大郷町前川地区では,令和5年度からの農地整備事業が予定されており,事業完了後の高収益作物の導入が要件となっています。その作物としてえだまめとねぎが検討されており,地区内の土地利用型法人4法人が,今年初めてえだまめ栽培に取組むことになりました。普及センターでは,このうち栽培面積が大きい「農事組合法人かすかわ」と「有限会社薬師農産」の2法人を中心に,栽培技術支援や作型の検討を行っています。
去る5月25日,「農事組合法人かすかわ」では,えだまめの播種作業を行いました。好天に恵まれた当日は,朝9時から作業を開始し,途中,播種間隔や播種の深さなど機械の微調整を行い,約1時間で30aのほ場の播種が終わりました。今回播種したえだまめは,8月中旬頃の収穫を見込んでいます。
普及センターでは,大郷町やJA新みやぎあさひな地区本部と連携しながら土地利用型法人によるえだまめの導入と定着を図っていきます。
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