オートバイはどうであれ「走りを楽しむ」ものですが、
この「ハーレーダビットソン」だけは「他とは違う魅力」を持ってるとボクは考えます。(笑)
どんなに高級なシリーズを見ても、ほとんどが装備に重きを持ち、走りに関してはそこそこです。
排気量こそ自動車レベルの大きさですが、正直それに比べると鈍く鋭さがないんですよね。
しかし「ハーレーダビットソン」の魅力は、根本的に他のバイクと違い走りではなく、
ただ乗ってるだけでオーナーの「満足感」を味わうことが出来る、
唯一のオートバイでもあるんですよね。
超大型バイクなのに走らない、加速が鈍い、曲がらない。
これを指摘したり言ってしまうと「ハーレーダビットソン」には乗れません。(笑)
まさに「味わいと迫力」が全てですから。
社外のマフラーを付ければ地響きがするほど巨大な音をかもし出しますし、存在感が半端ない!
そこが良い訳です。
また、ちょっとした工夫で、アメリカで言う50年代から70年代の古き良き時代を彷彿もさせてくれます。
アメリカ製のアンテークなショップに「ハーレーダビットソン」を付ければ、憧れの世界に突入です。(笑)
ファッションも含め、それも「ハーレーダビットソン」の魅力だと言えます。
これは古いバイクにも同じことが言えるのですが、性能よりとにかく「雰囲気」です。
ワイルドなファッションに「ハーレーダビットソン」。
まさに憧れる人にとってはたまらないでしょう。
ボクも昔はそうでした。
アメリカの古い映画「イージーライダー」に憧れ、チョッパーやボバーにカスタムされた「ハーレーダビットソン」に憧れ、
いつか乗ってやろうと思っていましたし、そもそも大型免許を取得した動機もそれでした。
今でも、もちろんそんな憧れを抱いていますし「ハーレーダビットソン」ではなくなってしまいましたが、
同じ様な「雰囲気」をどこか求めています。
いわゆる正統なツーリングライダーとは違うアウトローで、ライダーではなく「バイカー」なんですよね。
近年の「ハーレーダビットソン」を見るとゴージャスな作りが目立ちます。
高そうな素材をふんだんに使って見るからに高級そうな雰囲気ですよね。
それに合わせてお値段もどんどん高くなっています。
逆に昔のナックルやパンヘッドなど、古い「ハーレーダビットソン」も大人気です。
ひたすら走りに重きをおくライダーには「ハーレーダビットソン」の魅力って「理解できない」かもしれないですね!(笑)