・・・・
すぐに追い越されたのは言うまでもありません。
なんせ両手両足を使うんですよ。すぐに挫折してしまいました。
もちろん、私のほうが・・・・

【おまけ】
次男も幼稚園くらいから一緒に習い始めました。
「リズム感は天性のモノがありますよ」って誉められたのに・・・・
続かなかった。
教室の先生は優しかったのに、ウチの先輩がチ~ト厳しかったせいもある・・・







春日若宮おん祭り

2007-12-21 | デジカメ紀行


一年のしめくくりとなる12月に、奈良の伝統行事 春日若宮おん祭(若宮祭)が行われます。撮影会に誘っていただき参加しました。
 
 春日若宮神社は、春日大社の摂社の一つで、水の神 天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)をお祀りしています。
おん祭は、平安時代1136年当時の関白であった藤原忠通が、うち続く洪水とそれによって引き起こされる飢饉や疫病の流行で苦しむ人々を救おうとして、若宮の神に五穀豊穣を祈る祭りを行ったのが始まりです。
以来、今年で871回を迎えるこの行事は日本最古の文化芸能の祭典であり、神前に奉納される神楽や舞楽などの神事芸能は国の重要無形民俗文化財にも指定されています。(関係者さんのお話)

今回は行列を撮らんと、待ち受けること2時間あまり・・・

祭りの最中に何の打ち合わせ??


郡山藩 大名行列保存会


稚児流鏑馬の子のお父さん!キモチは解かりますけどぉ~~


スタートラインに立つ競馬


慣れない馬上の人、緊張の一瞬


どこのお姫様?



お稚児さんのお母さんはさすがにお若いい!!








馬糞収集車

祭りのハイライトはなんといっても17日の行列ですね。
儀式は次の順番なんですが→ 県庁前(お渡り式)→登り大路→興福寺南大門前→一の鳥居→影向の松→お旅所(お旅所祭)→春日大社参道を上る(還幸の儀)→若宮神社
実際には登り大路を下ってJR奈良駅前から三条通を一の鳥居まで上ってきましたね。

行列と一緒に歩くわけにもいかず、要所要所で待ち受けるんです。
寒い冬の一日でしたがまだその日はマシなようだったらしく時には雪がちらつく年もあったとか・・・

関西でずっと住んでて、奈良市内で商売をしてたのに、なんとこの「若宮おん祭り」をじかに観覧したのは初めてのことでした。

詳しく解からないので、とにかく奈良在住の方に離れないようにくっついて、ご一緒させていただきました。その方には足手まといになったかも・・・・・

身体の芯まで冷えて、ただひたすら、打ち上げ会を楽しみに・・という出来の悪い生徒でした、この日の私・・





神戸ルミナリエ2007~『光の紀元』~

2007-12-18 | デジカメ紀行


私は2回目からずっと毎年ルミナリエには出かけてます。
叔父や叔母が震災にあい、川西、宝塚、明石に住む友人達も少なからず被害にあっているからひとごととは思えないのです。



神戸・元町の旧外国人居留地から三宮・東遊園地をメイン会場に、阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂の想いや街の復興・再生の願いを込めてアートディレクター、ヴァリレオ・フェスティ氏(イタリア)、作品プロディーサー・今岡寛和氏により1995年から始まった「光の彫刻」
luminarieはもともとイタリア語でイルミネーションの意味。
旧外国人居留地の延長約270mの「ガレリア」(光の回廊)や東遊園地の円周約135mの「スパッリエーラ」(広場を囲む光の壁掛け)は夕方から光がともされます。


「え~~っと、今年はルミナリエにまだ行ってないなぁ・・・いつまでやったかな?」
なんと、17日で終わるんです。
「急なんやけど、明日ルミナリエ行かへん?」「お誘いありがとう、もちろん行きたかったの」

順路は、元町駅から三ノ宮駅方面への一方通行となっていて逆行はできない
元町駅に着くと、左へ行くところを右へ行かされるんです。
「なんで?」みたいな・・・
「ルミナリエまであと、90分・・・」の大きな立て札が・・・
1時間ほど歩くと今度は「あと30分」
「こんなに、長いこと歩かされるんやったら、来年はもう来んとこぅ」と後ろの方で若いお嬢さんのボヤキ・・・
「そんなこと言わんと、ルミナリエの下へ行ったら、来年もきっと又、来よう、と思うから、絶対感動しはるんやから・・・」友人と私は思わず言うてしまいました。
実際、私はいつもいつも神戸大丸デパートの角を曲がってルミナリエが見えたときウルウルしちゃうんです。あぁ~ハズカシ!!

