
東日本大震災の津波被災を受けた農地で昨年度よりほ場整備が行われてきましたが、4月末に一部のほ場が工事完了し、地権者へ引渡されました。
気仙沼市本吉の田の沢工区では、昨年、地域が協力して田の沢機械利用組合を設立し、市から農機具を借り受け共同で作付けを行うこととなりました。
5月14日には、引き渡された2.0㌶の農地に組合員が集まり5年ぶりに田植えが行われ、移植栽培の他に生産コストの省力化を考え、新たに鉄コーティング直播にも取り組みました。
普及センターでは、今後、追肥作業や病害虫防除など適期作業の声がけを行い、無事に米が収穫できるように支援していきます。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
地域農業班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話 0226-29-6044