【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

アーモンドのお花見 2023-3-22

2023-03-29 | 折々の花
東洋ナッツ食品から『アーモンドフェスティバル』の案内状が来ました。

4年ぶりの開催です。
庭園解放日:3月20日(月)、22日(水)、23日(木)10:00~15:00
      東洋ナッツ食品の庭を散策出来ます。送迎バスの運行、イベントはありません。
一応、3月22日を予定しといて、間際にアーモンドの咲き具合を問い合わせようと思う、遠いとこ行くのやから満開の時に行きたいなぁっと思うわんちゃんです。
以前、アーモンドフェスティバルに合わせて行ったところ、見ごろには早かって、開催日が過ぎても庭園解放ということで再び訪れたことがありました、毎年フェスティバル開催はお彼岸の中日前後なんです。それからは見ごろを現地に問い合わせてから満開目指して行くようにしてます。
今年も問い合わせたら「早咲きの分は満開を過ぎてます、フェスティバルのころには遅咲きの分が満開になる予定です。」
わんちゃんたちが予定してるんはフェスティバルから4~5日後、内心『残念な結果になるかも?』
日程の変更は、皆さんの都合があるのでできませんでした。
12名が参加です。
阪神深江駅で下車、

海の方へ向かって歩きます(としか、記憶の無いわんちゃんです、何回も行ってるのにね)
歩道の並木がアーモンド

 
トンちゃんがその辺りに詳しく、助かりました。歩いていると、アーモンドフェスティバルへの方向看板が50~100m毎に立てかけてあって大助かり。
阪神深江駅から約2km何だかとても遠く感じました。
途中、神戸市中央卸売市場 東部市場 にスーッと入っていったCHIKAちゃん、ほどなくして出てきて「ランチいけますかって聞いたらオッケーや、ランチはここにしよう」と。
東洋ナッツ食品に到着。

アーモンドのお花は、まぁまぁ咲いてました、良かった。(でも、ちょっと遅かったカンジ)



スモモ(李)バラ科
 



ランチは?神戸市中央卸売市場 東部市場

完食出来なかってパックに入れてもらい持ち帰った。

お刺身定食、天ぷら定食、焼き魚定食等々どのメニューも大盛り
帰りはCHIKAちゃんたちは3km歩いてJR甲南山手から帰路にっという段取りで。
おはぎのお店『ナダシン』に寄りたいという。ナダシンの餅甲南店
わんちゃんたち3人は「そんなん、かなわんわ、深江から帰ろう」と、プラス1kmが歩けないと思って二手に分かれた。
阪神芦屋で電車待ってたら、なんと快速急行奈良行きが来た、「ラッキー」っと三人とも。
後日、聞いたのが「ナダシンできな粉のン買えた」と言うた。「安倍川もちやね、何時も売り切れなんよ、ラッキーやったね」
来年の春は「アーモンドのお花見、リベンジやで」
過去に行ってますアーモンドフェスティバル⇒こちら


絵手紙三人会 2023-3-15

2023-03-23 | 絵手紙
「花仙堂に寄ります、草餅、花見団子、桜餅どれにしましょうか?」
「どれも春らしくて良いね、桜餅はどうかしら」
「庭に咲いてる、ラッパ水仙、クリスマスローズなど切り取って持っていきますね」

桜餅に桜の花の塩漬けがくっついてました。












桜餅を描いて、しばしお茶タイムでいただきました、とても美味しかったです。



2023年 桜紀行1 河津桜 

2023-03-20 | 折々の花~桜編~
河津桜
Uさんに、ホン近くに河津桜が咲いてるっと教えてもらって撮りに行ったのはこちら何日かおいてまた撮りに行った。3月14日のこと

う~~ん 五分咲きぐらいかな。




傍のソメイヨシノはまだまだ蕾固し状態、日を追うにつれて河津桜は満開に近づいていってる。
今日は満開だった、青空がとてもよく似合ってた。3月19日






 





