【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

散歩道で 2022-9-02

2022-09-14 | 折々の花~散歩道で~
ウチを出て北方面へ散歩の日、道端の野草です
アレチヌスビトハギ(荒れ地盗人萩)マメ科 北アメリカ原産の帰化植物

果実は豆果で扁平な節果となり、3-5個の小節果、この果実が非常にクセが悪い、衣服にくっつくとなかなか取り外せない、ソレがこのアレチヌスビトハギの戦略(種を運んでもらって、子孫を増やす)なんだわ。

オオニシキソウ(大錦草、学名: Euphorbia nutans )トウダイグサ科
 
種小名の nutans はラテン語で「会釈する、うなずく」の意
一つの雌花を囲んで複数の雄花がある。雌花は果実(幅約2ミリメートルの鞘)へと成長する。果実を観察しなくっちゃね。

 

カワラマツバ(河原松葉)アカネ科 ヤエムグラ属
名前の由来は、カワラ(河原)に生え、葉が細くマツバ(松葉)のように見えることから。

コマツナギ(駒繋ぎ)マメ科
コマツナギは草のように見えますが、茎のしっかりした低木で儚げな淡紅色の花が特徴の植物。
訪問するミヤマシジミ(絶滅危惧種)はコマツナギの花や葉しか食べません。
花言葉は「希望をかなえる」です。8月17日の誕生花となります。


ガガイモ(蘿藦、鏡芋、芄蘭)キョウチクトウ科


古名をカガミまたはカガミグサという。夏の季語。いずれの名も語源には諸説あり、イモというのは根ではなくて実の形によるともいう。高橋 (2003) は割れた実の内側が鏡のように光るのでカガミイモ(鏡芋、輝美芋)の名がつき、これが訛ってガガイモとなったとしている
日本神話では、スクナビコナの神が天之蘿摩船(あまのかがみのふね)に乗ってきたといい、これはガガイモの実を2つに割った小さな舟のこと。

クズ(葛󠄀、学名: Pueraria montana var. lobata)マメ科クズ属
 
日本では、根を用いて食材の葛󠄀粉や漢方薬が作られ、万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている
北アメリカでは、1876年にフィラデルフィアで開催されたフィラデルフィア万国博覧会(独立百年祭博覧会)の際、日本から運ばれて飼料作物および庭園装飾用として展示されたのをきっかけとして、東屋やポーチの飾りとして使われるようになった。さらに緑化・土壌流失防止用として政府によって推奨され、20世紀前半は持てはやされた。しかし、繁茂力の高さや拡散の速さから、有害植物ならびに侵略的外来種として指定され、駆除が続けられている。⇐北アメリカでのお話

セイバンモロコシ (西播蜀黍)イネ科

前夜は雨やったんやなぁ、露が一列に並んでる。

ツルボ (蔓穂) キジカクシ科
 
晩夏に咲く穂状の花が美しく、かつては貴人が皇居に参上する際、後ろから差し掛ける傘をすぼめた様子に見立てて、参内傘(サンダイガサ)と呼ばれた。

 
マメアサガオ(豆朝顔) ヒルガオ科サツマイモ属
原産地:北アメリカ
花の直径は1.5cmほどで、先端は浅い切れ込みがあります。
マメアサガオの花言葉は、「見つけたら幸せ」、「固い絆」です。
花言葉”見つけたら幸せ”というのは、花弁が小さく見つけにくいということ、早朝に咲きだして、昼前にはしぼむため開花の瞬間を見つけることが難しいということが由来となっているようです。
花言葉”固い絆”は、成長する際にツルが他の物にしっかりと絡みつく様子を例えたことが由来となっているようです。

マルバアサガオ(丸葉朝顔)ヒルガオ科
いわゆるアサガオのひとつで、国内には1700年代に観賞用として渡来しました。定番種のアサガオの葉が3つに裂けるのに対し、丸っこいハート形であることから、マルバアサガオと呼ぶ。
花の直径:3cm

ヤブガラシ(藪枯らし)ブドウ科ヤブガラシ属
 
和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている

ワルナスビ(悪茄子)ナス科
 
お花は可愛いのになんで、ワルナスビなの?
鋭いトゲと毒性(全草)があり、他の植物を枯らすほどの生命力を持っています。残念ながら、強駆除対象植物です。
花が可憐に見えても、決して持ち帰らないように!

カタマメマイマイ(堅豆蝸牛)ナンバンマイマイ科

小さなカタツムリと検索したらカタマメマイマイ - Wikipediaと出てきた。

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2 コメント

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よくみかける花は外来種が多い(W2-89) (里山の風)
2022-09-23 17:11:38
木津川左岸の沿川で、よくみかける代表的な草花が紹介されました、名前のいわれや、花言葉など楽しく読ませていただきました。
特に、京奈和自転車歩道の沿川沿いではアレチヌスビトハギ、セイバンモロコシが繁茂していることが目立ちます。土手一面に生えていたナヨクサフジが消え、秋にはそれらに変わりつつあります。日本の在来種は、クズ、コマツナギ、カガイモ、ツルボ、ヤマガラシ、カワラマツバでしょうか。他は北アメリカなどから来た外来種です。
クズは裏見草(恨み草)ともいわれ、万葉集の歌や、落語の演目などに出ているようです。秋の七草の一つです。野外の観察では、葉の裏は白色で見分けがつきます。この葉の裏が白いのは、カラムシ、ヨモギ、マタタビなどあります。
調べますと、カガイモ(旧カガイモ科)の花の形は星の形(五角形)とされていますが、同じカガイモ科(新 キョウチクトウ科)のフナバラソウ、スズサイコの花の形も星型です。
カタツムリの「カタマメマイマイ」は環境省の絶滅危惧種(VU)に指定されているとは、知りませんでした。貴重な巻貝を見つけましたね!!

ここで・・クイズです
   カガイモの実の綿毛は種皮が変化   したもの、タンポポの綿毛はガクが変化したといわれますが、トウモロコシの実の毛はなにが変化したものですか??

こたえ →  めしべ です・・・そんなのホントですか!!
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里山の風さん こんばんわ~~ (わんちゃん)
2022-09-24 17:31:18
とうもろこしのあの実についた毛ですが、
ずら~っときちんと並んでる実の一つ一つから伸びてます。すごいなっと思います。
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