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Rだけでよかったのでは…?ホンダ・NS250F。(番外編vol.3220)

2022-04-13 10:26:02 | 日記

昨日の告知通り今日はボクが気になってた「カウルレス」仕様でしっかりズッコケたオートバイ、ホンダ「NS250F」のご紹介です。(笑)

このオートバイの場合は前回のヤマハ「FZ400N」や、その前にご紹介したカワサキ「FX400R」と違い、

フルカウル仕様の「NS250R」と「同時発売」されたものです。

その登場は1984年からで「NS250F」だけ販売期間はこの年のたった1年間だけ…でした。(笑)

もちろんフルカウル仕様の「NS250R」はその後も売られ続け、1986年には初期型「NSR250R(MC16)」へと進化を遂げます。

考えてみれば、その先代モデルとなる「MVX250F(1983年式のV型3気筒モデル)」も後方排気の設計ミスから、

しっかりズッコケており、まぁ、ホンダらしからぬ、人気車の影に隠れてひっそり失敗したモデルとなっています。(笑)

で、お話を戻しこの「NS250F」ですが、上記で述べた様に人気を誇る「NS250R」と全く同時に販売開始れました。

いわゆる新車で登場した時点から「カウル付きと無し」仕様と言う2ラインナップだった訳ですが、

仕様を見るとそれ以外の違いとして、フレームが「NS250R」はアルミ製だったのに対してこの「NS250F」はスチール製を採用、

それ以外にもホイールデザインが違い「NS250F」は1970年代からあった「伝統のコムスターホイール」が採用されていました。

これ毎回お話しますが、この時代って今で言う「ネイキッド」という言葉も概念もありませんでした。(笑)

単に「カウルレス」と我々は言ってたのですが、その言葉の通り「カウルを外したオートバイ」と言う見られ方ただったんですよね。

と言うことはユーザーに対して「カウルがある方が好きですか?」「それとも無い方が好きですか?」と言う選択だった訳です。

しかし、この時代はレーサーレプリカ全盛期でほとんどのライダーはカウルの付いた「レーシーなもの」を求めていた時代だったので、

当然、売れるのはカウルが付いた仕様で「NS250F」の様なレス仕様は、必然的に売れませんでした。

なのに何故この様なオートバイを販売してたのかと言うと、メーカー自体が「時代的に迷走中」であって、

どれが売れるか?どんなオートバイが好まれるか?イマイチ国内メーカーも分かってなかったことが十分に考えれます。

いわゆる「失敗は必然」で、それがあっての今日という事です。また時代(好景気)が良かったってのも言えそうです。

で、この「NS250F」のスペックですが、エンジンは水冷式2ストV型2気筒DOHC4バルブで排気量が249cc、

最高出力が45psで最大トルクは3.6kgとなっています。

35年以上前のオートバイですが、今の250ccモデルと比べても遜色ないレベルにありますが、強いて言えばこの時代の難点はやはりタイヤですね。(笑)

また中古市場を見てみますと、流石に1台もヒットしません。(笑)

たった1年しか売られておらず、しかも全然売れなかったのですから仕方ないですよね。

逆に「NS250R」を見ると大体安いもので50万円から高いものになると100万円まで幅広くなっています。

これと同等とは言えませんがボクの感では、あればこの中間あたりの相場じゃ無いでしょうか?

時代を象徴してるイメージもありますが、今日も「カウル付きとカウル無し」でこんなに違うって事例をお話しました。(笑)






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