河津桜の並木の途中にたった一本『コヒガンザクラ』

頑張ってる
お花の大きさは
カワヅザクラ(河津桜):3cm
コヒガンザクラ(小彼岸桜):2cm

桜咲く いよいよ春到来やなぁ

山背古道から青谷梅林を歩く 2023-3-08

2023-03-17 | いきいき健康ウォーク
 ≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫
せいか365プロジェクト いきいき健康ウォーク
日程:JR山城青谷駅⇒龍福寺⇒中天満神社⇒青谷梅林⇒JR長池駅(解散)

以前、近鉄の『酒蔵みてある記』で青谷梅林からゴールの城陽酒造までのコースに参加したことがあった。こちら
今年の『酒蔵みてある記』は「あらっ!いきいき健康ウォークとおんなじ日やんか、城陽酒造のお庭にも梅が満開とちゃうかなぁ。」
との思いを込めながらUさんと参加しました。

1.龍福寺京都府城陽市 - 八百万の神



龍福寺は浄土宗のお寺で、山号は天沢山。1607年に曇誉(どんよ)が創建したのが始まりで、現在地に移転したのが1674年と伝えられる。1690年に火災で焼失、奈良の東大寺から『阿弥陀如来坐像』を譲り受けて本尊とし、1837年に隋誉(ずいよ)が再建した。大正に入り、1923年に再び火災で焼失したが、翌年に再建され現在に至っている。

2.中天満神社


旧中村の産土(うぶすな)神で、祭神は平安後期の著名な学者「学問の神様」として知られている菅原道真である。
 神社周辺には数基の古墳が存在するが、このことからもわかるように、中村は歴史の古い集落で、平安時代に編さんされた「和名抄」には、綴喜郡十郷の一つとしてその名が記されている。
 神社の創記・沿革は明らかではない。社殿に残されている棟札のうち最も古いものは、慶長十一年(一六〇六)であるが、神社の成立は、これより早かったとも考えられる。
 江戸時代には、境内で「雨乞い」も行われ、また、慶応三年(1867年)には「おかげ踊り」が盛大に催されており、拝殿正面にかけられた絵馬には、その様子が生き生きと描かれている。

3.青谷梅林

青谷梅林は起源が明確ではありません。青谷梅林は鎌倉時代に南朝の初代天皇、後醍醐天皇の皇子。宗良(むねよし)親王が和歌「風かよふ 綴喜の里の 梅が香ふ 空にへだつる 中垣ぞなし」と詠んでいることから鎌倉時代末期には既に梅林があったとも言われています。その後江戸時代には淀藩の奨励を受けて大いに植樹され、更に1900年 (明治33年)、「青谷梅林保勝会」が設立されて梅林の保護と宣伝に努めるようになり、景勝地として定着。 また1972年 (昭和47年)には梅が城陽市の木に制定されています。
江戸時代には淀藩の奨励を受けて大いに植樹され、更に1900年 (明治33年)、「青谷梅林保勝会」が設立されて梅林の保護と宣伝に努めるようになり、景勝地として定着。 また1972年 (昭和47年)には梅が城陽市の木に制定されています。
(いきいき健康ウォーク・スタッフさん作成のパンフレットを参考にしました)



ハチが一生懸命……。 



さて、青谷梅林でお弁当タイムとなり、梅林の真っただ中でのおにぎりはいつものよりおいしかった。
いきいきウォークのスタッフさんに「近鉄の『酒蔵みてある記』がちょうど今日、城陽酒造なんでそっちの方へ廻りたいので、この後ぬけますけど、よろしくお願いします」「はい、分かりました、いいですよ」
城陽酒造はJR奈良線の西側、歩いてはる人たち、なんとなく『酒蔵みてある記』参加者の皆さんかなあっとか思いながら、Uさんと「こっちこっち」とか言いながら。

4.城陽酒造に到着




利き酒「純米吟醸無濾過生原酒」
原料米:京都府産五百万石100%
精米歩合:50%
アルコール分:16度
をいただきました。まろやかで美味しかったです。




城陽酒造の庭園はよく手入れされた梅の木々のお花が満開でした。

『城陽酒造の梅酒は、このご当地・青谷梅林の特産である「城州白」という大粒で果肉の厚い香り高い品種の、さらにその中でも粒の大きな特に香り高い、青梅ではなくほどよく熟した梅の実のみにこだわって使用しております』
梅酒を作るために漬けてあった梅を売ってました、買って帰りました、そして酒粕も。予期していたとは言いましても帰りのデイバッグは重たかった。
早速、作りました
梅酒の梅の甘露煮          梅酒の梅のジャム=ヨーグルトにトッピング
 
