宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

高収量・高品質に向けた麦現地検討会が開催されました

2020年04月22日 13時11分07秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年4月7日,15日,16日に,石巻市河南地区,桃生地区,東松島市矢本地区にてJAいしのまき主催の麦現地検討会が開催されました。各10名程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測しました。計測した長さから,追肥や病害虫防除の適切な時期を予測し,実施日の検討を行いました。この時期の追肥は,一穂粒数の増加や登熟良化につながります。また,高品質の麦生産には病害虫防除はかかせないため,生産者は熱心に麦の生育状況を確認していました。
 本年産は,令和元年東日本台風(台風19号)の影響によって播種が遅れたほ場が多く,平年よりも生育量は少ない傾向にあるため,麦の生育状況を確認し,適期・適量の追肥に努めるように呼びかけました。普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

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