宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和4年度石巻農業士会通常総会・歓送迎会の開催

2022年06月21日 15時48分33秒 | ②新たな担い手の確保・育成

6月10日(金)に石巻市内において,令和4年度石巻農業士会通常総会・歓送迎会が開催され,会員ら21人が参加しました。
 はじめに,齋藤会長から世界情勢の急激な変化,食料等の価格高騰により,農業や農業士活動への期待が高まっており,コロナ禍に負けず事業を行いたいと力強い挨拶がありました。
 次に,普及センター所長から農業士活動へのねぎらいと農業振興や後継者育成,経営改善,技術革新の牽引役としての活躍,会の発展を祈念する祝辞をいただきました。
 議事は,令和3年度事業報告並びに収支決算を含め,4件上程され,全て承認されました。
  総会後,歓送迎会を開催し,青年農業士を退任する阿部氏へ知事感謝状等の授与,会から記念品と花束の贈呈,記念撮影などのセレモニーを行いました。
 阿部氏は,平成23年の就農直後に東日本大震災で被災。ミニトマトやきゅうりを栽培し,4Hクラブ会長や青年農業士を務め,若手農業者のリーダーとして活躍されました。
 昨年の歓送迎会以来半年ぶりの懇談では,各農業士や職員が「今日は一粒万倍日で運が良い日」「指導農業士として帰って来てほしい」など励ましや近況等をスピーチし,阿部氏の卒業を祝いながら有意義な情報交換を行い,懇親を深めました。

宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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仙南農業士会第1回役員会を開催しました。

2022年06月21日 14時04分56秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 6月17日に仙南農業士会第1回役員会を開催しました。

 前年度までは,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から,活動規模の縮小や研修会等の中止が続き,農業士の活動が制限されていました。

 今年度からは,県内の新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑みつつ,コロナ禍前と同様の事業計画を考えています。

 7月の総会に向け,研修会や他地区との共同活動など役員から活発な意見が提案されました。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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穂水分測定で,小麦の適期刈取を支援

2022年06月20日 19時56分44秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 美里普及センター管内は麦類の栽培が盛んな地域です。令和4年産の大麦は74ha,小麦は696haの作付面積となっており,小麦は県内産の約7割となっています。
  米の生産調整や食糧事情から国産小麦が注目されていますが,刈取適期が梅雨時期にあたり,かつ4~5日程度と短いため,収穫のための事前準備が重要になります。
  そこで,刈取適期を把握するため,JA新みやぎみどりの地区本部と普及センターが協力し,毎年6月中旬に小麦の穂水分測定を実施しています。これは,出穂25~30日後頃から穂の水分が約1.5%/日ずつ減少していくという性質を利用し,採取直後と105℃で24時間乾燥後の水分差を計算して成熟期(穂の水分が40%になる時期),及び刈取適期(成熟期から3日後)を判断する方法です。
  4年産小麦については,管内各地区から採取された85点を普及センターで乾燥し,測定を行い,最も早いほ場で6月20日頃,遅いほ場では7月2日頃が成熟期に達すると見込まれ,好天で出穂が早まった3年産より6日程度遅くなる結果となりました。この結果は,6月21日から管内各地区で開催する現地検討会で生産者に説明し,適期刈取について呼びかけることにしています。
 高品質な小麦生産に向けた栽培のため,普及センターは,今後もJA等と連携して栽培への助言を継続していきます。

乾燥後の穂の重さを測定中

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 


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クロマツ栽培の現地指導会・交流会を開催しました

2022年06月20日 17時33分14秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年6月14日,南三陸町志津川のほ場を会場に,クロマツ産地である茨城県の生産者(3名)と県内クロマツ栽培希望者(12名)参加による現地指導会・交流会を開催しました。
 今回の現地指導会は,茨城県の生産者と(株)南三陸Pine Pro(パインプロ)後藤代表の両者が,栽培管理等に関する情報を多くの人に伝えたいとの思いから,県内のクロマツ栽培希望者を対象に園芸推進課,気仙沼農業改良普及センターの共催で開催しました。
 (株)南三陸Pine Proが栽培しているクロマツのほ場を見ながら,茨城県の生産者から収穫するまでの管理方法について指導を受けました。
 栽培希望者からの質問に対し,茨城県の事例を元に回答がありました。
 質疑応答では,参加者から熱のこもったたくさんの質問が出ましたが,何十年とクロマツを栽培して来た生産者から的確な回答が得られ満足した様子でした。
 普及センターでは,クロマツ生産拡大のために先進地との交流や現地検討会などを開催しながらクロマツ生産を支援していきます。


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迫稲作経営部会の第1回現地検討会が開催されました

2022年06月20日 16時34分14秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和4年6月16日に,JAみやぎ登米迫稲作経営部会の第1回現地検討会が開催され,稲作部会員,農薬メーカー等担当者,関係機関を含めて18人が参加しました。

 JAみやぎ登米では,各地区の稲作部会で様々な試験を実施しており,今回は,迫地区で実施されている除草剤展示試験の効果の確認とイネの生育状況を把握するために開催されました。

 部会員4人のほ場を巡回し,移植時に発生していた雑草が枯死し新たな雑草の発生もほとんど見られないことを確認しました。除草剤の効果に加えて低温の影響と大雨が続き深水で管理されていたことも抑草につながったと考えられました。イネの生育は低温寡照の影響で例年より遅れていました。