梅酒の梅の甘露煮:レシピ
梅酒に漬け込んだ梅・・・500g
水・・・・・・500ml
砂糖・・・・・250~300g
1.蓋をして、沸騰まで中火。沸騰したら弱火で30分煮る
2.蓋をしたまま冷ます。熱いうちに蓋をとると、シワシワになります。
3.蓋をしたまま煮ることで、シワシワの梅もある程度ふっくらしてくれます。
4.アルコールはほとんど飛びますが、若干残っている感じです。
ジャムは甘露煮の種を取り出してそのまま潰すと美味しいジャムになりました。パンに塗るというよりも、ヨーグルトのトッピングの方が👍グッド。

城陽市のマンホール

町章を囲むように、市の木「ウメ」と市の花「ハナショウブ」を交互に並べた汚水用マンホール蓋。

行きしなに、下狛駅のホームで見つけた

昇る人が居るんですねぇ
後日、調べましたら。
下狛駅のホームの街灯(水銀灯と思われる)の電柱に「昇柱禁止」という札が貼られているのは、電柱に登って作業することを禁止しているという意味です。電柱には高圧電流が流れているため、安全のためにも昇柱は避けるべきです。また、電柱には他の事業者のケーブルなども共架されている場合があり、それらに影響を与える可能性もあります。
と、調べた結果です。



植物観察会 当尾方面 2023-2-26

2023-03-14 | 木津川市植物同好会
植物観察会 
木津川市植物同好会会員の皆様
「松の内も明け」寒さ増す今日この頃
そんな中でも野のお花たちは元気です、会いに行きましょう

2月の観察会のお知らせ
日時:2月26日(日)
場所:浄瑠璃寺近辺
集合時間:10時10分浄瑠璃寺バス停前
     (加茂駅9時44分発バス有り)
               運営委員一同

バスに乗るためのお得な切符の情報を伊藤ちゃんが「1日フリー乗車券があるわよ、1日乗り放題で400円、路線バスやと、浄瑠璃寺往復で500円、ちょっとお得やんか、加茂文化センター窓口で取り扱ってはるみたいやし、行かへん?」

「ええねぇ,行こ行こ」
浄瑠璃寺の山門そばに『あ志び乃店』
季節構わず、いつお伺いしても、お庭には、お花がいっぱいあ志び乃店の花カレンダー ⇒こちら
しかし、2月の観察会では、その日はとても寒い日だった、お花たちは春を前にしてしばしの冬眠中かな?
と、思ってたけど、お庭に入った途端、カンヒザクラ(寒緋桜)⇔ガンジツザクラ(元日桜)が目に飛びこんできた。


カンヒザクラ(寒緋桜)バラ科
サクラの原種の一つ。旧暦の正月(1月下旬~2月中旬)あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。この早咲きの特性と、下向きに花が咲く特質が、他のサクラと交配した時に影響を与え、各地で優秀な園芸品種が出来ている。その中でも有名な物は、このサクラとオオシマザクラの自然雑種、サトザクラ「河津桜」が近年、有名になり観光名所に植えられている。

アセビ(馬酔木)ツツジ科

ピンクの花を付けるアケボノアセビ(ベニバナアセビ)

馬酔木の毒(アセビの毒性)こちら


メジロがウメの蜜を( ^ω^)・・・

自然と足は浄瑠璃寺の境内へ

本堂の前の石灯篭から覗いて

池の向こうの三重塔を見る


三重塔の下の石灯籠から覗いて、池の向こうの本堂を見る



フクジュソウ(福寿草)キンポウゲ科 が元気に咲いてた。
 

 

