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90年代、ホンダ・スティード400から始まった国産アメリカンカスタム。(番外編vol.3117)

2021-12-16 10:19:53 | 日記

80年代に国内で「圧倒的なオートバイブーム」ってのがありましたが、その人気の筆頭は間違いなく「レーサーレプリカ系」でした。

当時は1年でスタイルから性能までガラリと変わる程、大幅な「モデルチェンジ」がなされてましたし、

まさにメーカーも試作的な意味合いを持つオートバイをどんどん登場させ、この時代って超絶な「オートバイ進化」の時代でもありました。

もちろん当時は「限定解除の時代」だったので、主流はあくまで中型バイク(250〜400cc)に特化してましたけどね。

そんな時代を経て90年代に入ると何故か突然、レプリカバイク(あの峠の走り屋たちも何処へやら…)の人気が低迷してしまい、

それに取って代わり人気を集め始めたのが、あらゆる種類の「ネオクラシカル系」のオートバイたちで、

とにかくその目的は「カスタムする!」って時代に突入します。(笑)

まず、スポーツネイキッド系ではカワサキ「ゼファー400」であったりヤマハ「SR400」など、

そしてこの時期、一番ホットだったのが、ホンダ「スティード400」を筆頭とした「国産アメリカン(クルーザー)」の存在でした。

この人気にあやかって90年代には国内メーカー各社から250〜400ccクラスで、

かなりの車両の「国産アメリカン(クルーザー)」が販売される事になります。

で、もちろん目的はハーレーダビットソンを手本とした、いわゆる「アメリカンカスタム」です。

また、それまで人気だった走り屋を特集した雑誌は一気に廃刊に追いやられる一方、逆にこの手のカスタム雑誌が売上を伸ばします。

ボクも類に漏れず、当時はカワサキ「ゼファー400」とホンダ「スティード400」の2台を所有してました。(笑)

特にホンダ「スティード400」に関してはリアサスをリジットにし、マフラーやキャブやハンドルやミラーなど、

隅々まで細かくカスタムして乗ってましたね。(笑)

当時って雑誌を見るといくらでもカスタムパーツは売られていましたし、有名ショップが作るカスタムバイクも魅力満載でした。

しか〜し、そのブームって結局は長続きせず、いつの間にか乗ること自体が恥ずかしくなる状況に変わってしまいます。

その理由は1996年から始まった「教習所での大型バイクの取得」にあった気がします。

要するに「大型バイクが、よりみじかになった」事で中型バイクオンリーの時代に終止符が打たれる様になったからです。

そうなると当然大型バイクが多く乗られる様になり、その中でもハーレーダビットソンが飛ぶように売れる時代がやって来ます。

これが最大の要因となって中型の国産アメリカン(クルーザー)は「それに乗れない人のオートバイ」って見られ方に急変するんですよね。

今でもよく言われてる「ジャパニーズ・アメリカン」って言葉もこの頃から使われ始めた気がします。(笑)

当時、中型「国産アメリカン」はかなりハーレーに寄せてデザインされてたので、世間で「本物とかニセモノ」とか言われるようにもなります。

まぁ、ニセモノ扱いされるのはもちろん中型の「国産アメリカン」の方です。(笑)

これが人気低迷の最大の理由だった気がします。

正直、今でもそのイメージはしっかり残ってる感じで、ほとんど中型の「国産アメリカン」に乗ってる人を見かけませんよね。

結局、そっち方向が好きな人は、みんなハーレー(本物?)に乗ってるんですね。

しかし短い期間ではありましたが、確実に国産で構成された「アメリカンカスタム」って流行りがかつてありました。

後々の良し悪しは別として、個人的にはとても「懐かしい時代」ですね!(笑)





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