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長期インターフェロン治療 7年目にして陰性7ヶ月持続

2010年11月12日 | インターフェロンの少量長期や高齢者治療

患者さんは50代男性。
高ウイルス量にてインターフェロンを開始するも、陰性化せず、ALTが100を超える状態が継続していたため、2004年1月からイントロン+レベトール治療を開始してから、これしかもうないからとずうっとインターフェロンを継続している患者さんです。
2年目にして陰性化するようになりましたが、その後継続せず、陽性と陰性かを繰り返していました。6年たったころ、フェロンでレベトールが使えるようになったため、変更、連日投与の時は陰性化したのですが、その後再陽性化、それでも継続していたら、陰性化するようになり、現在2010年11月時点で陰性化7ヶ月目になりました。
αよりもβの方が倦怠感は楽になっていると喜んでくれています。このまま副作用無く、陰性化が1年半続いたら終了とする予定です。がんばれるといいなあ。
使ったインターフェロンは
βモチダ600万単位 56週投与
OIF500万 6ヶ月投与
イントロン+レベトール
ペガシス+コペガス
ペガシス+レベトール自費購入
フェロン+レベトール
です。

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