たった今、ciao-安さんから「こんにちは こんなクリスマスカードが来ましたので、転送します。知ってました?」
早速、わんちゃん試してみた「なった!!」
正岡子規とクリスマス
クリスマスを日本に広げた正岡子規.
こちら
俳人正岡子規の野球によせた熱意は並々ならぬものだったといいます。
子規自身、胸の病で倒れるまでは野球のプレイを楽しんだと言います。また、正岡子規はベースボールを『野球』と和訳した人とありますがこれは正確ではないそうです。ベースボールを『野球』と和訳した人は子規の一校ベースボール部の後輩中馬 庚(ちゅうまん かなえ/ちゅうま かのえ)しかし子規が野球英語に鋭敏な感覚を持っていたのは確かです、俳句の雅号は野球と書いて『のぼーる』と名のり、またバッター(打者)飛球(フライ)とか死球(デッドボール)走者(ランナー)など今に使われる野球用語はすべて子規による和訳、こうした功績をたたえて2002年正岡子規は新世紀特別表彰で野球殿堂入りを果たしています。
さて、今日はクリスマス。
クリスマスという言葉を作品に取り入れて俳句の世界で初めてカタカナの季語として認めさせたのも正岡子規でした。
正岡子規の俳句です
八人の 子供むつまし クリスマス 正岡子規
2020-12-25ABCラジオ 大和ハウス・モーニングエッセイ 川井郁子ハートストリングスより
正岡子規と野球
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「なぜサンタクロースは男性だと決めてかかるのかね」 東野圭吾
ミステリー作家の絵本『サンタのおばさん』(画・杉田比呂美)から。
世界各地のサンタクロースが集まる恒例の会議に、初めて女性が候補に推され、大騒動になる。みなが故事や慣習を理由に承認をためらうなか、会長がこう口をはさんだ。事故で亡くなったパパの分まで息子を愛している女性は考えた。サンタは父性の象徴だけど、それを与えられるのは男性に限らないと。 朝日新聞2020・12・24 朝刊第一面
クリスマス・ソング 記憶と結びつく一曲
クリスマスに聴きたい歌⇒こちら
『クリスマス・イブ』には、「コレを聴かないと年を越せない」(大阪、77歳男性他)との声が多く集まった。
「聴くと、もう今年も終わりだな、と感慨深い。良い思い出も悪い思い出も、一つの区切りをつける永遠の曲」(千葉76歳男性)
当時のイブの新幹線ホームにはCMのカップルに「なりきる」男女の姿も。「新幹線の扉の前には、私と彼を含め遠距離恋愛の恋人たちがずらり」(兵庫59歳女性)
石川の女性(62)も30年近く前、遠距離恋愛していたという。「その後別居結婚を続け、今もお互いの親の介護のため、ずーっと別居結婚生活」今年も駅のホームで、夫となった彼と「再開」するのだろうか。その時、二人の脳裏には今も『クリスマス・イブ』が流れるのだろうか。
松任谷由実さんの『恋人がサンタクロース』にも「スキー場で必ず流れた」(千葉54歳男性)と当時の自分たちと重ねて懐かしむ声が寄せられた。時を経ても色あせぬラブソングには、恋人たちの数だけ物語が続いている。
『きよしこの夜』などの聖歌には「子供のころから聞きなれ、懐かしい」(埼玉64歳女性他)と宗教の壁を超えた支持が集まる。
こちらは、恋人よりも家族との記憶に結び付くようだ。「裕福ではなかった子供の頃を今でも思い出す。近所の家を羨みながら、オモチャを買ってくれとも言えず、でもどこか期待しながら父親の帰りを待っていた」(広島58歳男性)「幼い頃の父親が聖書を読むクリスマスが懐かしい。父も母も既にこの世にはいないが、平和で温かい家族の思い出」(東京68歳男性)
洋楽首位は「ラジオから流れた時、美しいメロディーと共に甘い声に魅了された。」と東京の女性(79)が語るビングクロスビー『ホワイトクリスマス』世界で最も売れたと言われるシングルの貫録を見せた。
どの曲も、コメントを読めば「私には世界一」との熱い思いが伝わる。コロナ禍の今年、本当に大切な誰かと、静かな聖夜を過ごす人もきっと多いことだろう。その時に聴きたい曲、聴いた曲が、これからの人生に寄り添う続ける特別な『一曲』になっていくのかもしれない。
「クリスマスソングは、どれをとっても心に残るもの」(大阪73歳男性)
それでは皆様、メリークリスマス!
朝日新聞2020-12-19(土)Be on Saturday(西本ゆか)
「クリスマス・イブ」永遠の響き
読者のRanking
1.クリスマス・イブ 山下達郎
2.きよしこの夜
3.恋人がサンタクロース 松任谷由実
4.ホワイト・クリスマス ビングクロスビー
5.ラスト・クリスマス ワム
6.もろびとこぞりて
7.ジングルベル
8.恋人たちのクリスマス マライア・キャリー
9.赤鼻のトナカイ
10.クリスマスキャロルの頃には 稲垣潤一