宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

技術交換大会で仙台地区4Hクラブ最優秀賞!

2015年08月06日 16時50分11秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成27年7月25日,26日に秋保リゾートホテルクレセント森林スポーツ公園と天守閣自然公園オートキャンプ場にて,平成27年度宮城県農村青年のつどいが開催され,併せて第61回宮城県農村青少年技術競技大会が行われました。
 技術競技大会では,農業の知識や技術を問う技能問題45問と担当地区連からの出題からなる全48問の正答数と所要時間を競います。
 茹だるような暑さの中,県内各地区から集まったクラブ員が,これまで培ってきた知識と技術と直感を武器に問題に挑みました。
 今年は普及センター職員をも唸らせる難問が多かったのですが,仙台地区4Hクラブ連絡協議会は,地区総合で最優秀賞,チーム別で優良賞を獲得しました。
 来年も優勝旗を持ち帰ることができるよう,4つのHに更なる磨きをかけるため,普及センターでも支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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仙台農業創生塾 第1回視察研修会を実施しました

2015年08月06日 16時16分37秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 東日本大震災からの農業復興を推進するため,仙台地域では関係機関が連携し平成25年及び26年に「仙台農業復興塾」を継続的に開催し,担い手組織経営体の体制強化を図ってきました。平成27年度は,仙台地域農業の未来創造と復旧にとどまらない再生を目指して「仙台農業創生塾」と称し,引き続き担い手組織経営体の経営力強化に向けた支援を行うこととしています。
 「仙台農業創生塾第1回」は,7月8日に宮城県登米市の「有限会社 登米ライスサービス」と岩手県一関市の「農事組合法人 おくたま農産」の視察研修会を開催し,農業者17名と関係機関等計27名が参加しました。
 研修会では,(有)登米ライスサービスの代表取締役 伊藤成一氏から,「まずは資金(販路),次にヒトづくり。将来を見据えて,いかに育成し,定着させ,やる気を出させるか留意している。」と,人脈づくりや人材育成を重視した経営理論が展開されました。(農)おくたま農産は効率的営農が評価され「全国経営体表彰」の農林水産大臣賞を受賞されています。代表理事組合長 佐藤正男氏からは,「借金しないことが組織の信頼を高める。コストを減らすために作業の効率化を必死に考える。」という講話を受けました。参加者は経営者の経験に基づくお話や先進的・効率化技術の説明を熱心に聞き入り,活発な質疑応答で予定時間を超過するほどでした。
 普及センターでは「仙台農業創生塾」の開催を通じて,担い手組織経営体の経営管理能力の向上をはかり,被災地域の農業の復興を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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第17回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました

2015年08月06日 16時10分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年7月31日,みやぎ総合家畜市場において,第17回あさひな農協繁殖牛共進会が開催されました。雲一つない晴天で,牛と人には少々厳しい天候でしたが,あさひな農協管内の繁殖農家から選りすぐりの繁殖牛37頭が出品され,4つの部門ごとに最優秀賞牛・優秀賞牛が選定されました。平成29年に開催される第11回全国和牛能力共進会宮城県大会の成功に向け,県内畜産農家及び関係者一丸となってがんばっている中,ここあさひなの地においても確実な歩みが見られた一日でした。
 当普及センターでは今後とも管内の肉用牛改良に関係機関と一体となり支援していくとともに,平成29年開催の全共宮城県大会の成功のために力を注ぎます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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農産物処理加工施設が完成

2015年08月05日 15時59分00秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成27年7月30日,(有)アグリードなるせ(東松島市野蒜 代表取締役社長安部俊郎 H18年2月設立)の農産物処理加工施設(愛称“NOBICO”(ノビコ))が完成し,落成式が行われました。
 (有)アグリードなるせは,東日本大震災により甚大な被害を受けましたが,震災直後に除塩作業を行って水稲を作付けするなど,いち早く営農を再開した農業法人です。震災後は離農する農家が多く,その農地が当社に集積され,土地利用型作物だけでなく,加工業務用野菜や
飼料用トウモロコシなどを栽培するなど,地域農業を担い,雇用の受け皿となるとともに,省力低コストの最先端技術を導入しながら,経営の安定化に努めてきた担い手です。
 さらなる経営発展のため,平成25年10月には六次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定を受け,この度,強い農業づくり交付金を活用して,製粉施設,無洗米設備,バームクーヘン製造設備等が整備されました。施設では,当社で栽培した米や小麦を製粉し,製菓・製パン業や製麺業の企業等との取引を行う予定です。バームクーヘンは自社生産の小麦粉で,県産の卵やバター等を加え焼き上げ,“のびるバウム”として販売される予定です。生産から加工・販売まで一貫体制を確立し,「農地を守り,地域と共に発展する経営体を目指す」という会社理念の達成が期待されます。
 普及センターでは関係機関と連携して,栽培技術や経営支援等を継続し,地域農業の復興に取り組んでいきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-1435  FAX:0225-95-2999

