宮応ふみ子のいきいきブログ

厚木基地のある神奈川県大和市の共産党市会議員の8期32年の活動を卒業。一市民として、マイペースで時々の活動を綴ります。 

消費税増税法案を民・自・公が強行成立、闘いは「実施許すな」へ

2012年08月10日 | 構造改革、消費税

10日、消費税増税法案が参院本会議において、民自公の賛成多数で可決成立しました。
増税実施は2年後の2014年4月に8%、翌年の2015年10月に10%にする予定です。

 テレビは一斉に増税すると国民生活はこんなに大変になる、街に出ては有権者の声を拾ってはいるが「財政が大変なんだから仕方がない」「これを子や孫の世代に送ることはできない」などの画面が続きます。

7日には日本共産党など7会派が衆院に内閣不信任案を、参院には問責決議案を提出しましたが、前日まですったもんだしていた自民党は、結局、マスコミと財界の圧力で「3党合意」に戻りましたが、9日の衆院での内閣不信任案の採決では欠席を決めた自民や民主からも賛成票がで、10日の参院本会議での法案採決に民主党から造反議員が出ました。

それにつけても腹立たしいのは、成立後の野田首相の「記者会見」です。 「成立した消費税増税はマニュフェストに明記していない。お詫びする」と。 お詫びするならやるな!これが社会生活のルールではないでしょうか。 続けて首相は「皆さんにご負担していただいた分は全部社会保障のために使う」と。

嘘つけ! 民自公3党が合意した法案附則は、大型公共事業に重点的に配分するとしているではないか! 早速整備新幹線の計画が浮上してことなどこれっぽちも触れない不誠実さにはらわたが煮えくり返るよう。 

自民党は、1日も早く解散総選挙をと野田さんに迫りましたが「近いうちに」でチョン。 早く選挙をすれば自民党は勝てると考えているのでしょうか?

どちらにしても、闘いは「実施をさせないこと」に、外国の例ではフランスのサルコジ政権が付加価値税増税を決めていましたが、政権交代したオランド政権はこれを取りやめ、富裕層への増税や企業の社会保障負担増を打ち出しました。

多くの国民がオリンピックの日本人選手の健闘を称え、湧きかえっているその裏での採決成立は「暴挙」と言わざるを得ません。

 


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