宮城の農業普及現地活動情報

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宮城県ころ柿出荷協同組合の通常総会が開催されました。

2010年05月27日 13時59分30秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 宮城県ころ柿出荷協同組合第58回通常総会が平成22年5月25日(火)に同組合会議室(白石市大平)で開催されました。
 県南部の白石市・丸森町を中心とした地域は「蜂屋柿」を用いた干し柿(「ころ柿」)加工が盛んな地域で,干し場の風景は晩秋の風物詩となっています。
 通常総会当日は,組合員31名,来賓として白石市副市長のほか,丸森町役場,宮城県中小企業団体連合会の担当者,市場関係者及び大河原農業普及センター所長の出席がありました。
 総会に先立ち同組合保科理事長からは「昨年は,炭疽病・落葉病の被害により作柄が悪く出荷量が減少した。出荷後半の3月まで市況が堅調に推移したため,当初想定した減収までには至らなかったが,売上げは厳しいものとなった。こうした状況にあって,普及センターの支援により,炭疽病の被害が軽減する事例も出てきたことから,今年度は組合一丸となって病害対策を講じ,秋には高品質な柿が生産されるよう取り組む」旨のあいさつがありました。また,普及センターからは,技術情報を配布し,病害虫対策のポイント等について指導を行いました。
 普及センターでは,病害対策を中心に原料柿の高品質・安定生産へ向けた取り組みを継続的に支援していくこととしています。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138
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