混雑と迂回ルートによる長さにより、お年寄りや身体障害者等の方々の鑑賞が困難となってきたので、1999年からは開催の約1週間前に実施される試験点灯日を「ハートフルデー」として割り当てられています。
年々混雑の度合いを増し、1998年からは会場周辺に多くの警備員が配置される形となった。
これにより、現在では会場内と周辺道路で歩行者を含めて通行制限が徹底されている。警備員増員に伴う人件費増大、そして企業からの協賛金の減少(最大の協賛企業である西日本旅客鉄道(JR西日本)が2005年に起こしたJR福知山線脱線事故が大きな打撃になった)による赤字の膨らみにより、繰越金が減少して2007年の開催が12月6日~12月17日の2日短縮された12日間の会期で行われることになった。
この厳格な警備体制は、2001年に発生した明石花火大会歩道橋事故の影響もあるとされる。(ルミナリエ通の人に聞くところによりますと・・・・)



こんなにきれいな「光の彫刻」また来年も見れますように。
と、100円募金を5ケ所に入れました・・・・


神戸市役所の展望台から~

【おまけ】
ねぇ、ちょっと、聞いて!!
このルミナリエが存亡の危機に・・・というじゃ あ~りませんか

現在では、クリスマス時期のイベントとして定着しており、全国各地からルミナリエを観覧目的とした観光バスが出るなど、約2週間の期間中に毎年約500万人が訪れる。
と、いうではないですか、確実に一人一人が100円募金すれば単純計算ででも500,000,000円になりますよね、中には1000円札もちらほら・・・・

ホンマに来年も観れますように・・・・

この日のブログをアップした途端、PCが2泊3日の入院に入ってしまいました。
遅ればせながらでスミマセン







親の介護

2007-12-16 | 日記
おじいちゃん おはよう!!「え~~なんや?」「ご飯作りに来たんよ」「そうか、ご苦労さん」
いつもだったらうとうとと寝てるのに今日は起きていていろんな話をした。
戦争で南方の戦地に行ったときのエピソード、もう何回も聞いたけど、それはそれなりにいろいろと楽しくおしゃべりしてくれる。

舅は今の時期、みかんよりも、りんごよりも、柿が大好き、それもちょこっと柔らかくなった甘いのが
ウチにちょうど食べごろのがあったので持っていって舅と一緒に食べた。
「柔らかくて甘いな!!」と喜んでくれた。私もウレシイ。
お昼は素うどん、うどんつゆは袋入り、さっと炊くだけ・・・
「ユーが作るんはおいしいなぁ、ヘルパーさんが作ってくれるんはどうも薄味でミーの口には合わん」
「健康のためには、薄味のほうがええんよ、ヘルパーさんが作ってくれはるんは正解なんやからね」
「そうかなぁ?この年まで食べてきた味と違うのはちょっと辛いなァ・・・」
それに栄養のバランスを考えて生野菜のサラダとかついついつけたいのは解かるんだけど、舅にはちょっと生の野菜はシンドそう。「出来ることなら食べとうない」と、言うていました。

洗濯物が溜まっていた。義弟(年齢は私より上)が洗濯をしてくれてた。
京都市内の北の方はお日様が見えてても雨が細~く降ってきたりするんですよ。
空気も湿っていて冷たいし、洗濯物が思うようには乾いてくれません。
部屋の中に物干し竿入れて干そうかと思案してたら、長男が「風呂場のドライヤー使ったらええねん」
「え~~そんなんあるん?」知らんかったぁ~~
風呂場のパイプにハンガーかけて干したらなんと、夕方には全部ふんわりと乾きました。

晩御飯はかす汁ですよ、具いっぱいのね、私的にはおいしいと自信はありました。
「おじいちゃん、ど~ぉおいしいでしょ?」「うん、そうやなぁ、ここに鮭のアラが入ってたらもっとおいしいねんけどなぁ~」
あちゃぁ~~そういえば、姑のかす汁には鮭のアラが入ってましたなぁ・・・・・
ウチのはかしわなんですよ、鮭のアラは苦手なモンで・・・
それでも、機嫌よく食べてくれてホッ!!

