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もうこんな50ccバイク出ないシリーズ 第4弾、スズキ・RG50ガンマ。(番外編vol.3614)

2023-05-28 00:07:17 | 日記

今日は非常に長きにわたって細かな変更を繰り返しながらも、大きくデザイン変更される事なく、売られ続けて来た50ccフルサイズスポーツのパイオニアとなる

スズキ「RG50ガンマ」のご紹介です。その登場は他社より早く1982年からで、最終モデルが1995年まで10年以上販売された車両でした。また途中にホイールの

形状やサイズ変更、冷却システムや排気系の充実、はたまたフルカウル仕様などとが登場しますが、基本構造は大きく変わりませんでした。そもそもレーサーレプリカ

系では一番早い時点で、初期型の「RG250ガンマ」や「GSX-R400」などを登場させたスズキでしたが、この50ccモフルサイズスポーツに関しては結果として大きく

構造を変更する事なく売られていたんですよね。また、1989年にはネイキッドバーションとして「ウルフ50」も追加販売されます。こちらはフレームがスチール性

ながらツインチューブ式になっており、50ccスポーツとしては強固なものが搭載されていました。さらに言えば1990年が一番大きなマイナーチェンジを受けている

のですが、一部のフォルム変更と3本スポーク、本格的なチャンバーが搭載される様になります。で、最終モデルの詳細なスペックを見ていきますと、エンジンは

水冷式2スト単気筒ピストンリードバルブで、正式な排気量が49cc、最高出力は50cc MAXの7.2ps、最大トルクが0.72kg、車重は85kgで、フレームはスチール製の

角形パイプでのダブルクレードル式、トランスミッションは6速MTで、エンジンスタートはキック式、機械式キャブレターに、前後17インチのアルミ製ホイールを搭載、

ガソリンタンク容量は満タンで11リットルとなっており、市街地での平均燃費が大体250kmから30kmと言う事になっていました。また最終モデルではバックミラーが

左右に付けられて、当時の新車価格が23万円(税別)となっていました。長期間販売されていたので多くのカラーを保有していたのですが、詳しい人ならそのカラー

リングで年式が分かる様です。初期当時は斬新だったデザインも最終あたりになると、他社のモデルがより本格的なデザインへと移行してた為、人気はどんどん落ちでいく

傾向にあったのですが、素性が良いバイクだったので、スズキを好む若者には受け入れられていた感じです。もちろん当時の峠にもよく出没してて、個人的にも見かけて

いましたが、ミニ系のスポーツバイクが増えると共に見かけなくなった感があった様に記憶しています。また他でも書きましたが、排気チャンバーの交換とキャブレター

のセッティングで、大幅にパワーを上げる事が可能で、改造範囲にもよりますが最高速で100km近く出るとされていました。さすが2ストエンジンといったところです

よね。現在の50ccバイクはほぼ4ストから成り立っている関係上、スポーツバイクに属するものは存在しない感じになっており、その為125ccに強力なスポーツバイクが

登場する状況となっていますが、この時代は50ccモデルで十分な速さを誇るオートバイがあったと言う訳です。で、最後に現在の中古市場を見ていきますと、大体安い

もので25万円あたりから、高いもので50万円前後で取引されています。また不思議なことに新車の状態で残ってるものもあり、これに課しては100万円と言う特別な

価格が付いてたりします。また球数は少なめで購入するとなると少し時間をかける必要がる気がしますね。さて、今日はそんな「もうこんな50ccバイク出ないシリーズ」

の第4弾として、スズキ「RG50ガンマ」をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)



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