11月24日から始まっていた12月議会が20日に終了しました。
最終日には、12本もの議員提出議案が出され、其のうち3件は私学助成の陳情から2件、もう1件は「原発事故避難者に対する住宅無償継続を求める意見書で、全会一致です。
毎年12月議会恒例の「年末年始における航空機の飛行中止を求める決議」は基地対策特別委員会からの提案ですが、16日の議運で「12月13日に起きた沖縄でのオスプレイの不時着が報じられ、市民に一層の不安が広がっている」を挿入する修正案が自民党会派からだされましたが、問題は「不時着」ではないでしょうと、あれは「墜落大破」にすべきと、共産党議員団として更に修正を求めました。 すったもんだの結果、「不時着・大破」となりました。(公明党さんは、不時着水を主張しました)
①その他、共産党からは「カジノ解禁に反対する意見書」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・共産・虹・ネットが賛成するも少数で不採択 ×
②自民党からは「衆院小選挙区選出議員の選挙区の区割りに関する意見書」・・共産・虹・ネットが反対するも多数で採択 〇
③虹の会からは「TPP及び自由貿易協定に反する意見書」‥……………・・・・・共産・虹・ネット賛成するも少数で不採択 ×
④ 「原発廃炉、賠償費用負担の押し付けに反対する意見書」‥…共産・虹・ネット賛成するも少数不採択 ×
⑤ 「いわゆる年金カット法に反対する意見書」・・・・・・・・・・・・・・・・・・共産・虹・ネット賛成するも少数不採択 ×
その他①、④、⑤について、「対案」がだされましたが、①のみ多数で採択、他は少数不採択となりました。
共産党議員団は、意見の分かれる議案については「なぜなのか」と原則討論をします。 この日は佐藤議員5件、高久議員5件、宮応4件その他団長としての提案2件、高久議員は委員長報告ありで、ほりぐち議員が産休でお休みなので、3人で「大奮闘」しました。
また、この日、7~8人の方が傍聴に見えました。
聞くところによると「陳情者」ではなく、「議会や議員の様子をチェックしたい」とのこと、アンケートに感想を記入したとのことです。
多少の違いはあっても、全会派が討論に立ったので、比較検討が出来たのではないでしょうか。