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ヤマハSRでカスタムバイクを知る。(番外編vol.2181)

2018-03-29 10:14:09 | 日記

カスタムバイクを知ると言っても色々あるのですが、比較的簡単にそれを知るに持ってこいなのが、

ヤマハ「SR」じゃないかと思います。

もちろん、類似のバイクでもOKですが、なんせ「パーツ類」から「お手本となるバイク」が一番多いですからね。

ヤマハ「SR」は単気筒なので、エンジンの構造はいたってシンプル。

既に廃盤化されていますが、インジェクション式の最新モデルでもセルが付いていません。

その分、さらに電装系も含めてシンプルな作りとなっています。

オーナーがその気になれば、素人でもある程度はバラして構造を知ることが容易なんですよね。

また「SR」の良さは、エンジンやキャブの作り変えで劇的に速くもなりますし、

基本的な「特性や味付け」を変えることも可能です。

より踏み込んで、排気量アップやギヤ比の変更、カムシャフトの交換でトルク変更もOKです。

さらに、フレームやタイヤに関しても同じで、あらゆるタイプにカスタムする事が比較的容易に出来ます。

要するに、シンプルだからこそ「カスタムベース」として持ってこいって訳です。

それだけに、全国にあるカスタムショップでも、ハーレーに次いで多いのが「SR」です。

じゃぁハーレーで!って言いたいところですが、ハーレーはどんなタイプでも高価なバイクですし、

あくまで外車なので予算的にもキツイ部分がありますが「SR」なら中古で球数も豊富ですし本体価格が安い。

それも「魅力」だっりするんですよね。

また、ステータス性や認知度に関しても「SR」というジャンルが確立されてるぐらい「特別なバイク」となっているので、

他のバイクと比較ても優劣が無いことも「魅力」です。

で、まず全体の構造を知るですが、

空冷式エンジンなのでラジエターやそれに付随するサーモスタッドなどが無いので、

エンジン本体がむき出しです。

どこから空気を送り込んで、燃料をどう送り込んでって事が一度バラしてしまえば直ぐに分かりますし、

エンジンそのものの構造が一体どこがどうなってるのかも、見て直ぐに分かります。

フロントフォークやリアアームもシンプルで外したり付けたりする事で、細かな内容が把握出来ますし、

自分の求めるカスタムをするにはどこをどうすれば良いのかも、比較的分かりやすいですよね。

今のバイクは複雑な上にデザインに個性がありすぎて簡単には構造を把握する事が出来ませんし、

思い切ったカスタムもしにくいです。

やっても精々、細かなパーツを交換したり、高性能なブランドパーツと取り替えるぐらい。

根本的な事しか出来ません。

それに反して「SR」は極端な話、何でも出来ます。(笑)

原型を留めないほどのカスタムも出来ますし、良いところを残して自分好みのカスタムで乗ることも出来ます。

古い「SR」でも、新しい「SR」でも見た目にほとんど差がないので、

かなりの「SR」通じゃないとその差がわからないのも逆に良かったりするんですよね。

とにかくいろんな意味でも、カスタムバイクを知るにはヤマハ「SR」が断然オススメです!(笑)






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