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バリオスじゃないよ、スズキ・GSX250FX。(番外編vol.816)

2016-01-22 08:40:35 | 日記

なぜかよく分かりませんが、250ccクラスの4スト4気筒を持たなくなったスズキが、

カワサキからOEM供給で販売してたのがこのスズキ「GSX250FX」です。

基本的にはカワサキ「バリオスll」と同じもので、販売開始は2002年から。

エンジンは水冷式4スト4気筒DOHC4バルブで排気量は249cc、

最高出力が40psで、6速MT、機械式キャブとの組み合わせです。

ガソリンタンク容量は15リットルで市街地での平均燃費が約25km。

1回での給油で走れる航続距離が約375kmという計算になります。

タイヤサイズはフロント110/70-17 45H、リア140/70-17 66H。

最終モデルは2007年までで「バリオスll」と併用状態で販売されていました。

この「GSX250FX」が登場する前までは、

ちゃんと自社で作られた「バンデッド250」や「GSX250S刀」などがあったのですが、

2000年あたりを境に全て生産終了してしまい、

なぜかカワサキからOEM供給というカタチでこの「GSX250FX」を販売します。

理由は全く分かりません。(笑)

仕様に関しては「バリオスll」と違いはほとんどなく、カラーリングとエンブレムぐらいです。

当然、外品バーツも同じものが使えるので、

「バリオスll」のマフラーで購入しても「GSX250FX」への取り付けが可能だったりします。

この時代、スズキとして250ccクラスの4スト4気筒を自社で作らずOEM供給の道を選んだのはなぜか?

「バンデッド250」の新型を開発しなかった理由として個人的に考えられるのは2つ。

バイクが売れなくなり「開発費を捻出できなかった」ことと、

自社で「製造するコストが難しくなっていた」こと。

しかし、大手メーカーとして250ccクラスの4スト4気筒バイクの存在は必要不可欠であることから、

こう言ったカタチをとらざる得なかった…、そんな感じでしょうか。

まぁ、全て憶測なので何とも言えませんけどね。(笑)

バイク自体は現在売られている250ccモデルより高性能でABSとインジェクション化すると、

かなり高額なバイクになります。

新車で4スト4気筒バイクが存在しないので、

中古市場ではかなり高額なものになっています。

「GSX250FX」は球数も少ないですし、高年式で程度の良いものになると50万円以上するので、

購入するとなると「新車とどちらにするか?」という選択になります。

将来の希少価値を考えるなら「GSX250FX」の方が良いという感じですかねぇ!(笑)






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2 コメント

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Unknown (みーたん)
2024-02-21 20:14:01
空冷ではなく水冷です
返信する
ありがとうございます。 (ムーニーマン)
2024-02-22 15:11:35
みーたんさん、レスアロがとうございます。

見事に間違ってました。(笑)
ありがとうございます。
返信する

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