Good Frlend!(motovlog)

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単気筒のニンジャ、カワサキ・ニンジャ250SL。(番外編vol.3497)

2023-01-28 00:00:40 | 日記

そもそも2008年にあった「新しい排気ガス規制」に伴い、それまであったほとんどのオートバイがクリアする事なく「廃盤化」へと向かう中、それまでのモノとは

違う「新しいコンセプト」を掲げて登場したのが、2気筒エンジンを搭載したカワサキ「ニンジャ250R」だったのですが、これの大ヒットを境に、ラインナップの

追加バージョンとして単気筒モデルとなるこのカワサキ「ニンジャ250SL」が2015年に登場します。外観は見分けるのが難しいほど類似したデザインだったのですが、

よ〜く見るとヘッドライトの形状や、全体的にスマートなフォルムとなっており、その車重(乾燥重量)も同年式の「ニンジャ250」と比べ、23kgも軽い151kgと

なっていました。また生産国インドネシアではその1年前にあたる2014年より売られてた車両で、基本的にはそちらで製造された逆輸入車という事になります。また

その内容はかなり「コストパフォーマンス」に寄せたもので、具体的には当時の標準モデル(ABS無し)で419.000円(税込)で、上級モデルの「ABS KRT Edition」

でも533.500円(税込)と言う安さを誇っていました。とは言え、実は2気筒エンジンを搭載した「ニンジャ250」と比べ、エンジンパワーに対してのウエイトレシオ的には

非常に高いものがあり、車名の「SL」もそれを意識した「スーパーライト」の訳語で、キビキビ走ってくれるものだった様です。ただ、結果的には翌年の2016年を

もって、あっという間に廃盤化してしまうのですが、走りに対して実力のあるオートバイであった事は確かだった様です。ただ、どうしても「ニンジャ250」と比較すると

2気筒エンジンを搭載したモデルに人気が偏りがちで、カワサキがイメージしてた販売戦略の通りにはならなかったみたいですね。で、その詳細なスペックをあたらめて

見てみますと、エンジンはカワサキのモトクロス系の車両に使われていた、水冷式の4スト単気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が249cc、最高出力は29psで、

最大トルクが2.2kgとなっており、車重は先ほども書きましたが、乾燥重量で151kg、ガソリンタンク容量は満タンで11リットル、市街地での平均燃費が大体35kmと

言う計算になっています。またフレームはスチール製の強固なダイヤモンド式(エンジン吊り下げ式)で、ホイールサイズは前後とも17インチ、トランスミッションは

6速MTで、キャブはフューエルインジェクション(FI)が搭載されてて、ABS付きと無しの2種類が同時販売されていました。さらに乗り味は単気筒ながら振動が少なく、

滑らかによく回る仕様となってて、単純に速さだけを言うと2気筒エンジンを搭載した同年式(2015年式)の「ニンジャ250」より速かったと言われています。今だと

女性ライダーにオススメな1台と言えますが、ボク個人としては車格を気にしない男性ライダーにもオススメしたい車両です。で、最後に現在の中古市場を見てみますと、

大体安いもので25万円あたりから、高いもので55万円前後で取引されてる様です。また高額化されてる車両は走行距離の少ないもので、ほとんど新車の様なピカピカ

だったりする感じです。さらに球数は豊富に揃っており、ユーザーの予算に合わせて色々選べる状況です。さて、今日はそんなカワサキカワサキ「ニンジャ250SL」を

ご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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