肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

B型肝炎訴訟 和解協議 11月12日午後2時半集会 街頭宣伝が旗だしに変更

2010年11月12日 | 肝炎救済に関連して

再度変更がありました。街頭宣伝が旗だしに変わったそうです。2010-11-10記事開始

B型肝炎訴訟 和解協議 
11月12日金は午後2時半から裁判所前集会、
11月24日水は午後1時から裁判所前集会があります。
是非、札幌地方裁判所前に集まってください。
B型肝炎問題を解決しないことには、すべての肝炎患者救済の可能性を高めるために。

原告さんから情報ありました。タイムスケジュールは以下のようです。私も集会と旗だしには行こうと思います。

(1)14時30分~ :裁判所前集会(札幌地方裁判所前)

(2)15時~ :和解協議、その後「旗だし」あり(札幌地裁)

(3)15時30分~17時ころ :支援者の方々と原告の交流会(札幌弁護士会館5階)
                
(4)17時~ :記者会見(札幌弁護士会館5階)

(5)18時30分~ :懇親会

※ご支援・ご協力をよろしくお願いします。

当日は、一瞬の雨あられがやみ、集会開始、後半雨あられとなり、みんな頑張っています。
写真は12日分です。

長期インターフェロン治療 7年目にして陰性7ヶ月持続

2010年11月12日 | インターフェロンの少量長期や高齢者治療

患者さんは50代男性。
高ウイルス量にてインターフェロンを開始するも、陰性化せず、ALTが100を超える状態が継続していたため、2004年1月からイントロン+レベトール治療を開始してから、これしかもうないからとずうっとインターフェロンを継続している患者さんです。
2年目にして陰性化するようになりましたが、その後継続せず、陽性と陰性かを繰り返していました。6年たったころ、フェロンでレベトールが使えるようになったため、変更、連日投与の時は陰性化したのですが、その後再陽性化、それでも継続していたら、陰性化するようになり、現在2010年11月時点で陰性化7ヶ月目になりました。
αよりもβの方が倦怠感は楽になっていると喜んでくれています。このまま副作用無く、陰性化が1年半続いたら終了とする予定です。がんばれるといいなあ。
使ったインターフェロンは
βモチダ600万単位 56週投与
OIF500万 6ヶ月投与
イントロン+レベトール
ペガシス+コペガス
ペガシス+レベトール自費購入
フェロン+レベトール
です。

クリスタルチルドレン みんなのうたから

2010年11月10日 | 歌の集い
先日、参観日に行ったとき、帰りの会で子供たちが歌っているのを聞いて感動しました。こういう歌があるんですねえ。


「クリスタルチルドレン」 NHK みんなのうた

作詞 めけて と にせん 作曲 めけて 編曲 めけと と みみ

戦わなくっていいんだよ 好きになっちゃえばいいんだよ
顔も知らない同士 敵も味方もないでしょ?
仕返しなんていらないよ 誰も嬉しくならないよ
スッキリするのは一瞬だけ
見上げれば 遥か雲の向こうで 太陽は いつも何でも見ている

BRAVE! 憎しみも涙に代えて 許せる勇気もって生まれてきたんだ

LOVE! この地球を光で満たす 心の愛を持って生まれたんだ
CRYSTAL CHILDREN(クリスタルチルドレン)


淋しくなんかないんだよ 人は誰でも独りだよ
だから色んな人の ステキが見えるんでしょう?
恐怖がらなくっていいんだよ みんな同じ人間だよ
傷つき 傷つけ 泣き 笑い
見上げれば 広い空のどこかで 月はいっつも 何でも知っている

BRAVE! 怒りさえ歯をくいしばり 飲み込む勇気持って生まれて来たんだ

LOVE! この地球を光で包む 祈りの愛を持って生まれたんだ
CRYSTAL CHILDREN(クリスタルチルドレン)

生まれて 生きて いつかは死んでゆく 奇跡起こす命 輝け!!

BRAVE! 憎しみも涙に変えて 許せる勇気持って生まれてきたんだ

LOVE! この地球を光で満たす 心の愛を持って生まれたんだ
CRYSTAL CHILDREN(クリスタルチルドレン) 

BRAVE! 怒りさえ歯をくいしばり 飲み込む勇気持って生まれて来たんだ

LOVE! この地球を光で包む 祈りの愛を持って生まれたんだ
CRYSTAL CHILDREN(クリスタルチルドレン)

新しいC型肝炎の治療 熊田先生の話 すごかったです インターフェロンなしでの治療

2010年11月07日 | 医療講演やイベント
医師向けの講演会で、虎の門の熊田先生が中心となっている新しい治療の検討が聞けました。

最初、NS3阻害薬だけでどこまでウイルスが消せるかをしてみたそうで、その時は1例だけ消えたそうです。飲み薬だけで消えたのは世界初のようなことを言っていました。耐性ウイルスがでるんだけど、1例だけでずに陰性化した。そのウイルスを調べたら、3%くらいのウイルスの割合だったそうです。すごい発見ですよね。
飲み薬だけで治った人が見つかったことだけでもすごい。

そして、そのあとNS3阻害薬とNS5A阻害薬を合わせて、現在検討しているということで、今のところ1例がすでにウイルスが消えきって、あとも引き続きウイルスが消えているそうです。24週投与後に陰性化が持続することになれば、本格的に治験として治療法としていける可能性があるだろうと言うことでした。
30%がウイルス消えるなんて事になったらいいと思うと言っていました。
IL28などを考える必要なく、とても早期に血中のウイルスが消えていく。あとは、それが維持できてるかの確認と、それでも、ここまでの話になってきたことは熊田先生たちの執念だなあと感動しました。

海外での2剤併用の検討では耐性ウイルスがでてくるんだけど、NS5B阻害薬を使っているためで、この差が、今回の効果を生んでいるんではないかと。

とにかくすごい話でした。インターフェロンなくできる治療としてきっと確立していく時代が来るんだろうなあと実感できた講演でした。

その他、テラプレビルがでるまで、ペグイントロンとレベトールの少量投与でつなぐという方法も患者さんの状態に応じて検討してると、やれることはすべてやってるんだなあと思いました。(保険の縛りがあるのでなかなかいつも出来るわけではなさそう。。。)

八雲サービスエリアからの夕日

2010年11月01日 | 花、植物、風景

函館からの帰り、落部から高速に乗って八雲のサービスエリアで休憩したんだけど。夕日がきれいでした。
駐車場から歩いて、高速エリア外にいける構造になっているので、八雲のハーベスタもいけるんですねえ。てっきりいけなくなったなあって残念に思ってたんだけど、うまく作られているなあと感動しました。これなら、高速で帰っても途中よれるんだなあ。