 
                            ヒメリュウキンカ
当尾を散策




「寒い、寒い」と言いながらも寒い時季ならではの植物たちに出会えることができました。
おまけに浄瑠璃寺境内の散策もでき、楽しい観察会でした
浄瑠璃寺南山城の古寺巡礼|京都南山城古寺の会⇒こちら

河津桜 2023-3-10

2023-03-11 | 折々の花~桜編~
3月9日のことでした。Uさんから写メ付きメールが届きました。

「昼前に宮津駅方面へ河津桜の様子を観に……。イチバン早いのがこの程度です。来週には咲くかな」
「え~~気ぃついてないです、カワヅザクラですかぁ??宮津駅のどっち方面に?西側ですか?東側ですか?」
「木津川の堤防と宮津駅の中間かな、咲き始めたら堤防から見えると思うので分かりやすいけど、幼木なので今はまだ無理だと思う。小さな川沿いに20~30本ほど植えられています。」
「知ってるよ、あの桜は河津桜やったんやね」
というワケで、散歩のコースをその桜のとこに、スマホで写メ
 
             👆2023-3-10 撮影
『咲き始め』まさに……。
お話を聴くと、Uさんのお知り合いの方が私財を投じて植栽されたとか……。
「楽しみやなぁ」

湯たんぽ

2023-03-07 | 日記
わんちゃんちのポストに届いた裕美子さんからの絵手紙。

「懐かしいわぁ、寝るとき、お布団での暖房は、湯たんぽ?まさか?」
「湯たんぽやで、わたしね体温高いねんよ、そやから湯たんぽで十分なんよ、わんちゃんは?」
「私なんか寒がりの暑がりやから、冬なんかお布団の中は電気敷毛布やねん。足元温かめにしてるわ」
「電気関係はダメダメ、乾燥するでしょ」
「そやねぇ、湯たんぽはほっこり温かいモンね」
わんちゃんが子供のころ、寝るときは湯たんぽでした。
朝には、湯たんぽのお湯を洗面器に移し、顔を洗うのに使ってました。

今日、散歩道でタンポポ、オオイヌノフグリ並んで咲いてました。

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科
特徴:総包の外片は蕾の時から下向きに反り返る。日本在来のタンポポかはひと目で見分けられる。
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)ゴマノハグサ科 別名:星の瞳
この時季になると必ず目に留まるこの小さなお花、このお花の蘊蓄(うんちく)こちら

戦争を詠む 朝日新聞朝刊朝日歌壇より2023年1月2月

2023-03-04 | 折々の花~お庭編~
戦争を詠む 朝日新聞朝刊朝日歌壇より
1月(1日、8日、15日、22日、29日)2月(5日、12日、19日、26日)付朝日歌壇の入選歌の中から戦争を詠んだ歌をよりすぐり。
選者は高野公彦さん、永田和宏さん、馬場あき子さん、佐佐木幸綱さんです。
☆印は共選作です。

高野公彦選
☆暗き部屋に老女が独り寒いの、と震えておりぬ これが戦争(松戸市)遠山 絢子
 湯たんぽにお湯入れ思うウクライナの冬寒かろうな辛かろうな(福島市)美原 凍子
 「人は皆必ず死ぬ」とプーチンが戦死の兵の母に言いたり(観音寺市)篠原 俊則
【評】一首目と二首目、ウクライナの人々の窮状を思う歌。三首目、冷酷無比なロシアの元首の言葉。
民意よりアメリカ政府の要求で決まった気がする軍事費増加(前橋市)松村  蔚
漆黒のウクライナの上煌々とモスクワの灯あり衛星写真に(諫早市)藤山 増昭
冬天の無数の星を観ておもふ戦する星唯一地球(埼玉県)酒井 忠正
「平和への貢献」と言いバイデンは防衛強化の日本を褒める(観音寺市)篠原 俊則
鹿狩りのドローンが飛んでふと思う戦争の事ウクライナの事(新潟県)涌井 武徳
★鹿狩りでドローンを使う時代が来たが、かの国のことを思うと心の翳(かげ)る作者。
横浜に米軍部隊が配備さるもはや新しい戦前なのか(横浜市)松村千津子
★すぐ近くまで米軍部隊が来て、タモリの言った「新しい戦前」が迫ってくる思い。
居間で見る戦車塹壕(ざんごう)泣く老女 参謀総長の勲章の綺羅(北九州市)松尾あけみ
★テレビに映る残酷で悲惨な景と、派手な景。
戦する智恵はあれども停戦の英知なきまま一年の過ぐ(亀岡市)俣野 右内
戦争で敵の国民のみならず自国の兵も殺すプーチン(三郷市)木村 義熙
闖入(ちんにゅう)し攻めあぐむ国は一年後囚人兵が前線に立つ(福島市)青木 崇郎

