宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里地区生活研究クラブ移動研修会

2015年08月12日 13時52分00秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 美里地区生活研究クラブでは,平成27年7月14日に,福島市内仮設住宅の「いいたてカーネーションの会」代表佐野ハツノさん,福島市松川町の農家レストラン「エスポアール」代表斎藤ミチ子さんを視察しました。
 「いいたてカーネーションの会」の代表佐野ハツノさんは,原発被災後に全村避難した仮設住宅で避難住民を元気にしようと,全国から届けられた古着を仕立て直した「までい着」づくりを,カーネーションの会が中心となって取り組み,首都圏の有名デパート等で販売し好評を得ています。
 仮設に住む飯館村の皆さんと,いつかは故郷に帰り,地域復興に取り組みたいと意欲的に活動しております。 
 農家レストラン「エスポアール」は,40年前に脱サラした夫と喫茶店を開業。現在は,自家栽培のゴールドブレンド米や手作り味噌等,オリジナルピザ,旬の食材ハンバーグ等のオリジナルメニューで,福島市内及び首都圏からのリピーターで繁盛しています。
 視察をした先進事例は,生研クラブ員の地域活動に大いに参考になりました。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター
  地域農業班
TEL 0229-32-3115
FAX 0229-32-2225

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平成27年度大崎地域認定農業者連絡協議会通常総会及び研修会が開催されました

2015年08月12日 09時18分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年7月28日に大崎市古川のアインパルラ浦島において,大崎地域認定農業者連絡協議会(佐々木郁郎会長,以下「協議会」)の通常総会及び研修会が開催されました。
 これは,会員の経営力向上等を目的として毎年開催しているもので,当日は,会員や農業関係者約100名の参加がありました。
 研修会では農林水産省東北農政局の豊田局長より「農政の最新の情勢と今後の動向について~東北における水稲作を中心に~」と題する講演がありました。続いて,本県北部地方振興事務所農業振興部より「農地中間管理事業について」,本県農林水産部農林水産経営支援課及び,(株)日本政策金融公庫より「農業制度資金について」の情報提供がありました。
参加した認定農業者は真剣に聞き入っており,その後の懇親会でも豊田局長を囲み,管内の認定農業者と活発な意見交換がありました。普及センターでは今後も認定農業者と一体となり,地域農業の振興に努めてまいります。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  
地域農業班 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

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JAみやぎ仙南花卉部会お盆菊出荷査定会が開催されました

2015年08月11日 08時41分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援


7月21日(火)にJAみやぎ仙南花卉部会によるお盆菊出荷査定会が柴田花卉選花場で開催され,花卉市場関係者や生産者約40名が出席しました。
 はじめに,部会長より現時点での出荷状況の説明と,生産者間の品質格差を無くして信頼される産地づくりをしていきたいとの挨拶がありました。
査定会では,各市場や全農から今年の市場情勢についての報告があり,好天候が続いたため出荷が全国的に前進していることや,そのような中でも病害虫対策を徹底し品質で勝負して欲しいといった説明がありました。その後農協担当者から検査配送体制や出荷方法について説明された後,出荷規格や切り前の確認を行い,参加した生産者は現物を見ながら市場関係者へ切り前や調製について質問を行っていました。
最後に普及センターから,今後の栽培管理として開花前の病害虫防除の徹底と農薬の危被害防止について説明しました。


普及センターでは,今後とも仙南地域の菊の良品生産を支援していきます。


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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加工品のパッケージ・ラベル等について学びました

2015年08月10日 16時34分57秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
平成27年8月4日,南三陸町入谷公民館で,普及センター主催による第1回農産加工講座を開催し,南三陸町で農産加工に携わるお母さん方11名が参加しました。
講師には,岩手県を中心に中小企業の商品開発を支援している五日市知香氏をお迎えし,「小さな力の商品開発~お客様に選んでいただくために~」と題して,販路に応じたパッケージ・ラベルについて,たくさんの事例を交えながらの講義がありました。
「自分たちが作りたい商品ではなく,消費者が欲しい商品を作る」「パッケージのデザインは引き算。魅力を一瞬で伝える」などといった,消費者目線の商品作り・パッケージの鍵であることを勉強し,参加者は頷きながら講義に聴き入っていました。
講義後,参加者の商品を試食しながら,パッケージの種類・内容量・コンセプト等について講師からアドバイスをいただきました。
普及センターでは,今後も農山漁村ならではの特性を活かした加工品づくりを支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044

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大豆現地検討会が開催されました

2015年08月10日 14時26分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 登米市は県内で大崎市に次ぐ第2位の作付面積を誇る大豆の産地です。7月28日,登米市石越町の大豆生産者が集まり,JA主催の大豆ほ場巡回検討会が開催されました。
普及センター職員が講師となって各ほ場を巡回し,生育状況の講評を行い,今後の管理の注意点を話しました。

 
 今年は暖かい日が続き雨が少ない,大豆に適した天候が続いており,管内の大豆生育は順調です。巡回したほ場でも湿害は見られず,多くのほ場で良好な生育が確認されました。一方で暖かな天候を受けて害虫の多発が懸念され,一部ほ場で鱗翅目(チョウ・ガ)幼虫の発生が見られ,開花期ごろに多発の場合には防除を行うよう呼びかけました。また一部ほ場では難防除雑草の帰化アサガオ類が見られ,5葉期以降つる化して大豆にまきつくと防除が難しくなるので,つる化前に徹底防除するよう呼びかけました。


