知らなかった…。
昨日までボク全然知らなかったです。
今年の5月に元「MotoGP」ライダーだった「ニッキー・ヘイデン」選手が死去してました。
彼は2006年の「MotoGPワールドチャンピオン」で、
今年は「世界スーパーバイク選手権」で2年目のシーズンを迎えていた天才ライダーです。
いやぁ、驚いてしまいました。
享年35歳、まだ若いのにイタリアで自転車に乗ってたところ自動車と接触、
5月22日に亡くなったとのこと。
彼が一番活躍したあたりは「MotoGP」で2ストから4ストにマシンが変わって間がない頃で、
ホンダが圧倒的に強かった時期です。
彼はアメリカの「AMAスーパーバイク選手権」から最年少記録を次々と打ち立ててステップアップしてきた、
いわゆる新人ながら天才と呼ばれたライダーです。
当時はヨーロッパの選手が圧倒的に強かった状態だった時で、
アメリカ人としては久しぶりの速いライダーが登場したなぁと言う印象でした。
以前に書いたことがありましたが、
なぜか天才は「短命」ですね。
ボク的には何か代償を払ってその素質を得たようにも思えます。
かつての日本人天才ライダーで亡くなった「阿部典史」や「加藤大治郎」選手にもダブって考えてしまいます。
「ニッキー・ヘイデン」選手は2014年まで「MotoGP」で活躍し、
そのよく年2015年から「世界スーパーバイク選手権」に移籍したばかり。
カワサキが強い中、「ニッキー・ヘイデン」選手はホンダの救世主となるべく精力的に戦っていた途中です。
まだまだ、これからも可能性を秘めた選手だっただけに残念です。
ご冥福をお祈りします。