人それぞれ、興味のあるものにはつい「注目して見てしまいがち」なところがあると思いますが、ボクが小学生の頃やってたソフトボールで
何年先輩だったかよく覚えていないのですが、すぐ近所に住んでるそのお兄さんがオートバイの免許を取得出来る年齢になって買ってたのが、
このホンダ「スーパーホークIII」でした。ボク(現在58歳)の中で今でも、しっかり覚えてるんですよね(笑)。確かボクが中学生2年生か、
中学生3年生になってた頃(1980年〜1981年)だったと思います。この頃のボクは既に「オートバイ大好き少年」で、当然、免許は持って
いませんでしたが「妄想の中で常に憧れを抱いていた」んですよね(笑)。そんな時代にあって当時、好きなオートバイだった1台が「スーパー
ホークIII」だったって感じです。もちろんそれ以前からあった、ホンダ「CB400N」も好きで、要は「CB750F」のデザインに憧れを持ってた
と言う感じでした。まぁ、考えて思い出せば、ボクって小学生の頃から本屋でオートバイの雑誌を立ち読みし、中学生では、少ないお小遣いで
定期的にバイク雑誌を買って隅から隅まで舐め尽くす様に見てたので、この頃から相当オートバイが好きだったと思い返しますね(笑)。周り
の同級生と比較しても、もしかしたら異常だったかも知れません(笑)。まぁ、そんなボクの話はここまでにして、お話を戻しますが、当時
まだ免許が取得できる年齢にも達していなかったのですが、メチャメチャ興味だけは持ってたので、つい、いつもそのお兄さんが乗ってる赤い
「スーパーホークIII」を見ながら、中学校に登校してた事を思い出します。で。あらためてこの「スーパーホークIII」を見て見ますと、エンジン
は空冷式の4スト並列2気筒OHC3バルブで、正式な排気量が395cc、最高出力は40psで、最大トルクが3.2kg、車重は意外に軽く乾燥重量で
173kgとなっており、トランスミッションは6速MT、フレームはスチール製のダイヤモンド式(エンジン吊り下げ)で、ホイールのサイズは、
フロントが19インチで、リア18インチとなっていました。また当時画期的だったアルミ製のコムスターホイールを装備しており、ハンドルは
アップ型ながらセパレート式となっていました。さらにフロントのディスクブレーキはダブルディスクとなってて、リアもディスクブレーキに
なっていました。ここが類似性の高い「CB400N」と大きく違うところなんですよね。要するにそれ以前から販売されてた「ホーク2(CB400T)」
や「CB400N」の高級版だったと言えるモデルだったんですね。で、この時代のライバル車を見てみますと、カワサキなら「Z400FX」だったり、
ヤマハなら「XJ400」など4気筒エンジンを搭載したモデルや、スズキ「GS400E」みたいに同じ2気筒エンジンを搭載したモデルなどがありました。
そもそもこれ以前にあった名車である、ホンダ「CB400 FOUR」は4気筒エンジンだったのに何故か「先祖返り」したかの様に、2気筒エンジン
になった要因には、確か「超ショートストローク」と「軽量」ってのがあったと記憶しています。要するに2気筒エンジンで「十分に速い」って事
です(笑)。多分ですが、この頃からホンダとして、オートバイに「徹底した速さ」を追求する傾向が生まれ、模索してた時代だったと考えられる
んですよね。それが故にこの「スーパーホークIII」の次に登場した2気筒エンジン搭載車は、V型エンジンとなり「VF400F(1982年〜)」へ進化する
ことになります。さて、今日は懐かしいボクの昔話と、ホンダ「スーパーホークIII」を見て行きましたが、いかがだったでしょう!(笑)
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