宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

三住地区簿記記帳会が開催されました。

2023年01月25日 15時31分17秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 白石市の三住地区では,毎月一回,酪農家が集まり,簿記記帳会が開催されています。この取組はメンバーを世代交代しながら20年以上続けられています。記帳会では,毎月発行される乳代精算書をもとにしたパソコン簿記ソフトへの記帳や情報交換を行っています。普及センターは,簿記の記帳指導や経営に関する勉強会を行っています。勉強会は,パソコン簿記ソフト「ソリマチ」の分析機能を用いた経営分析や,令和5年10月から開始されるインボイス制度に関する内容など,参集者の経営状況に応じた内容となるよう心がけて実施しています。インボイス制度の勉強会では,各々が情報を収集し,積極的に意見を交換することができました。
 普及センターでは,今後も本会の活動を支援してまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

勉強会の様子

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河北ミニトマト部会栽培講習会が開催されました

2023年01月24日 16時17分43秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 令和5年1月12日にJAいしのまき主催のミニトマト部会河北北上支部の栽培講習会が開催されました。5人の生産者が参加し,講習が行われました。前作の栽培管理と生育を振り返りながら,次作に向けたポイントを確認しました。
 普及センターからは,前作目立った病害虫も見られなかったため,栽培の基本となる農薬の適正使用や農薬散布のタイミングなどを説明しました。普及センターではこれからも巡回などを行いながら,栽培管理の支援を行います。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 
 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

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若手りんご生産者を対象としたりんごせん定講習会が開催されました

2023年01月24日 14時14分07秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
令和5年1月20日,亘理名取果樹振興協議会主催で,若手りんご生産者(就農して概ね10年程度の生産者)を対象としたりんごせん定講習会が開催されました。当日は,7名の若手生産者が参加しました。
管内のベテラン生産者が講師となり,わい性台「ふじ」とマルバカイドウ台「ふじ」を対象に,樹齢に応じた方法を解説しながら実技が行われました。
参加者から,隣接樹間伐の有無によるせん定方法の違いや更新枝の作り方のポイントなど多くの質問が出され,講師から丁寧な解説がありました。

当普及センターでは,今後も管内のりんご生産の支援を行っていきます。

亘理農業改良普及センター先進技術班 TEL0223-34-1141,FAX0223-34-1143

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ぶどうのせん定状況確認巡回を行いました。

2023年01月23日 09時04分40秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 普及センターでは,園芸振興や中山間地域の活性化,管内直売所の販売額向上などを目的に令和3年度からプロジェクト課題「直売所と連携した中山間地域でのぶどうの生産・販売」を実施しています。  商品価値の高いぶどうの果実を生産するためには,一年をとおして季節ごとに様々な作業が必要になりますが,冬季の最も重要な作業にせん定があります。昨年12月21日にせん定に関する講習会を開催しましたが,その後の作業状況を確認するため,令和5年1月17日に生産者の圃場を巡回し,修正点や今後の樹形形成方針などについてお話しました。  管内では最近「シャインマスカット」などのぶどうの栽培面積が増加しているものの,植栽後間もない若木が多いため,今のところ店頭に並ぶ数も限られていますが,今後,樹の生長とともに収穫量も増加し,管内産「シャインマスカット」が「あ・ら・伊達な道の駅」や「やくらい土産センター」などの直売所でお求めいただけるようになりますので,是非お買い求めいただき,御賞味ください。 <連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班  TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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宮城教育大学附属小学校の体験学習会が開催されました

2023年01月20日 11時23分39秒 | その他

 令和5年1月13日,国立大学法人宮城教育大学附属小学校の2年生30名を対象とした,「土づくり」のための体験学習会が開催されました。

 当校2年生は授業の一環で,有限会社今野醸造(加美町)の協力で学校畑で大豆を栽培し,それを材料に味噌づくりに取り組んでいます。しかし,ここ数年大豆の収量が減少しており,土に原因があるのではと仮説を立て,児童たちなりに試行錯誤してきました。そこで今回,「土づくり」に関する授業をしてほしいと依頼があり,普及センターがゲストティーチャーとして参加しました。