時々「玄関に誰か来はったみたいやし、ちょっと見てきてくれるか」誰も来てる気配は無いのやけど、
「うん、見てくるわね~~あんね、誰も来てはらへんかったよ」「そうか・・・」

義弟が勤めを辞めて介護をしてくれてる。ありがたいことです。
それでも、息子と言うのは、親の今のありようを認めにくいようである。
「もう、ミーはなさけない、0男が来たら、怒られてばっかりなんや」
ウンなんか想像できる、それは無理もないことなんです。
とても手がかかる時があるんですよね、想像もつかないようなことを自分の父親がやってしまってる。
なかなか今の現状を認めにくい、でも、今のことを見守ってあげないとしようがない、やいやい言うても、当の本人はただ戸惑うだけ・・・・
でもね、そばで言うのは易しいけれど、なかなかそうはいかないのが現実なんですよね。

今、舅はデイサービスやショートステイを体験中。
「ほな、奥さんお世話になりました、私はこれで失礼します、さいなら」と貴重品を入れた巾着袋を持って、フラフラと立とうとする。
「おじいちゃん、何処行くの?ここはおじいちゃんの家なんよ」
「奥さんまた来まっさ・・・」
私は泣けてしまいました。

彼岸花~相思華(サンチョ)~

2007-12-14 | 折々の花


我が家の庭では秋のお彼岸が近づくと必ず彼岸花が咲きます。
(今年は例外で9月30日でした)

死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、と呼んで、忌み嫌われそうな不吉な名前で呼ばれていたと花の本に載っていたが、そんなことお構い無しの欧米では、園芸品種が多く開発されています。
園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがありますね。

あまり日本では知られてはいませんが、学名のLycoris(リコリス)とは、ギリシャ神話の海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたものと考えられています。
なにはともあれ、真っ赤な複雑な花を咲かせる彼岸花が私は大好きです。

突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになってしまいます。
ウチの庭では 花が白いのもあります。(白花曼珠沙華~しろばなまんじゅしゃげ~)
花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して 夏近くなると全く消えてしまう(不思議♪)。
花と葉を同時に見ることはできないんですよ。

↑12月10日に撮影

葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。
このことから 、韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶそうです。
花と葉が同時に見られることがないため、お互いに想いあうことからそう呼ばれているそうです ...
「花は葉を思い、葉は花を思う」という、なんとロマンチックやないですか・・・・

秋の季語。
花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。





【折々の花】~奈良明日香路~

2007-12-12 | 折々の花


西国三十三ケ所第七番札所 東光山 龍蓋寺(りゅうがいじ)~岡寺~への道筋には、高松塚古墳や石舞台などの古代遺跡の、あり場所への案内看板が辻辻に立ててあります。
岡寺を出たところで、二人連れに「電車で来はったん?」と尋ねられ
「はぁ~まぁ~」と答える。
「岡寺への駅はどっちの方向でっしゃろ?」と尋ねられた。
「はいはい、そこの道真っ直ぐ、ただひたすら真っ直ぐお歩きやしたらよろしおすえ」となぜか京都弁で答える私。
そして「どの辺まわって来はりましたん?」と聞く「石舞台からでんねん」「石舞台からなんぼほどかかりましたん?」「30分ほどでんな」
「まだ、お昼過ぎやし、ほな石舞台の方へまわってみよかいな」とこれは私の独り言。


桜井の談山神社から山道を歩いて石舞台へたどり着いたら桜がみごとに満開だったというのは何年前の春だったかなぁ~~

石舞台古墳の解説
横穴式石室を持つ方形墳、築造は7世紀のはじめ頃と推定されます。
被葬者は不明ですが、6世紀後半にこの地で政権を握っていた蘇我馬子の墓ではないかといわれています。
昭和8年と10年に本格的な発掘調査が行われ、その結果、玄室の長さ7.8m、幅約3.4m、で大小30数個の花崗岩が使われており、天井に使われている石の重さは、北側が約64t、南側が約77t、総重量は約2,300tという大規模な古墳であることが判明しました(パンフレット丸写し)



石舞台の周りや中をウロウロしてたら丁度、団体さんと遭遇、ガイドの方のお話をしっかり聞かせていただきました

結婚するまで大阪市の南部の方に住んでましたから、子供の頃の遠足といったら圧倒的に奈良か京都。
しかし、奈良公園へは何回も遠足で行きましたが、飛鳥の方は大人になってからですね、不思議と。