 現地巡回の後,JAみやぎ登米迫営農経済センター敷地内において総合検討を行い,普及センターからは今後の肥培管理のポイントについて助言を行いました。

 迫稲作経営部会では,7月にも第2回現地検討会の開催を予定しています。

 普及センターでは,今後も良質な米づくりの推進に向けた支援を行ってまいります。

 

 <連絡先>
  宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
  〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

 


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「スマート農機の現地講習会」が開催されました

2022年06月20日 14時26分38秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 令和4年5月25日に,大崎市鳴子温泉の水田で「スマート農機の現地講習会」が開催されました。
 主催である大崎市有機農業・グリーン化推進協議会では,環境にやさしい水稲栽培の普及拡大を目指し,アイガモロボによる雑草防除や,水位センサーとラジコン除草機による農作業の軽労化などのスマート農機の実証試験を市内6か所で実施しています。本講習会では協議会メンバーである生産者や関係機関が参加し,それらの農機器の使用方法等について開発者やメーカーからの説明を受けました。
 講習会終了後,実証試験の調査内容や作業実績の記録方法について協議会事務局と普及センターから説明し,今後の管理を協議会メンバー全員で確認しました。
 普及センターでは,水田雑草や水稲生育状況の調査・分析を実施し,効果的な栽培方法を検討し,持続可能な農業生産の実現に向けた取組を支援していきます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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ズッキーニの出荷査定会が開催されました

2022年06月20日 14時23分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 令和4年6月3日(金),6日(月),9日(木)の3日間にわたって,栗原市金成・志波姫・若柳・瀬峰の各野菜集荷場でJA新みやぎ栗っこズッキーニ部会の出荷査定会が開催され,24名の部会員が出席しました。
 最初に,当日出荷されたズッキーニを見ながら出荷規格を確認し,自主検査のポイントや,箱詰め方法などについて,活発な意見交換が行われました。次に,普及センターからは,梅雨入りに際して,排水対策,摘葉や立体栽培による風通しの改善,病害虫防除のポイントについて,説明を行いました。最後に,JA担当者からズッキーニの販売情勢,交配作業の注意点について説明がありました。出席者は今後の栽培管理のポイントを再確認したようでした。
 普及センターでは,JA新みやぎ栗っこズッキーニの安定生産・良品出荷に向けて,今後も継続して支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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いちご生産者の栽培技術向上に向けた視察研修会を開催しました。

2022年06月20日 13時25分40秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年6月8日,いちご生産者の栽培技術向上を目的として,県農業・園芸総合研究所で視察研修会を行いました。研修会にはプロジェクト課題の対象者のうち,気仙沼市階上地区の生産者2名が参加しました。

 初めに,同研究所の野菜部イチゴチームの尾形研究員から現在行われている試験研究について説明をいただきました。県オリジナル品種の育成及び木質バイオマスボイラーを用いた栽培など,先進的な取組に対して生産者は興味を持ち,品種特性及び導入コストについて研究員と活発な意見交換が行われました。また,生産者が現在抱えている個々の課題について,研究員から具体なアドバイスがあり,生産者は非常に納得した様子でした。

 研究員からは,採苗から活着に向けての水管理や花芽分化を促進させるための施肥管理は極めて重要であり,加えて定期的な防除作業の励行が次作の収量向上に繋がることを説明いただきました。生産者は自身の栽培管理と比較し,改善が必要な点について整理しているようでした。気仙沼農業改良普及センターでは,いちご生産者の栽培技術向上に向けて,引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 

TEL:0226-25-8069,FAX:0226-22-1606


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みやざきどどんこ館で花きの新品目作付についての研修を行いました。

2022年06月17日 16時06分04秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

   大崎農業改良普及センターでは,令和4年5月30日に,加美町にあるみやざきどどんこ館と連携し,花きの新品目作付についての研修を行い,産直部会のうち13名が参加しました。今回は,1月の研修会で会員から栽培をしてみたいと要望があった,「ケイトウ」,「ジニア(ヒャクニチソウ)」について,栽培方法を確認するとともに,実際には種を行いながら,育苗について情報交換を行いました。これまであまり栽培していなかった品目にチャレンジし,花きの作付を拡大する予定です。
 今後は普及センターで定期的に会員のほ場を巡回することで栽培状況の確認を行う予定です。

 普及センターでは,今後も大崎地域の花き栽培の支援に取り組んで参ります。
 <連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

    TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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JA名取岩沼ハウス胡瓜部会・抑制胡瓜栽培講習会を開催しました!

2022年06月17日 13時11分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和4年6月7日にJA名取岩沼本店を会場にJA名取岩沼ハウス胡瓜部会主催の抑制胡瓜栽培講習会が行われ,15名の生産者が参加しました。

 令和4年産(1月1日~5月31日)までの促成栽培の出荷実績は,前年比で重量比90%,販売高比95%,単価比106%の状況で,1~4月までの低温,乾燥の影響で出荷量が伸びなかった報告がありました。

 講習会では,埼玉原種育成会福島事務所の松本所長より,各産地の促成栽培の状況,今後の抑制栽培における栽培のポイントや品種の特徴について説明がありました。また,普及センターからは日射量を基準としたかん水の目安について説明を行いました。

参加した生産者からは,生育時期に応じたかん水の仕方など改めて考えるきっかけとなったなどの感想いただきました。普及センターでは,今後も関係機関と連携し,きゅうりの収量向上と安定生産に向けて支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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