永田和宏選
雪ふぶく宗谷岬の怒濤聞くかくも近きか隣国ロシア(仙台市)沼沢  修
☆カタールの陽光溢れる会場とローソクの灯のキーウのシェルター(三鷹市)山縣 駿介
☆暗き部屋に老女が独り寒いの、と震えておりぬ これが戦争(松戸市)遠山 絢子
日本が盾で米国が矛という役割分担初めて知りぬ(江別市)成田  強
腕を吊る兵にやさしくとカーディガン産みしは遠きクリミア戦争(大和郡山市)四方  護
★負傷兵のためにカーディガン伯爵が考案したのだとか。
 パタパタとドミノは粘り倒れゆく行きつくボスの倒れるまでは(安曇野市)望月 信幸
★責任の重さと言うだけで責任を取らぬ政権。
 ちかぢかに来るべきものが来るようなそんな気がするプーチンの顔(名古屋市)小林 有三
★怖(おそ)ろしい予感
人間は一度は死ぬが戦場で犬死(いぬじに)だけはさせないと母(西海市)前田 一揆
★プーチンは人は一度は死ぬのだからと言ったが、戦場で犬死だけはさせまいとは世の母のすべての思うところ。
あれだけの地獄を語るヒバクシャの声おだやかであるが尊し(アメリカ)大竹幾久子
ボタン押す人差し指も消毒をするのかミサイル管制室(草津市)今川 貞夫
お互いに兵士は死ねど子どもらが死んでゆくのはウクライナばかり(五所川原市)戸沢大二郎
★戸沢さん、戦争というものの本質を捉えた。この不条理をどのようにわが事として捉えられるか。
戦場を駆ける兵士と箱根路を走る若きの正月二日(宮崎市)木許 裕夫
☆式典に酒飲み暴れいる二十歳(はたち)戦場に銃構える二十歳(観音寺市)篠原 俊則
★戦争当事国の若者との対比に安堵(あんど)と批判が。
戦争と戦争までのつかの間を平和と言ふならあまりに悲しい(三鷹市)山縣 駿介
ハルキウの「ランダウ通り」よ平和なれロシアの学者の名であればこそ(柏市)堀  千賀
弟よ感じているか骨壺を抱いて眠れる妻のぬくもり(横浜市)馬瀬 強司
爆撃の瓦礫に埋もれ救われし人と救いし人の抱擁(浦安市)中井 周防
「国民の命を守る」ための武器それが命を危険に曝す(観音寺市)篠原 俊則
戦中に生まれ戦後を長く生き今日戦前を生きる辻褄(長野県)千葉 俊彦

馬場あき子選
百日を耐えれば春はまた来ると我を励ますウクライナの人(五所川原市)戸沢大二郎
★根気よく粘り強いウクライナ人の精神を感じさせる言葉に励まされる思い。
☆カタールの陽光溢れる会場とローソクの灯のキーウのシェルター(三鷹市)山縣 駿介
★W杯会場のカタールの陽光と賑(にぎ)わいに対照されたキーウの現実。これをどう見る、と言いたげだ。
「人は死ぬ」と病死事故死もあるけれど戦死はあんたのせいだプーチン(茨城県)樫村 好則
荒れ果てし壁バンクシーの少年も雪を被りてウクライナは冬(五所川原市)戸沢大二郎
★バンクシーの柔道少年の絵、こちらウクライナに健在。
クリスマス兵士の肩に銃に降る雪の悲しさ雪の重たさ(福島市)美原 凍子
敵の基地攻撃するを思ふ時戦争はすでに始まつてゐる(長野県)千葉 俊彦
真珠湾攻撃の日に防衛費のための増税総理は決める(観音寺市)篠原 俊則
手を伸ばし武器無きを示すが握手とふ人はいつから武器を見せゆく(牛久市)高木 美鈴
一年を「戦」で総括することに試されている地球の我ら(札幌市)住吉和歌子
ドローンを無人攻撃機に仕立て殺戮するを進歩と呼べり(浜松市)松井  惠
この我に戦死の伯父と空爆死の伯母ゐる事実山茶花朱く(霧島市)秋野 三歩
眠られぬ夜は羊をさがせども戦車が一台戦車が二台(大和市)澤田 睦子
「戦わないために今闘っている」おきなわ婆(おばあ)の眼差し揺るがず(横浜市)角田 英昭

