宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米加工用ばれいしょ説明会が開催されました

2023年01月27日 13時20分08秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
令和5年1月24日に、登米市中田町及び米山町でJAみやぎ登米加工用ばれいしょ説明会が開催され、JAみやぎ登米の組合員6名が参加しました。
 説明会では、カルビーポテト株式会社の宮城駐在員より、ばれいしょ栽培の概要や必要な機械装備、宮城県における栽培上の注意点などについて説明がありました。また、既に加工用ばれいしょに取り組んでいる生産者を交えた質疑応答の場も設けられ、参加者からは、ほかの転作作物と比べたばれいしょの特徴や使用している機械についてなどの質問が挙げられていました。
説明会後には、ばれいしょの自走式収穫機械を見学し、収穫方法や運用上の注意点などの説明がありました。
 普及センターでは、JAみやぎ登米が進める加工用ばれいしょの生産拡大に向けた取り組みに、支援を行ってまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

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「蔵の華」栽培反省会を開催しました。

2023年01月27日 08時14分52秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 気仙沼市廿一地区の清流「蔵の華」廿一会では,酒造好適米「蔵の華」を栽培し,市内の蔵元2社に出荷しています。
 今年は平均反収約490kg/10aで等級も高く,目標を上回る成績を収めることができました。
 反省会では,来年度の更なる高品質・多収化に向け,栽培の振り返りと問題点の洗い出しを行いました。各会員からは,問題となる雑草への対策,高温に対応した肥培・水管理,もみ殻や堆肥など有機物の活用や獣害対策など,幅広く質問が挙がり,議論が展開されることで,来年に向けた改善点を整理しました。
 また,「蔵の華」の栽培だけでなく,より地域の特色を生かしたブランド化を勧めたり,地域おこしの材料に活用したりするなど,地域の維持発展に向けても前向きなアイデアが積極的に共有されました。
 普及センターも,県庁の関係各課,市と協力しながら,地域の発展に協力していきたいと思います。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

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農業法人経営に関する研修会を開催しました。

2023年01月27日 08時11分38秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 国際情勢の不安定化に伴う資材高騰,新型コロナウイルス感染症拡大に伴う農産物需要の減少など,厳しい情勢が続く中,農家経営の安定化には,技術的な対策だけでなく,需要に応じた農産物の生産や販路の開拓,効率的な作業体系の確立,人財育成など,費用対効果を考慮した総合的な経営戦略が必要となっています。
 12月14日に開催した研修会では,「株式会社舞台ファーム」伊藤専務取締役を講師にお招きし,「農業法人経営の戦略」と題して御講演いただきました。舞台ファームは,水稲,野菜の複合経営に加え,運送やコンサルティングなど多角的な経営を行うとともに,ニーズを先取りした独創的な販売戦略を展開している県内の先進的農業法人です。
講演では,「新しい価値を作り出す」ための,マーケティングの考え方や「イノベーション」など,具体例を基にした経営戦略の思想を語っていただきました。
 参加した管内農業法人経営者からは,積極的な質問が寄せられ,経営の高度化に向けた議論が盛り上がるとともに,講演内容や他経営体との交流をとおして「刺激になった」との感想をいただきました。
 また,令和5年の10月から開始される消費税インボイス制度について,気仙沼税務署を講師にお招きし,事前に経営者から聞き取った疑問点を中心に説明いただきました。参加した各法人は,制度のわかりづらさから準備が遅れていたり,準備は進めているものの,疑問を抱えていたりする中,円滑な対応に向け疑問点が解消出来ました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606



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JA新みやぎあさひなりんご部会の研修会が開催されました

2023年01月27日 07時59分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援


 JA新みやぎあさひなりんご部会の研修会が令和5年1月18日に開催され,部会員8人が参加しました。
 午前に大郷支店で実施した防除暦検討では,普及センター職員が講師となり,今年度の生育概況や病害虫の発生状況の総括を説明後,事前にそれぞれの園地から提出していただいた防除暦の実績をもとに,今年度の防除時期や病害虫発生状況の振り返りを実施しました。そして,今年度の課題等を次年度の防除計画に反映させた内容の防除暦(案)が策定されました。
 午後のせん定実技講習は,部会員のほ場で,わい化栽培の樹を普及センター職員が実技指導しました。せん定では,受光態勢の改善や薬剤のかかりやすさ,作業性の向上等を目的とした枝の間引きと小枝の整理方法について指導しました。その後,生産者もグループに分かれてせん定を行い,意見を交わしながら枝の良し悪しを見極めて技術向上を図りました。
 当研修会に初めて参加する後継者もおり,各部会員の栽培技術やせん定方法等についてたくさん情報交換がなされ,有意義な研修となったようです。
 普及センターでは,今後も情報提供や技術指導を行い,JA新みやぎあさひな地域のりんごの安定生産を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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