 普及センターでは,引き続き大豆の収量・品質向上に向けて支援していきます。 



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加美町営薬萊原放牧場をお披露目

2015年08月10日 08時12分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
肉用牛経営は,全国的に担い手が減少し,頭数も減少しています。この状況を打破するため加美町では,平成24年度から薬萊山の麓に草地等とともに肉牛牛舎等の整備を進めてきました。去る7月17日に,町営放牧場が完成し,関係者が集い繁殖牛舎のお披露目式行われました。

 今回お披露目をしたのは,町内産木材を使用した150頭規模の牛舎と隣接するたい肥舎で,放牧場は通年で預託する方式です。肉用牛農家の労力の軽減し,セカンドファームとして活用することで規模拡大も可能になってきます。

 式典ではテープカットの後,受け入れ第1号の肉用牛も入場し,参加者は拍手で迎えていました。この牛舎の利用により年間1頭あたり8万円以上の経費削減が見込まれ,今後普及センターでは,放牧場を活用した一層の肉用牛の振興を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726,  FAX:0229-23-0910

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きゅうり難防除病害虫対策研修会を開催しました。

2015年08月07日 16時35分15秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 去る7月15日,28日の2日間,農業・園芸総合研究所園芸環境部の研究員を講師に招き,きゅうりの難防除病害虫対策研修会を開催しました。
 近年,ホモプシス根腐病,アザミウマ類など防除が難しい病害虫の発生が課題となっており,JAみやぎ登米管内できゅうりの生産活動を行う4つの部会において防除に対する共通認識を持つこと,生産者の防除技術の向上を図ることを目的に,各部会の若手生産者約20人に参加を呼びかけました。
 研修会では,農業・園芸総合研究所担当から,各病害虫の生態,薬剤ごとの防除効果やローテーションの事例など,効果的に防除を行うためのノウハウが紹介されました。また,普及センターからは,昨年度作成したホモプシス根腐病の対策パンフレットを配布して説明しました。
 今後も引き続き,若手生産者の要望を把握しながら,栽培技術向上に役立つ研修会を開催していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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仙台農協宮城支店蔬菜出荷協議会「曲がりねぎ現地指導会」が開催されました

2015年08月07日 09時48分35秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 仙台農協宮城支店蔬菜出荷協議会(事務局:JA仙台西部営農センター)が主催した「曲がりねぎ現地指導会」が7月28日に開催されました。
 当日は、曲がりねぎ生産者22名の参加があり、生産者ほ場3か所(午前中:畑前地区、午後:大針地区と大原地区)で指導会が行われました。
 指導会では、普及センターの職員が講師となり、今後の「曲がりねぎの肥培管理及び病害虫対策」のポイントを説明しました。その後、各生産者ほ場で発生している病害虫を観察したり、顕微鏡によって胞子をみるなど参加者で確認しあいました。特に、これまで黒斑病だと思っていた病斑が、葉枯病であった可能性もあること等認識を新たにされたようでした。また、本年度はこれまで高温・乾燥傾向であったことから、スリップス類の発生がとても多く、薬剤散布の徹底を呼びかけあいました。 
 普及センターでは今後も曲がりねぎの栽培技術向上を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 
  先進技術第一班
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296

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セリ部会現地検討会が開催されました

2015年08月06日 17時44分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成27年8月1日に、いしのまき農協せり部会主催の現地検討会が,石巻市河北地区のほ場で行われました。当日は,関係機関を含め,約10名が参加しました。

現在生育しているせりは「種ぜり」と呼ばれるものです。種ぜりは,発根処理を施した後に,本田に植え付けられます。本田から収穫されるせりが,皆様の食卓に並ぶ「せり」です。種ぜりの生育の善し悪しは,皆様にお届けするせりの収穫量や品質に大きく影響します。

今年は晴天が続いているため,生育は良好で,病気もほとんど見られませんでした。

普及センターからは,病害虫防除についての指導を中心に行ったところ,生産者は熱心に聞いていました。


当部会のせり出荷は,秋口から始まる予定です。新緑の山々に囲まれながら,澄み渡る水の中で生育した河北地区のせりを,ぜひ御賞味ください。


<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999

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集落営農組織法人化研修を開催しました

2015年08月06日 16時53分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 仙台東部の市町では,近年,経営所得安定対策の要件である法人化計画の期限を迎える集落営農組織の増加に加え,ほ場整備事業の導入や農地中間管理事業による農地集積の進展により,集落営農組織等の法人化への関心が急速に高まっています。
 しかし,法人の運営や経営に対する理解度は様々で,法人化への一歩を踏み出せずにいる組織が多い状況です。
 このようななか,6月26日と8月3日の2回にわたり,宮城県担い手育成総合支援協議会の経営管理指導委嘱コンサルタントである今野善行氏と仙台農業改良普及センターの職員を講師に,農業組織の法人化に係る基礎知識と,集落の合意形成を図る方法についての講演を行いました。
 各回とも農業者・関係機関,約50名が参加し,熱心に聞き入っていました。
 普及センターでは,今後も集落営農組織等に対して支援を行います。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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