≪木津川市植物同好会≫
この時期、晩秋の童仙房で出合ったお花たち(よくぞ、残っていてくれましたね)
カヤラン(榧蘭)ラン科
カヤランがこのように写真に撮れる低い位置についていることは珍しいことだそうです。
ぜひとも、花の時期に写真を撮りたいですね。
2本ぶらさがってるのは果実です。
木津川市植物同好会のN先生からE:mailをいただきました。
普通カヤランは杉の大木の頂上近くに着生して目に触れることはあまりありません。
わんちゃんが撮ったカヤランはスモモの枝に着生したものでわれわれの眼の高さに着生しており花も間近に見ることができます。
3~5月ころと思います。
以前はスモモの枝が長く100株以上着生していました。
その枝を切られたのが残念です。
フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナワラビ科
地面にピチャッとくっついてる緑の葉っぱは栄養葉、
その先にボワ~~ンとなってるのは 胞子葉です
フユノハナワラビは日本全国に分布するシダ植物です。
夏の終わり頃に小さな葉を広げる。
冬に胞子葉をもたげ、あたかも花のようであるというのが和名の由来。
9~10月頃から冬までの期間、十分に光合成ができるためには、草があまり生育していないか、刈り取られる場所である必要がある。
したがって主な生育地は人里であり、ため池の堤防等のように、時折刈り取られるものの、人があまり踏みつけないような場所である。
このフユノハナワラビ、そういったところに居たんやったかなぁ??
Iさんは「天ぷらにしたらおいしいよ、葉っぱなんか特に」って一生懸命摘んではりました。
リュウノウギク(竜脳菊) キク科
葉っぱをもむと芳香があり、その香りが竜脳に似ているという、のですが、
その竜脳って?
竜脳は熱帯アジア産フタバガキ科の竜脳樹よりとった結晶で、古くよりわが国に輸入され、高級薫香料や薬剤として使われていた・・・・・
樟脳よりソフトなカンジの香りである・・・・・・
ハイ、葉っぱを揉んでその香りを嗅いでみました、あの香りがそうなんや・・・・・???
それからね、有力な情報として
リュウノウギクの若葉、お花を薄めの衣をつけて揚げる(天ぷら)
咲いたばかりの花は、2~3分茹でて甘酢に漬けるとおいしい・・・ですって。
ガガンボが訪問中で~す
リンドウ(竜胆) リンドウ科
自生のリンドウは清楚です。
でも、お天気具合でなかなか笑顔のリンドウには出合えません
晩秋の童仙房、その日は降水確率午前は10%、午後は6~70%
足元で見かけるリンドウは皆さん、閉じてました。
Fさんがこの笑顔のリンドウを見つけて教えてくれはったんです。
ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科
山地や平地の湿地に生える多年草です。
ハイその通り、ドロドロのビチャビチャのところに居ました
お花は径2㌢そこそこ、とってもちっちゃかったわ・・・・・
ウメバチソウが周りの枯れ草にからんでいたので、
そぉ~~っとはずしかけたら、茎がビロ~ンと伸びてビックリしました。
沼地のようなところで咲いているとは知りませんでした。
この時期にウメバチソウに出合えるのはラッキーなんですって。
ノコンギク(野紺菊) キク科
このお花はノコンギクかな?
と、思った時、お花をパカッと割ります(たくさんのノコンギク?に出合った時に限ります)冠毛を確認したら、ノコンギク。
「何も、パカッと割らなくても、お花の咲き具合、葉っぱの付き具合で分かりませんか?」
やっぱり私はパカッと割ってしまいます
名の由来は、秋の本州など日本のいたる野山で普通に見られるから「野」、
花の色が淡紺色から「紺」、花の形が「菊」形から、ノコンギクになったという
「ここ、行きしなに通ったところですよ」
「え~~っ・・・」と運転席、助手席以外の4人(全員女子)
「ここも、さっき通りましたよ、こっから出てきたんですよ」と教えていただいても、またまた「え~~~っ、何べん連れてきてもらってもさっぱりワカラヘン」と、4人とも声を揃えて・・
でもね、木々の合間から見える下界(?)の景色が
水墨画の世界のようできれいでした。
童仙房は四季折々ステキなフシギなところです。
晩秋の童仙房の紅葉
モチツツジ
イタヤカエデについて
植物によっては同じ種類の木が紅葉も黄葉もする場合があり、この場合は光が少ない所では黄葉する傾向があります。
2009 11 22晩秋の童仙房 ??blog2009.11.29
イタヤカエデ ヤマハゼ ウルシ タカノツメ ブルーベリー
【おまけ】
いつもコメントをいただくちひろさんから
>ノコンギクをパカって裂くんですか(ドキッ!)
