平成26年8月31日(日)、丸森町内で初めて集落営農の農事組合法人「羽山の里 佐野」の設立総会が開催されました。
農業経営で採算が取れない中で、先人が造り守ってきた農地を将来にわたって活かしていくことが難しくなってきたことから、平成25年5月に「営農に関するアンケート」を実施しました。その結果、半数以上が「しかたないから農業をやっている」というもので、しかもこれからのあり方として、多数が「集落営農が望ましい」というものでした。そのため、その後、何度も意見交換会、勉強会などを開催し、協議を重ねた結果、今回の法人設立にこぎ着けることができました。
設立時の組合員は49名(29戸)であり、これは農家1戸1名とせず、女性や若者が入りやすい仕組みとしています。また、当面の経営規模は水田27haですが、そのうち26haは佐野地域内の水田で、地域内の水田の約9割を集積することができました。今後は稲作、転作作物の他、野菜栽培、里山を活かすための林業(炭焼き)にも取り組んでいく計画です。
当日の設立総会後、法人設立の立役者である農山村地域経済研究所楠本雅弘所長から「佐野集落の次の目標」と題した記念講演がありました。主な内容は①世代交代可能な組織にせよ、②内部留保につとめ、財務体質を強化せよ、③地域の再生・持続につとめよで、参加者も納得し、うなずいていました。
普及センターでは様々な面から、今後も法人の経営安定化に向け支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

農業経営で採算が取れない中で、先人が造り守ってきた農地を将来にわたって活かしていくことが難しくなってきたことから、平成25年5月に「営農に関するアンケート」を実施しました。その結果、半数以上が「しかたないから農業をやっている」というもので、しかもこれからのあり方として、多数が「集落営農が望ましい」というものでした。そのため、その後、何度も意見交換会、勉強会などを開催し、協議を重ねた結果、今回の法人設立にこぎ着けることができました。
設立時の組合員は49名(29戸)であり、これは農家1戸1名とせず、女性や若者が入りやすい仕組みとしています。また、当面の経営規模は水田27haですが、そのうち26haは佐野地域内の水田で、地域内の水田の約9割を集積することができました。今後は稲作、転作作物の他、野菜栽培、里山を活かすための林業(炭焼き)にも取り組んでいく計画です。
当日の設立総会後、法人設立の立役者である農山村地域経済研究所楠本雅弘所長から「佐野集落の次の目標」と題した記念講演がありました。主な内容は①世代交代可能な組織にせよ、②内部留保につとめ、財務体質を強化せよ、③地域の再生・持続につとめよで、参加者も納得し、うなずいていました。
普及センターでは様々な面から、今後も法人の経営安定化に向け支援を行っていきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班 TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