 はじめに,児童たちが考えた「いい土」についての発表を聞き,その発表に対して講評などを行いました。

 次に,普及センターから「土って何だろう?いい土って何だろう?」というタイトルで,児童たちと土について一緒に考えながら,講義を行いました。

 最後に,講義内容の振り返りを兼ねて,小学校の畑で,「土の色」や「砂や粘土の感触の違い」などについて,土を触りながら確認しました。

 終始質問が飛び交い,有意義な学習会となりました。

「土の色」や「砂や粘土の感触の違い」を確認する様子

※写真の掲載は,了承を得て行っています。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-8410

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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加工業務用ばれいしょの産地化を目指して~排水性改善の実証に向けた事前調査の実施~

2023年01月10日 13時32分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 美里町南郷地域では,水田転作としてポテトチップ原料の加工業務用ばれいしょの栽培に法人や個人が一体となって取り組んでいます。しかし,転作として取り組んでいるため,湿害の影響を受けやすく,今年7月の大雨の影響で収穫皆無となった畑が発生するなど,その対策は喫緊の課題となっています。

 そこで,排水性の改善実証にも取り組むために,12月初旬に,古川農業試験場を中心として,当普及センター,北部地方振興事務所農業振興部等が連携して,ほ場の現状を把握するための事前調査を行いました。

 まず,ほ場の垂直方向の排水性及び各土層の状況を確認する試掘調査を行いました。地上から80㎝ほど掘り下げた結果,作土層のすぐ下に硬い耕盤層が確認され,また,下層の粘土層が存在することや暗渠管の周囲に「もみ殻」がほとんど残っていないことから,排水性改善の必要性が高いと判断しました。

 その他,土の深さごとの硬さの測定や,土壌水分の状況を電磁波を使った調査などを行いました。

今後は,生産者による排水対策の作業後の状況を調査し,有効な排水対策の方法を検討していく予定です。

 普及センターでは,水田における高収益作物の生産振興を図るため,ばれいしょ等露地野菜の生産安定化に向けた取り組みを支援,展開していきます。

<連絡先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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とうもろこしの栽培講習会が開催されました。

2023年01月04日 09時53分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年12月9日金曜日に,道の駅村田でとうもろこし「味来」の栽培講習会が開催されました。本栽培講習会には道の駅村田の生産者団体「村田ファーミーズ」の会員から23名が出席しました。

 講習会では,朝日アグリア株式会社の方から推奨品種と栽培時の管理方法について,普及センターからはとうもろこしの主要病害虫と農薬使用時の注意点について説明を行いました。質疑応答では品種名やとうもろこしの生理障害等についての質問もあり,生産者の方々の関心の高さが伺えました。講習終了後には,生産者の方から「今回の講習で初めて知ったこともあり,とうもろこしの生産について基本の部分から改めて学ぶことができて良かった」との声も頂きました。

 村田町の特産品であるとうもろこしの「味来」は直売所で早い時間に売り切れてしまうほどの人気商品であり,生産の拡大が求められています。普及センターでは,今後も生産向上に向けての支援を行っていきます。

 

○講習会の様子

大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL 0224-53-3496 FAX 0224-53-3138

 


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栗っこズッキーニ実績検討会が開催されました

2023年01月04日 09時04分49秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 
 令和4年12月23日,JA新みやぎ若柳支店で,JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会の実績検討会が開催され,部会員14名が出席しました。
 はじめに,全農みやぎより,ズッキーニの市場情勢や他県産の動向について説明がありました。つぎに,JA新みやぎより,月毎の出荷量と販売単価の推移についての説明と,令和4年産の気象や生産状況の振り返りがありました。 
 普及センターからは,今年行ったズッキーニのPR活動の内容について報告しました。また,本年度は,人と環境にやさしい栽培技術の導入に向けて,生分解性マルチを使った省力化や立体栽培による軽労化,暑熱対策についての実証ほを設置しており,その調査結果を報告しました。立体栽培や生分解性マルチについて活発な意見交換が行われ,有意義な検討会となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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