昨日の物損事故のことがあり、オートバイの保険証が必要となったのですが、車検証と一緒に何処かにあるか直ぐに見つからなかったので、久しぶりにオートバイ
ショップに行って、事故の状況報告と保険証の控えをもらって来たのですが、そこで久しぶりにオーナー(店長さん)と、しばらくおしゃべりをしました。そこの
ショップは、我が地元でも数少ない、いわゆる行き先のない「何処にも扱ってもられない車両(オートバイ)の最後の砦」の様なお店なのですが、それだけに、今
のオートバイブームと共に、とても「繁盛してる」感じになってるんですよね。しかし、どうも「好きで始めた仕事だけど、実はもうしんどいわ!(笑)」って話
になり、話がどんどん逸(そ)れて、好きな事は「仕事にするべきじゃない!かも…?」って話題へとシフトしてしまったんですよね(笑)。さて、これをどう捉え
ますか?って今日はお話です(笑)。まぁ、その店長さん(現在52歳)も、若い頃はプロのオートバイレーサーを目指してたので「レースをする人」だったのですが、
レース中の事故と共に引退してそのままオートバイのメカニックになったと言う経緯の方だったりします。で、独立してからの店長さんのモットーは「族車以外は全
て面倒を見る!」だったり「難解でもオーダーカスタムも作る!」なので、広くオートバイに精通してる方ではあるのですが、実際には好きで始めてるにも関わらず
本心は「しんどい!」って事なんですね(笑)。実を言うとボクも近い流れで、そもそも子供の頃から「絵やマンガを描くことが好き」で今の仕事(グラフィック系
のデザイン)についてるってよう状況だったりします(笑)。なので店長さんの言ってる事が「よ〜く分かる!!」んですよね(笑)。だって、あれだけ好きだった
絵やマンガなんて今じゃ描きたくもないし、仕事も自体も楽しいとは思えなくなっています(笑)。要するにそうじゃない人と同じで仕事はあくまで仕事って事です。
確かに忙しいのは良い事だし、それが「好きな事であれば幸せだ」と言われますが、実は好きで始めた仕事でも、気がつくと「話が変わってくる!」んですよね(笑)。
なんとなく想像つくと思うのですが、仕事でやってると自分の好きで作業する状況では無くなってしまいます。要するにユーザーがいて、そのお客様の意向に合わせて
物作りをしないといけないからです「自分の為だけ」にやれるなら「楽しいかも」しれませんが、他人のものを作るって「ちょっと違う」んですよね。店長さんも全く
同じで、お客様のオートバイを触ってるので「自分の為のものじゃない」って事です。しかし、そうなると当然「仕事となる訳」ですから、それをすれば確かにお金に
はなる…。仕事なんでもちろんそうゆう事ですよね。さぁ、どうでしょう!(笑)。好きな事をそのまま仕事にするべきか?それとも、あえて趣味の範囲に収めておく
べきなのか?これ、結構「難しい選択」じゃないかって思われますが、ボクの様な既に仕事に対して「終焉に近づいてる(現在58歳)」の身からすれば、今となっては
「どっちもどっち」って感じもしています(笑)。ホント微妙なのですが、もし違う仕事を選択していたら、多分ですが、絵を描いたりマンガを描いたりを今も趣味と
してた気がします。類似した仕事についてるから描かなくなってる状況ですからね(笑)。結局は店長さんにしても「ほぼ同じぽく」て、この仕事をしてなかったら自分
のオートバイを所有してツーリングとかしながら「趣味として楽しんでたかも…」って言ってました。いやぁ、難しいですね。本来、世間的な発想で考えれば「好きな
事を仕事に出来て幸せですね!」ってほとんどの方が思うはずですが、実際はそうでもない、難しい問題ですね!(笑)。
現在、ウチには高校生の娘がいるのですが、そろそろ先の進路を決める時期に入っているものの、
全くやりたい事が見つからず、興味の持てるものすら無いって状態で、
本人もすごく悩んでありまています。
ボクは本文でも書きましたが、絵やマンガが得意だったので、その方向の道に進むって
早い段階から決めてただけに、やりたい事が見つからない状況がよく分からなかったりします。
多分ですが、ほとんどの人がそうで、たまたまそこを受験したとか、就職したとか、
そんなだったりするのかも知れません。(笑)
やりたい事がある人はそう考えるとやっぱり「幸せ」なのかも知れないですね。
ただ、店長さんみたいに「好きも仕事にすると…」って意見もよく分かる。
また若おじさんが言う通り、自分で経営までをするとなると「単純じゃなくなります」から、
色々あって嫌になるのかもsれないですね!(笑)
ありがとうございます。