ついに正式な「2016年度」のオートバイ販売台数が発表されましたが、
現在、全国での新車、中古車を含めたバイク保有者の数が「約37万台」という結果となっています。
さらに、その中で原付スクーターの数が「約19万台」で、
実際、小型〜大型バイクの保有台数は「約18万台」という結果です。
この数字は過去最高にバイクが売れていた1982年と比較すると「約9分の1」という数字だそうです。(笑)
その最高にバイクが売れた1982年の保有台数はなんと「約1.148万台」。
そのうち原付スクーターの数が「約618万台」。
小型〜大型バイクの保有数は「約530万台」でなんと10人に1人が、
なんらかのバイクを所有していた数値となっていたんですね。
これを比較してもよく分かりますが、
とにかく年々バイクが売れていないことが分かります。
しかも新規購入者の数は全く増えておらず、昨年売れたそのほとんどが「乗り換え」という結果だそうです。
ユーザー年齢層を見ても40代〜50代以上が全体の「65%」を占めており、
10〜20代に至ってはわずか「5%」にも満たない結果です。
要は新しいバイク乗りはほとんど増えておらず、ライダーの平均年齢はどんどん高齢化してるということですね。
先日、大阪で行われた「2017モーターサイクルショー」に行ってよく分かりましたが、
とにかく入場者の年齢が高かったです。(笑)
来てるほとんは中高年の人たちで、若い世代は劇的にいませんでした。
確実に事実を目の当たりにした感じでしたね。(笑)
現在のオートバイ好きはとにかく年齢層が高く、中高年のおじさんたちで構成されてる訳です。
平成生まれのライダーはとても貴重な存在となっているんですね。
今後、この傾向がそのまま変わらず進んでいけば、
確実にライダーの数は減っていくことでしょうし、
バイクもさらに売れなくなりメーカーとしては何らかの手を施さなくてはならなくなってしまいます。
新しいバイクは制限され、ロングセラーモデルも売れないバイクから消滅してしまうでしょう。
海外での販売台数はそこそこ増えてる傾向なので、
国内に関してはメーカー側も販売シェアーの縮小をすることは間違いないですね。(笑)
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