当然ながら現在新車で売られてるオートバイも、もちろん良いですが、やはり一番自分が多感だった時代にあったオートバイに想いを馳せるって、やっぱあります
よね(笑)。特にオートバイの乗り味をまだ知らなかったあの頃、初めて自転車と違い漕がなくても前に進むあの快感。忘れられない瞬間って誰しもあると思う
のですが、やはり最初に感じたインパクトに勝るものは無い気がします。ボク(現在58歳)の場合だと、それは1980年代って事になるのですが、当然そう言った
話になると「あの頃は良かった」って事になっちゃいます。いわゆる「昔は良かったおじさん」となってしまう訳ですが「まぁ、それで良いじゃ無いか」って最近
は思うようにしてします(笑)。直ぐに昔を持ち出す傾向のボクなので、子供たちにも飽きれられていますが、ボクはそれで良いんです(笑)。このブログに関して
も、別に若い世代にだけに向けて言ってる訳では無いので、もし昔話であろうが同世代とかで共感していただければ幸いだと思っています。で、昔は良かったですが、
ボクがまず1番に思うは「2ストロークのエンジンがあった!」ですね。これは当時のボクにとって大きい要因です。もちろん中古車を見れば現在でも売られてるので、
買おうと思えば2ストエンジンを搭載した車両は多く存在しますが、当時は60〜70万円出せば新車で買えてましたからね。過去に2ストのオートバイに乗ったこと
がある人なら、その独特の走りを体感した事があると思いますが、ポイントは、やはりパワーバンドに入ったところからの加速力ですよね。あの「走ってる途中」から
急激に加速するって4ストだとターボでも付いてないとまず体感出来ません。考えてみれば走りに対しては贅沢なエンジンで、コンパクトですし構造もシンプルそれで
いて速くて、白煙黙々(笑)。時代と共にデメリットは改善されていくのですが、初期の方がその感覚が分かりやすかった気がします。ボクの場合だと1983年式の
ヤマハ「RZ250R(29L型)」と、1993年式のホンダ「NSR250R-SP(MC21型)」を過去に所有していましたが、2ストの加速感を感じやすかったのは「RZ250R」
だった気がします。ただ全体的な速さで言えば圧倒的に「NSR250R-SP」でしたけどね(笑)。またこれはかなり個人的な意見となってしまいますが、スマホでナビ
するよりタンクバッグでマップを見ながら走ってる方が旅をしてる感があって良かったです。また面倒だったけどETCが無かった時代、高速道路の料金所でお金を払う
のもそれに近い印象を感じています。まさにこれはボクなりの「昔が良かった」ですね(笑)。多分ですが、苦労を苦労だと思うから良くないって思う訳で、それが
当たり前だって思えばなんて事ないんですよね。ほとんどの人が新しいアイテムが出てくると楽な方向へシフトしてる感を感じますが、実はボクって当時とほぼ同じ
装備で今も走っています。ETCもついてないし、スマホも使わないし、インカムもカメラも何も使いません。理由はシンプル「1980年代に走ってた自分のままでいたい
から」なんですよね。まぁ、この話は時代に逆らってるとか思われますが、ボクはそう言う人間で便利ってだけの理由で色々取り揃える事を避けるタイプです。何だろう
「楽が嬉しい」って思わないし、逆に「面倒だから…」ともさほど思わないです。そもそもオートバイは自動車と違い面倒で大変な乗り物だって知ってるからで、あえて
出来るだけ「楽したい」とか「新しいものに興味がある」とか思わないんですよね。要するに昔のままでいたいんです(笑)。まぁ、これが2番目に思うおじさん意識で、
3番目はライディングですね。これはあまり語るとそのままルール違反をしてる話になってしまうのですが、オートバイで飛ばすと気持ち良いですよね(笑)。開けた
場所のみならず、ワインディングで思いっきり膝を擦りながら走ると心臓はバクバクしてるけど、日常の暮らしでは体験出来ない「たまらないスリル」を感じます。これ
もちろん昔の話でボクが峠を攻めてた頃の事です。良く無い事をしてる自覚はあったけど、思いっきり攻める走りって究極の快楽だったりします。これは誰かより速い
とか遅いとかではなく、自分にとってのレットゾーンに向かってる感覚なんですよね。ライダーであれば少なからず無理して走った事はあると思うのですが、どうでしょう
やっぱりルール違反であっても衝動に駆られる瞬間ってありませんか!昔はみんなそうだった(笑)。こんな話口が裂けても世代の違う人には言えないですけどね!(笑)
確かに振り返り考えてみれば、恵まれた時代に生きて来た気がします。
特に20歳代の多感な時期に良い思いをしたし、時代の流れも早く、
好景気に湧いて、将来の不安なてなのも無かったですからね。(笑)
高度成長期からバブル期まで、ボクも全てを経験していますから、
贅沢な人生を送ってきた気がします。(笑)
オートバイや自動車はまさに、その時代を象徴していますから、
それを経験出来た事を幸せに思いたいですし、熱く語っていきたいものです。(笑)
ありがとうございます。
2ストの「匂い」「音」「けむり」(笑)が懐かしいですね。それが普通であり、何の疑問も無い時代でした。
ムーニマンさんの「昔のままでいたい」は、うなってしましました。私は年のせいか「ETC」を付けたり、「電子装備」を受け入れています。楽しみ方は色々ありますが、「面倒を楽しむ」はバイク趣味でカッコイイ形だと思いました(^^)v
時に無理して(笑) これからも楽しみたいと思います。
今回の内容はあえて「ボク個人の見解」を語ってるだけのものなので、
それとは違うタイプを否定してる訳じゃ無いですし、
多少ですが、ボクの方が「得意質なタイプです」って言ってる感じでしょうかね。(笑)
そう!そうなんですよね。
2ストはボクにとっても青春でした!(笑)
当時は、まだ新車でたくさんの車両が売られていましたから、
確かに、自然に受け入れていましたよね。
また、便利なモノや優れた装備は年々進化しながらライダーに提供してくれていますが、
何故かボクは、それに興味が無いんですよね。
と言うより、意識的に避けてる感もあって、本文でも書きましたが、
ボクなりの理屈があって、まさにオートバイに限っては「昔のまま」ってのがあるんですよね。
変化を嫌ってる訳では無いのですが、あえて変えていかなくても十分に楽しめるって意識ですかね。
ありがとうございます。