肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

東京薬害肝炎原告交流会 いってきました。

2009年03月22日 | 医療講演やイベント
さくらが咲いてるかなあと思ったのですが、もう1週間後とのことでちょっと残念。
東京で訴訟を起こしている原告の方の交流会で、医療講演をしてきました。北海道から東京原告となっている2名の方も参加して20人を超える方が集まっていて、とても熱心に聞いてくれました。久野さんという原告で実名を公表している方の函館での出会いがきっかけで、こういう交流会での講演が実現しました。いろんなことがつながっていると感動しています。

医療講演の後、みなさんの自己紹介を聞きながら、日頃の疑問点などへ、答えるという感じで、相談を受けているような感じでした。悩んでいることは、北海道の患者さんと同じような内容が多いんだなあと、ただ、医療費については北海道がうらやましいと言う声が聞こえてきます。しかし、本来医原病として、国がすべてを負担すべきだということを、忘れずにいてほしいと思います。そのためにも使って欲しくて税金頑張って払っていますしね。

肝硬変といわれて、後は肝がんになって死ぬだけだと受け止めている患者さんもいました。肝硬変はたしかに慢性肝炎(C型)の進行した状態で診断となりますが、慢性肝炎の肝臓が硬い時期と考えることで気持が楽になる方も多く、自分が元気になれる考え方で受け止めてもらえたらと思います。また、必ず肝がんになるわけではなく、肝硬変も治る人が出てきていることを、将来自分の肝臓も治る可能性があると言うことをあきらめないでほしいと思います。逆に希望を持つことが残酷である場合もあるという方もいますが、それは、患者さんがどちらで考えるかを決めることであると私は思っています。それ以上は医療者側からは言えないのかなとも思います。

小松弁護士さんがいろいろとセッテイングしてくれて、歌はあきらめないでと栄光の架橋と青い山脈歌ってきました。栄光の架橋は原告の方にはとても思い入れがある曲で、訴訟の辛さを思い出して泣くかたが多いんです。つらかったんだなあってこっちにも伝わってきます。青い山脈は、小松弁護士さん気に入ってくれたみたいで、よかったです。

3月15日の講演会のDVDと歌のCDも10枚くらい渡してきました。希望される方がいてちょっとホっとしました。
また、道外での講演の機会があれば、是非行ってみたいと思います。患者さんが安心してかかれる先生方への橋渡しも大切なことだなと実感しています。

肝臓の画像検査について 2009.3.18

2009年03月18日 | 肝臓教室

今回は、肝臓病の画像検査と言うことで、肝がんの診断治療に伴う、エコー,CTの画像検査をみなさんに見てもらいました。治療する前とした後、腹腔鏡での治療の様子など、実際に治療しているときの映像をまじえてみてもらいました。自分がこの治療を受けてるんだあと改めて実感された方が多かったんじゃないかなあ。

札幌市 中央区三越パルコまえ街宣署名 医療講演 訴訟説明 相談会 交流会 ありました。

2009年03月15日 | 肝炎救済に関連して

肝がん検診団5名、道央肝炎友の会8名、B型訴訟原告団1名、弁護団2名、C型肝炎訴訟原告団7名、弁護団2名、タイアップ2名、難病連2名(ちょっと不正確ですごめんなさい)総勢30名の協力で実施することができました。

3月15日日、朝から講演会の会場準備して、11時から札幌市中央区の三越パルコ交差点で街宣署名してきました。そのあとは、午後から医療講演、肝炎訴訟の現状報告、相談会、原告や友の会の患者さんの交流会と盛りだくさんな一日でした。

いろんな方々の協力があって、大成功って感じで、本当にありがとうございました。

○街宣署名は、午前11時から12時まで、札幌市中央区の三越パルコ交差点で行いました。HBCさんが取材してくれて、12:30のニュースにも流してくれたそうです。緑愛病院の循環器の秋野医師も応援に来てくれたのには感動しました。
総勢20名を超える方の協力で、署名も200筆、ビラも200枚配布できました。雪がぱらつく寒い中、体調もいまいちな方も頑張って活動していました。

○医療講演は、難病センター3階で行われ、第2会場も設置しました。ビデオのラインを伸ばして準備と映像関係は緑愛病院の相馬さんに付きっきりで準備して貰えたので大助かりでした。

講演会は100名の方が参加してくれて、会場は熱気であふれていました。前半は川西医師の医療講演、後半は、B型,C型の肝炎訴訟の弁護団と原告の方の報告。その後訴訟相談6名と医療相談8名行いました。署名は80筆あつまりました。

○その後同じ会場で、道央肝炎友の会とB型C型肝炎訴訟の原告の方々の交流会の場を設けることができました。函館の患者会の川上氏からの手紙も読んでいただき、お互いにお互いの活動をしって、これからまた頑張ろうと言う話になりとても良かったです。情報の共有化が課題でもあり、新たな活動を広げていくことも重要なのだなと改めて実感したと思います。

これからも頑張って行きたいと思います。みなさんのがんばりがみんなを支えています。出来ることをできる範囲でどんどんがんばりましょうー。

肝がん検診団 Kawanishi

ドラえもん映画 新のび太の宇宙開拓史 見てきました

2009年03月14日 | 映画 模型 プラモデル
子供たちとその友達4人をつれて、恒例のドラえもん映画に行ってきました。最近はねてしまうことが多かったのですが今回は見てしまいました。映画の中に、僕は信じるって言葉が何度か出てくるのと、それにこたえようと頑張る登場人物の姿に、涙が止まらなくなる私でした。娘に、泣いてるの?って確認されるのがちょっと恥ずかしいですが、泣くこともストレス発散にいいんですよねえ。

DEBIO025 oyakataさんありがとう

2009年03月14日 | 肝臓センター
すずめんさんから、oyakataさんが紹介していましたとみてみたら、わかりやすい記事がありました。あまりにも効果があって最初はウソだと思われていたとか、経緯も書いてあっておもしろいですね。常識では考えらら無いことが治療に役立つことがあるっていう典型でもあります。早く使えるようになるといいと思いますね。
朝日新聞の記事です。アクセスしてみて下さいね。
http://www.rinshoken.or.jp/hotnews/081113/asahi080825.pdf

札幌市東区 街頭署名してきました

2009年03月13日 | 肝炎救済に関連して

当初アリオ札幌で予定していたのですが、車で来る人がほとんどで歩道には人が歩いていないことに気付き、急遽、お店の中とか入り口でできないかとお願いに行ってみたのですが、許可貰えず残念でしたが、東区区役所地下鉄駅出口で署名活動してきました。今回も神奈川の方々から借りているのぼりが大活躍でした。写真ではわかりにくいけど。
C型原告団3名、道央肝炎友の会3名、肝がん検診団2名の参加でした。
5時から5時40分まで、おこないました。寒くて、1時間は出来なかったですねえ。雪降ってなかったから良かった。
署名は100筆あつまりました、ビラも100枚くらい配ったかなと思います。ご協力ありがとうございました。若い方がよく署名をしてくれました。肝炎の患者さんや家族以外は、関心のない話を広げるにはこういう活動が大切なのだなと思いました。