昔のライダーと今のライダーとではオートバイの運転に関して「ライディングフォーム」の「基本概念が違ってきてる?」って話は、特にライダー同士が集まると割に出てくる
話題の1つじゃ無いかって思われるのですが、ボクの個人的な見解を言うと「一般道を普通に走るには昔も今も変わらない」で「サーキットやモトクロスコースなどを走る人は
変わって来てる」ってのが正解じゃ無いかって思います(笑)。仮にベテランのライダーさんが「昔はこう乗るのが基本だったけど今はこうだよ」ってアドバイスがあったとし
ても、それはあくまでサーキットやモトクロスなどで「本格的に走ってる人」の事を言っており、一般道を普通にツーリングするレベルだと、ボク的には「昔も今も大きく違い
はない」と考えます(笑)。また、特によく言われるのは「昔は車体と身体とは平行に傾ける」って言われえたけど「今はタイヤの性能が良いので、更にぶら下がる様に乗る」
なんて言う人がいたりします。「肘を開ける」とか「閉める」なんてこともありますし「ハングオン(リーンイン)」や「リーンウイズ」なんて事も乗り方の変化として言われ
ますが、これらも一般道を普通に走るだなら「自分の好きな乗り方でOKですよ」って事です。要するに一般道を走るレベルで「絶対」は無いって事ですね(笑)。確かに昔に
比べ「タイヤの性能」は劇的に上がっていますから、スポーツ専用タイヤじゃない、ツーリング専用タイヤでも十分にキレキレの走りを堪能する事は可能ですが、それが故に
「ライディングフォーム」まで変化してるとは言えないと思うんですよね。確かにまだオートバイに乗り出して間がない、初心者の方などが深く考え過ぎて正解を探りたくなる
のは分かりますが、運転に関する「基本は今も昔も同じ」なので、ちゃんと理解して乗りたいと考えてる人の場合は、普通に「ライディングフォーム」で検索して調べれば良い
と思います。もし「それ以上の何か!」を知りたいなら、最寄りのサーキット場やモトクロスコースに行って詳しい人に教われば、一般的に書かれてる事以外の情報が色々わかる
かも知れません(笑)。凄いテクニシャンなプロライダーがやってる事を、あたかも一般人である自分がやれてるかの如く、世間的にバイクショップやツーリングなどで「ウン
チクを言う人」は、ある意味ただ「究極の話」をしてるだけで、一般のライダーとはあまり関係の無い話だったりするケースが多い気がするんですよね(笑)。もし、一般道でも
使える「唯一のテクニック」があるとすれば「減速時にブレーキをかけながらスロットルをあおって回転数を合わせながら速度を落とす」、自動車で言う「ヒール&トゥー」ぐらい
じゃ無いかって思います。これは確かに知ってれば普段乗りでもかなり有効で、エンジンブレーキから来る急激な衝撃を軽減してくれますし、停止時だけでなく、コーナリング前
などでもスムースなエンジン制御が出来ると思います。あとは…(笑)。以前にも書きましたが、視線と身体のバランスですね。目線は常に行きたい先の先へ。バランスはオートバイ
の中心(センター)へ乗る。以上です(笑)。そうそう下半身での「ニーグリップ」は上半身をフリーにしてくれるので絶対に有効です。逆にハンドルに重心を置くのは操作を
しにくくしてる状態なので、ここは意識する方がいい気がします(笑)。ボク過去に「JAFの講習会」や「白バイ隊の講習」などに何度か参加して色々「基本動作」を学びました
が、理解しておく方が良いのは多分これぐらいです。実走行に関しては乗って感覚を得る事になるので、しっかり乗り込む必要はある気がします。ただ、こんな事をやってても
面白くなのので、自分の技量以上の乗り方や、危険な乗り方をしなければ「それでOK」な気がします。いわゆる「ライディングフォーム」はあくまで昔も今も同じ、もし変化が
あるってレベルだとすると、それは「一定以上の何かをやってる人が対象ですよ」って感じじゃ無いかってボクなら思ちゃいます!(笑)
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