
以前にも書いた事がありますが、日本での大型バイクのジャンルでもかなり「高い支持」を得てるのって、
ハーレーダビットソンの次に来るのが、実はネオクラッシック系の「大型ネイキッド」バイクじゃないかって思われる訳ですが、
実際に世間を見渡してもホンダ「CB1300SF」であったり、廃盤化されてはいますが、カワサキ「ZRX1200ダエグ」であったり、
もっと言えばカワサキ「ゼファー1100」であったり、ヤマハ「XJR1300」であったり、そこそこの人気車種が揃っていますよね。
そうなんです、実はネオクラッシック系の「大型ネイキッド」って人気車種が多いんです。
しかし、ここで「あれ?」っと思うのが4大メーカーの1つ、スズキの名前がないって事じゃないでしょうか。(笑)
ええ…、別にこのジャンルの車両がないって訳じゃなくて、ズバリ言ってしまうと「人気車種がない」って事です。(笑)
例えば「バンディット1200/1250」であったり「GSF1200」であったり「イナズマ1200(GSX1200FS)」であったり、
たくさんの「大型ネイキッド」バイクを世に送り出しているのですが、悲しいかなヒット商品がないんですよね。
そんなスズキですが、今日注目したいのはそのジャンルの中でも最後に登場したモデル「GSX1400」です。
最大の特徴は「油冷式エンジン」搭載車という事で、2001年から2008年まで生産されていました。
また、同一エンジンを搭載してた「バンディット1200」が2006年で生産中止となってしまってたので、
この「GSX1400」がスズキの大型バイクとしては、最後の「油冷式エンジン」搭載車と言う事の様です。
それにしても他社に比べ、売れませんでした。(笑)
その要因は見た目のデザインに個性がなかった事じゃないかって思われます。
確かに「油冷式エンジン」は1つの魅力ですが、そこに注目するライダーは少ない…。
どうしても見た目のデザインに注目してしまうのですが、後発で登場した割にこれと言った特徴がないですよね。
そこが失敗の理由じゃないかって個人的には思ってしまいます。
実際、オートバイに乗ってるライダーでこの「GSX1400」をよく知ってるって人がどれだけいる事か…。
当然、ホンダ「CB1300SF」はよく知ってる、あとカワサキ「ZRX1200ダエグ」や「ゼファー1100」もまぁ知ってる、
もちろんヤマハ「XJR1300」の事も知ってる、しかしこのスズキ「GSX1400」はよく知らないって人って多いんじゃないでしょうか。
まだ「バンディット1200」の方が「バンディット250/400」があるので知ってるって感じじゃないでしょうかね。(笑)
ちなみに言っておきますが、この「GSX1400」の性能が売れなかったからと言って他より劣っている事はないです。
最高出力は100psありますし、最大トルクも13kgと強力です。
また車重は重めなのですが高速道路などで高速巡航する場合、非常に安定して走ってくれる特性を持っている様ですし、
22リットル入るガソリンタンクは大きく、市街地を含めた平均燃費も比較的「優秀」です。
要するにネオクラッシック系の「大型ネイキッド」バイクの中でも非常に「ロングツーリングに向いてる」って事です。
人気は低いですが、使い方次第では優れたオートバイとも言える気がするんですよね!今日は以上です。(笑)
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