半米粒？

五分だ、八分だ、と言っても、取り上げるタイミ
ングが悪いとどうにもなりませんね。　ウチでは
女房と私が交互にお灸をすえますが、「遅い！」
と、もめるのがこのタイミングです。

線香の火を移し、すぐに割り箸の先をもぐさの回
りにセットして準備しても、ビデオなどがかかって
いて良いシーンに来たりすると、ついつい注意が
それてしまいます。　そのくせ自分の番になると、
ひときわ「遅い！」と叫んでいます．．．

どうしてもうまくいかない方には、「半米粒大」の
お灸をお薦めします。　米粒の半分、実際のと
ころは半分の、そのまた半分でも良いのです。
火を移すと、よそ見をしていられないくらい早く
燃え尽きてしまうので、すぐにつまめます。

しくじったとしても本当に小さいので、皮膚表面
でそのまま焼けて、おしまい。　あっと思ったとき
には、もう消えてしまっています。　もっとも熱量
が小さいので、症状が重いと灸数が多くなり、時
間も手間も掛かりますが．．．