私は折れたお花でもお水につけてその命を永らえるようにする性分なので、ちょっとびっくりしました~
とコメントをいただきまして、ふと思い出しました
ヨメナとノコンギクがよく似ててその見分け方を教わったことがありました。
Re:そよかぜ
ノコンギクをパカッと割ってヨメナとノコンギクを見分ける初級コースの冠毛の様子がマスターできれば、次は中級コースの花序の柄の長さに進みましょう。
そうすればかわいい花を壊さなくても済みますから・・・・・
ノコンギク
ヨメナ
↑2008.9.14南京都病院の庭
Re:わんちゃん。
すると、ヨメナとノコンギクとを別々の場所で見つけたとき「花序の柄の長さ」というのは、一目でわかるのでしょうか?
かわいいお花を壊さなくてすむことならぜひ知りたいところです。
Re:そよかぜ
上のノコンギクとヨメナの写真を比較してください。
縮尺は少し違いますが、ノコンギクの花序の柄の方が明らかに短いのが分かっていただけると思います。
最初は花序の柄を見て予想し、頭花を割って確認するといいと思いま
ハイハイハイ
もう一つ、ノコンギクとヨメナの見分け方
木津川市植物同好会のN先生から教わりました
「冠毛の長さで違いがわかりますが、葉を触るだけでわかります。ノコンギクは毛がありざらざらしています。ヨメナは毛がないので、つるつるしています。」
最初は花序の柄を見て、次に葉っぱを触ってみて、最後の手段ですね、お花をパカッと割るのは・・・・・・
この時期、晩秋の童仙房で出合ったお花たち(よくぞ、残っていてくれましたね)
カヤラン(榧蘭)ラン科
カヤランがこのように写真に撮れる低い位置についていることは珍しいことだそうです。
ぜひとも、花の時期に写真を撮りたいですね。
2本ぶらさがってるのは果実です。
木津川市植物同好会のN先生からE:mailをいただきました。
普通カヤランは杉の大木の頂上近くに着生して目に触れることはあまりありません。
わんちゃんが撮ったカヤランはスモモの枝に着生したものでわれわれの眼の高さに着生しており花も間近に見ることができます。
3~5月ころと思います。
以前はスモモの枝が長く100株以上着生していました。
その枝を切られたのが残念です。
フユノハナワラビ(冬の花蕨) ハナワラビ科
地面にピチャッとくっついてる緑の葉っぱは栄養葉、
その先にボワ~~ンとなってるのは 胞子葉です
フユノハナワラビは日本全国に分布するシダ植物です。
夏の終わり頃に小さな葉を広げる。
冬に胞子葉をもたげ、あたかも花のようであるというのが和名の由来。
9~10月頃から冬までの期間、十分に光合成ができるためには、草があまり生育していないか、刈り取られる場所である必要がある。
したがって主な生育地は人里であり、ため池の堤防等のように、時折刈り取られるものの、人があまり踏みつけないような場所である。
このフユノハナワラビ、そういったところに居たんやったかなぁ??
Iさんは「天ぷらにしたらおいしいよ、葉っぱなんか特に」って一生懸命摘んではりました。
リュウノウギク(竜脳菊) キク科
葉っぱをもむと芳香があり、その香りが竜脳に似ているという、のですが、
その竜脳って?
竜脳は熱帯アジア産フタバガキ科の竜脳樹よりとった結晶で、古くよりわが国に輸入され、高級薫香料や薬剤として使われていた・・・・・
樟脳よりソフトなカンジの香りである・・・・・・
ハイ、葉っぱを揉んでその香りを嗅いでみました、あの香りがそうなんや・・・・・???