お天気も良かったしブラブラと岡寺駅の方へ歩きました。
橘寺(聖徳太子ゆかりの寺)とか飛鳥寺(東大寺の大仏さんより150年先輩の飛鳥大仏)亀石、猿石とかの案内看板が目に付きました。

もちろん、お花のウォッチングも・・・・





 ↑岡寺の境内で



 ↑岡寺の境内で
ネリネ(お花の名前判明)
詳しくはこちら

④ノゲシ





⑥季節外れの白タンポポ





⑧キバナコスモス


⑨サザンカ



【西国三十三ケ所巡り】~壺阪寺→岡寺~

2007-12-10 | 旅行



ご本尊は十一面千手観音菩薩(眼病に霊験あらたか)
撮影禁止の札が無かったので勝手に良いものと思い込み“カシャ~”とシャッター
ふと見るとお坊さんが居られた、一瞬ドキッ!!
でも、何もおっしゃらなかったのでホッ!!

5年前に友人のご主人が眼の病気を患ったときにこの壺阪寺に一緒に行ってるんですよ。
友人はご主人の眼病平癒祈願に私は三十三ケ所めぐりも兼ねまして・・・
その時岡寺にも行ってるんです。車で行った記憶が・・・・

境内にはスゴイ石像がありました。

説明によれば、この石像(奥の立像)は、3億年前のものというインドの花崗岩を原材料として、7万人の人手によりインドで制作された。
高さは約20mで重さ約1200トンあり、66個に分割して運ばれ、日本で組み立てられたという。 
土台には数万巻の写経と土台石が、胎内には数十万巻の写経と胎内石が納められているらしい。 
大観音石像の前の広場には、これもインドから運ばれてきた「大涅槃石像釈迦如来」(直下の写真)が安置されている。 
この石像は全長約8m、重さ約30トンといわれており、平成11年(1999年)4月にここに安置されたようである。

奥の石像のそばの紅葉のノッポの木がなんとメタセコイア・・・・


お地蔵さんも冬装束

ウチから順序良く壺阪寺まで行けたのは良かったのですが、電車の乗り継ぎがあまりにも都合よく(3回の乗継がどれも5分以内)トイレに行く時間が無く、壺阪寺に着いたときには真っ先にトイレに駆け込みました。


岡寺へは岡寺駅から真っ直ぐ東へ3キロ(駅員さんに尋ねました)
とにかくまっずぐ真っ直ぐ歩きました。途中にレンタサイクルのスポットがあり、よっぽど借りようかと思いましたが、坂道だったような記憶があり歩くことに・・・
途中、石舞台古墳→高松塚古墳とか、亀石とか、甘樫の丘とか橘寺(本尊は聖徳太子)、飛鳥寺など明日香路の名所がすぐそこに・・・・


岡町にあるお寺で岡寺
正式名は龍蓋寺(りゅうがいじ)
農民を苦しめていた竜を寺の僧が法力で池に封じ込め、大きな石で蓋をしたという伝説が寺号の由来
たしかに境内に池はありました。

岡寺への道すがら無人のお店をチェック、おしゃれなベーカリーショップも・・・
無人のお店はみかん、吉野柿、大根等等、買いましたね柿を、竹筒に100円玉を3枚・・・
パン屋さんは若い夫婦が居はって「いらっしゃ~い」とビックリするほど大きな声で、
そこで焼きたてのパンをいただくと淹れたてのコーヒーが一杯100円
岡寺駅に帰る途中で遅いお昼の休憩に・・・・

【おまけ】
スルッとKANSAI3dayチケットは¥5,000で特典(拝観料優待)つきで関西の私鉄、市バス、地下鉄が期間内とにかく3日間乗り放題なんです。
丁度西国三十三ケ所札所巡りには好都合なんですよ。
先日岩間寺~石山寺~三井寺~元興寺とお参りした時は¥4,370
今回壺阪山~岡寺とお参りして¥2,030
あとの一回は次男が出かけたときに¥2,000分乗ってます
合計¥8,400
お得といえば¥3,400なんですが、我々庶民にとっては¥3,400浮いたとなれば嬉しいモンで得しちゃった・・・と思うんですよ。

いつも三人で行くのですがあとの二人が都合悪く不参加。
二人に行程表を渡すつもりで下見も兼ねて行ってきました。
トイレタイムを入れといてあげないとね・・・・









【折々の花】~モミジ~

2007-12-06 | 折々の花

やっぱり秋にはモミジの紅葉を見ないとね・・・・
ホッコリと良いお天気の午後、カメラを持ってちょこっとブラブラ


足に優しい落ち葉の道、ずっと続いていました。


細い細い1本の蜘蛛の糸にモミジがひっかかってユラユラ・・・・


モミジを撮ってる私の影です・・・


散りもみじ


林の中に今頃、やまつつじ?いいえ、モチツツジです!!

