昨日、2月13日に開かれた臨時議会で、市長から提案された「大和駅前再開発の第4地区に立てられる再開発建物の保留床を119億円を上限に買い取り、公共施設としてホール、サブホール、子育て支援施設、図書館、生涯学習センターをつくる」ことについて、賛成多数で可決しました。
共産党議員団は、くぼ団長が討論で以下のことを指摘し、「意見を付しての賛成」という態度表明をしました。
①舞台が手狭な現ホールは耐用年数が迫っている。新たなホール建設が多くの市民から望まれている。議会への陳情、市民アンケートなど。
②用地の検討も散々してきたが、ここしかない。
③近隣に大型ホールが多数ある中で、特色あるホールとしては800席程度の音響効果がよいものが望まれるとの専門家による提言に基づいての800席が妥当 (最近になって市は2階席をつくる1000席を提案)
④サブホールの可動席は良くない。固定席仕様とし、平面としての使用を検討するなら埋め込み式などはどうか
⑤すくなくとも図書館は指定管理に委ねないこと…を意見として付しました。
本会議では賛成22:反対4の賛成多数で「債務負担行為補正 大和駅東側第4地区公益施設公有財産購入費 限度額119億円」を可決しました。
期間は平成25年度から27年度の3年間。 税制度(消費税)の変更を基に算定した増加額を加算した額も加味されています。(備品購入、引っ越し費用や再開発事業への市負担金、ランニングコストなどもでてきます)
この議決がgoサインで、再開発事業が進み、芸文ホールが着工されます。
9時から本会議で委員会付託され、すぐ委員会審議が始まる予定が、「議会って何が起こるか判らない!?」の通り、マスコミからの「本会議と委員会の撮影、録音の申し入れ」について協議するために本会議に先立って開かれた議運が、なんと2時間もかかってしまいました。
(撮影は前例通りOK,委員会は開会前の冒頭のみ。これはすぐ決まりました。)
結果、環境建設常任委員会の審議開始は11時から、終了は18時半過ぎまで、実質6時間ほどの審議となりました。
その後、テープ起こし、委員長報告作成などの時間がかかり、本会議が始まったのが10時過ぎで、8会派の討論があったので本会議が終わったのは11時過ぎ、帰宅は12時でした。
委員はじめ議員、議会事務局、市長・理事者、職員の皆さんお疲れ様でした。