それからね、有力な情報として
リュウノウギクの若葉、お花を薄めの衣をつけて揚げる(天ぷら)
咲いたばかりの花は、2~3分茹でて甘酢に漬けるとおいしい・・・ですって。
ガガンボが訪問中で~す
リンドウ(竜胆) リンドウ科
自生のリンドウは清楚です。
でも、お天気具合でなかなか笑顔のリンドウには出合えません
晩秋の童仙房、その日は降水確率午前は10%、午後は6~70%
足元で見かけるリンドウは皆さん、閉じてました。
Fさんがこの笑顔のリンドウを見つけて教えてくれはったんです。
ウメバチソウ(梅鉢草) ユキノシタ科
山地や平地の湿地に生える多年草です。
ハイその通り、ドロドロのビチャビチャのところに居ました
お花は径2㌢そこそこ、とってもちっちゃかったわ・・・・・
ウメバチソウが周りの枯れ草にからんでいたので、
そぉ~~っとはずしかけたら、茎がビロ~ンと伸びてビックリしました。
沼地のようなところで咲いているとは知りませんでした。
この時期にウメバチソウに出合えるのはラッキーなんですって。
ノコンギク(野紺菊) キク科
このお花はノコンギクかな?
と、思った時、お花をパカッと割ります(たくさんのノコンギク?に出合った時に限ります)冠毛を確認したら、ノコンギク。
「何も、パカッと割らなくても、お花の咲き具合、葉っぱの付き具合で分かりませんか?」
やっぱり私はパカッと割ってしまいます
名の由来は、秋の本州など日本のいたる野山で普通に見られるから「野」、
花の色が淡紺色から「紺」、花の形が「菊」形から、ノコンギクになったという
「ここ、行きしなに通ったところですよ」
「え~~っ・・・」と運転席、助手席以外の4人(全員女子)
「ここも、さっき通りましたよ、こっから出てきたんですよ」と教えていただいても、またまた「え~~~っ、何べん連れてきてもらってもさっぱりワカラヘン」と、4人とも声を揃えて・・
でもね、木々の合間から見える下界(?)の景色が
水墨画の世界のようできれいでした。
童仙房は四季折々ステキなフシギなところです。
晩秋の童仙房の紅葉
モチツツジ
イタヤカエデについて
植物によっては同じ種類の木が紅葉も黄葉もする場合があり、この場合は光が少ない所では黄葉する傾向があります。
2009 11 22晩秋の童仙房 ??blog2009.11.29
イタヤカエデ ヤマハゼ ウルシ タカノツメ ブルーベリー
【おまけ】
いつもコメントをいただくちひろさんから
>ノコンギクをパカって裂くんですか(ドキッ!)
私は折れたお花でもお水につけてその命を永らえるようにする性分なので、ちょっとびっくりしました~
とコメントをいただきまして、ふと思い出しました
ヨメナとノコンギクがよく似ててその見分け方を教わったことがありました。
Re:そよかぜ
ノコンギクをパカッと割ってヨメナとノコンギクを見分ける初級コースの冠毛の様子がマスターできれば、次は中級コースの花序の柄の長さに進みましょう。
そうすればかわいい花を壊さなくても済みますから・・・・・
ノコンギク
ヨメナ
↑2008.9.14南京都病院の庭
Re:わんちゃん。
すると、ヨメナとノコンギクとを別々の場所で見つけたとき「花序の柄の長さ」というのは、一目でわかるのでしょうか?
かわいいお花を壊さなくてすむことならぜひ知りたいところです。
Re:そよかぜ
上のノコンギクとヨメナの写真を比較してください。
縮尺は少し違いますが、ノコンギクの花序の柄の方が明らかに短いのが分かっていただけると思います。
最初は花序の柄を見て予想し、頭花を割って確認するといいと思いま
ハイハイハイ
もう一つ、ノコンギクとヨメナの見分け方
木津川市植物同好会のN先生から教わりました
「冠毛の長さで違いがわかりますが、葉を触るだけでわかります。ノコンギクは毛がありざらざらしています。ヨメナは毛がないので、つるつるしています。」
最初は花序の柄を見て、次に葉っぱを触ってみて、最後の手段ですね、お花をパカッと割るのは・・・・・・