すぐそばにクルマが行き交う大きな道路があるのに、林の中は静かです。
時折、救急車のサイレンの音が・・・近くに病院があるのかな?
なんて、考えながらモミジを堪能した午後のひと時でした。


【折々の花】~メタセコイア~

2007-12-04 | 折々の花
5~6年前に滋賀県マキノ町に海津大崎の桜とマキノかたくりの里と欲張りなお花見をご近所グループで行ってるんですね。
「前日の雨でカタクリの花は俯いていた、桜は大満足、琵琶湖沿いにマキノから永原まで歩いた」と日記に書いている。
アルバムを見ると、なにやら高い木の並木の真ん中で5人でピースポーズの写真があった。
メタセコイアの並木、まだ葉っぱは茂ってなくてただただノッポの木の並木だった。

奈良の事務所に通勤していた頃、道路の向こうのテニスコートに5~6本てっぺんがとがった様なノッポの木がクルマで通ったときチラと見えていた。
夏は青々と秋はキレイに紅葉、冬は落葉してるカンジ。

きっかけはそよかぜさんのブログこちら
良く似た木にメタセコイアとラクウショウがありいの、またセコイアというのがありいの・・・・

じゃ、奈良の青山台のテニスコートのあのノッポの木は何?
昨日ね見に行きました。
すぐそばに車の音が聞こえるのにその公園は静けさそのものでした。
ノッポの木も数えると35本もありました。




Re:そよかぜ
メタセコイアですね。


根っこのあたりにはこの樹の実かな??
2種類ころがってました。
どっちかの実がこの樹の実??

:Reそよかぜ
右がメタセコイアの球果で、左は黒くてよく分かりませんが、アメリカフウではないでしょうか?

アメリカフウってどんな木なんだろう??

ネットで検索
秋の紅葉が美しく、葉はモミジのように掌状に5裂するが、長さ10~20cm、幅10~15cmと大きく、互生であってモミジの仲間ではない。

でもでも漢字では紅葉葉楓(モミジバフウ)なんだよ。

今日ね、もう一度あのテニスコートに行ってみた。
メタセコイアの並木の奥に葉っぱを2~3枚だけ残したこれぞ、アメリカフウというのがあった。


真っ赤な手のひらぐらいの大きな葉っぱ


まん丸のアメリカフウの実がころがっていた。
穴が一杯開いていて種はすでに飛んでいったみたい・・・・


ここの公園はテニスコート2面、夏にはプールが・・・
広場は芝生で、その奥には小さな山が残してあって、ちょっとした探検気分も味わえるしくみ。
1時間ほどブラブラ・ノンビリ歩き回って・・・・・

マキノ町にあるメタセコイア並木のご案内。 ...
「新日本街路樹百選」にも選ばれ、2.4kmに渡ってメタセコイア約500本が整然と並びます。
四季を通じて色とりどりに変貌しますが、初夏の新緑と、冬の新雪が枝に積もった姿が特に美しいです。 ...

というのがガイドブックに載ってます
ぜひ行ってみたいな、冬の新雪のマキノ町のメタセコイア


【おまけ】









④メタセコイアの球果



【折々の花】~散歩道で12月2日~

2007-12-02 | 折々の花




”草紅葉”
霜の降りた草花の寒そうなかげに
ちっちゃな赤い葉っぱが見えました




♪寒い朝♪

北風吹きぬく 寒い朝も
心ひとつで 暖かくなる
清らかに咲いた 可憐な花を
みどりの髪に かざして今日も ああ
北風の中に 聞こうよ春を ...
北風の中に 聞こうよ春を ...


今日、ラジオでこの曲を聴きました。
この時期になると必ず聴こえてきますね。
吉永小百合さんと和田弘とマヒナスターズでしたよね・・・・・