佐佐木幸綱選
山茶花の散る年の瀬に戦争へ急に舵切る岸田政権(小牧市)白沢 英生
次に来ること徴兵かもしれず思いもよらぬほどの急変(東京都)中澤 隆吉
★第一・二首、防衛力の抜本的強化をはかるとする閣議決定が慌ただしくなされ、それに関わる作が今週は多くあった。

「三十一文字の思い 朝日歌壇から」こちら

わんちゃんが大ファンしてる山添親子さんの歌(朝日歌壇より)
セーターに頭をもぐらせてくる子「ケンタウロスになろう」と言いて(奈良市)山添 聖子
★母と子の愉(たの)しげなひととき。半獣神のケンタウロス遊びをしかけるいたずらっ子の甘えが愛(いと)しい。
応援に会釈を返す子もおりぬ三年ぶりのマラソン大会(奈良市)山添 聖子
☆くじら座の尾ほどの拗(こじ)れ保ちつつ思春期の子はドアの向こうへ(奈良市)山添 聖子
★星のくじら座の形を比喩として可憐(かれん)さを見せた。
先頭を走る学生連合に箱根の風は等しく吹きぬ(奈良市)山添 聖子
上履きの二足並びて干されたり平和とはこんな日曜の朝(奈良市)山添 聖子
中休み校長室で絵手紙を描きます枝と葉付きのみかん(奈良市)山添  葵
カモノハシがモモンガになってとんでいくはつゆめでしたいいことあるかな(奈良市)山添 聡介

庭で福寿草が咲いてる、ダイスキなお花です
 

ウチに福寿草がやってきたのはこちら

お雛様

2023-03-01 | デジカメ日記
「わんちゃん、あのね、昨日お雛様バージョンにしてん、見に来て」「は~~い」
福ちゃんとこに見に行ってきました。


桃の節句も間近、この🐰のようなお雛さま、モチロン手作りよね?

干支の卯も可愛いなぁ。


餅花も最初観たときは発泡スチロールに紅白で色付けしたと思ったわ、よくよく見るとホンマモンのお餅やんか、スゴイなぁ~~
お雛様とかが福ちゃんとこにやってきたいきさつをぜひ。
「お友達がね、縮緬布で小さい可愛い置物をね、作らはるのが好きでね、季節ごとの置物をね、作ってくれはるんよ。
干支の置物とか、お正月とか、お雛さんやろ、5月人形とか、クリスマスの飾りとかもね。餅花は毎年作ってたわ、いきいきサロンで作ったこともあったけど・・・」
「季節ごとにいろんなお飾りが楽しいなぁ~~」

朝日歌壇:お雛様
2月19日
佐佐木幸綱選
一月尽(いちがつじん)箱から出でます雛人形待つうれしさよ日本の春(三原市)原田 英子
★独特の見方で雛(ひな)人形を表現する一首。下句、うまい。
★一月尽(いちがつじん)⇒1月31日



青竹を花器に寄せ植えが……。

過去にあっちこっちの町ぐるみのお雛まつりに行ってます。
2012年 加茂船屋ひな祭りこちら
2012年 高取土佐町なみ『町家のひなめぐり』こちら
2014年 大和郡山市『大和な雛まつり』こちら