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集落営農組織の合意形成に向け「合意形成講座」を開催

2015年08月04日 16時54分17秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年度「くりはらMMN塾」において,将来の集落営農の発展や法人化など次のステップへの進展を支援する「合意形成講座」を全6回シリーズで企画し,その第1回を平成27年7月14日(金)に栗原合同庁舎で開催しました。
 今回の講座では,各集落営農組織の役員や関係機関担当者など15名が参加し,現状把握や課題整理などの合意形成のための概論として「集落の将来ビジョンの策定」について学びました。
 普及センター職員が,将来ビジョン策定のねらいと策定までの流れ,集落営農推進にあたっての考え方,地域づくり実践事例などを説明しました。将来ビジョン策定にあたっては,「住民自身が地域づくりに参画するプロセスを通じて合意形成を促進させる」「担い手づくりを進める集落営農も地域全体の将来ビジョンの中で考える」といった考え方が重要であることを説明しました。さらに,地域づくり実践事例として大分県宇佐市の“イモリ谷”松本集落での将来ビジョンや地域活性化の活動などを紹介し,地域活性化に繋がった成果やポイントを認識してもらいました。参加した営農組合の中には,具体的に法人化を想定している組織もあり,互いに現状や課題などを情報交換しながら学習する機会となりました。
 第2回以降では,各論としてアンケート調査やその集計・分析,ワークショップなどの具体的な手法を学ぶ予定で,各集落で将来像の策定にむけた話し合いが進んでいくように支援していきます。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 
FAX:0228-22-5795・6144

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りんご栽培者相互視察検討会が開催されました

2015年08月04日 16時28分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成27年7月28日(火)に栗原市金成において栗原市果樹連絡協議会主催の相互視察検討会が開催されました。
 会員と関係機関職員25名が参加し,会員のりんご園地を視察しながら生育状況や病害虫の発生状況,防除方法の検討を行いました。出席者はヒメボクトウの侵入が疑われる樹や紋羽病の被害樹を観察し,防除方法について熱心に議論していました。また,普及センターが検土杖を使った土壌調査を行い,下層土の改良について説明を行いました。
 視察の終了後は,地区の集会所において各自の園地で問題となっている鳥や害虫による被害などについて意見を交換し,普及センターからは果実の肥大状況や,園地で見られた紋羽病の新しい防除方法について情報を提供しました。
 普及センターでは,果樹連絡協議会の活動と栗原りんごの生産技術向上を今後も支援していきます。



       集会所での総合検討

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144

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宮城県学校農業クラブ連盟意見発表大会が開催されました

2015年08月04日 14時46分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
  県内11校(伊具,亘理,柴田農林,宮城農業,加美農業,南郷,小牛田農林,登米総合産業,石巻北,迫桜,本吉響)が加盟する宮城県学校農業クラブ連盟主催の意見発表大会が去る7月3日に登米市中田生涯学習センターを会場に開催され,普及センターでは審査員として参加しました。
 各学校の代表者である21名の生徒たちは,「食料・生産」「環境」「文化・生活」の3つの部門・テーマに沿い,農業に関する抱負や意見を発表しました。どの発表も堂々としたもので,日ごろの練習の成果が表れていました。発表内容は,農業経営に関するものはもちろん,震災復興への貢献や6次産業化,交流活動など幅広いものでした。体験に基づいた意見発表は力強く,説得力があり,将来の農業の担い手としての活躍が期待されました。審査の結果,各部門から最優秀賞,優秀賞,奨励賞が選出され,その中から8月に宮城県を会場として開催される東北連盟大会に,各部門毎上位2名が臨むことになりました。
普及センターでは,今後も関係機関と連携を図りながら,担い手の育成・確保に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 
〒987-0511
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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登米市4Hクラブ員!平成27年度宮城県農村青年のつどいで大活躍!

2015年08月04日 11時23分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成27年7月25日から26日にかけて,仙台市太白区秋保地区を会場に宮城県農村青少年クラブ連絡協議会主催の「平成27年度宮城県農村青年のつどい」が開催されました。登米市4Hクラブ員7名をはじめとした県内の各地区の4Hクラブ員のほか,宮城県農業大学校生が参加しました。
 つどいは農業技術競技,レクリエーション,キャンプ,視察研修と盛りだくさんの内容でした。農業技術競技は,農業に関する問題をチームで解いて回るもので,登米4Hクラブと農業大学校生のチームが1位を獲得しました。レクリエーションはソフトバレーボールを行いました。ここでも登米4Hクラブ,栗原4Hクラブ合同チームが1位を獲得し,将来の4Hクラブ員候補である農業大学校生に,4Hクラブの連携の良さを示すことができました。キャンプではバーベキュー等で各地区のクラブ員が相互に交流し,有意義なひとときを過ごしました。翌日の現地視察では,秋保地区の農産物直売所を併設した物産館と花きや野菜苗を生産・販売している仙台4Hクラブ員の直売所を訪問しました。担当者,生産者の話を聞くことができ,クラブ員はとても勉強になったようでした。
 今後も普及センターでは4Hクラブの活動を支援していきます。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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今年もおいしい加美郡のりんごを!現地検討会開催される

2015年08月03日 11時41分54秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成27年7月29日に加美郡りんご協議会現地検討会が各会員のほ場にて開催され,14名の会員が参加しました。
加美郡りんご協議会は昭和50年に結成されて以来,加美郡内のりんご生産振興を目的に掲げ,各町,JA等の支援を受けながら活動しています。毎年,現地検討会のほか,せん定研修会,防除検討会など高品質の果実生産に向け会員の技術の向上を図っています。
 現地検討会では,各会員の栽培管理状況や病害虫の発生状況について参加者全員で検討を行いました。今年は開花前の低温や開花期以降の少雨の影響を受け結実量や果実の肥大が心配されましたが,結実量は十分確保されており,果実肥大も良好となっていました。普及センターからは作況調査ほの果実肥大状況や今後の栽培管理における注意点のほか,果実の鮮度保持最新技術などについて情報提供を行いました。
 普及センターでは今後も果樹産地の維持発展へ向けた支援を行っていきます。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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