12月4日,栗原市花山地区のふさすぐり栽培ほ場で,せん定講習会を開催しました。本講習会は,本年度の栗原農業改良普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の生産性向上及び新商品開発」の一環であり,小果樹ふさすぐりの生産性や作業性を向上させることを目的としております。
当日は,普及センターの佐々木技術次長を講師にせん定の実演を行いました。雪がちらつく中,参加者は,ふさすぐりの樹の特徴やせん定方法の説明に熱心に耳を傾けていました。また,参加者からは,せん定だけでなく施肥や除草など,その他の管理方法についても多くの質問が出され,栽培技術への関心の高さが伺えました。
今年度,普及センターの活動の中で,花山地区では,ふさすぐり援農バスツアー等により交流人口の拡大や収穫労力の確保を図ってきたところです。しかし,高齢で管理が難しくなってきた栽培者もおり,生産面の強化も重要となっています。一方,本講習会の参加者の中には昨年から今年にかけてふさすぐりを新植,または,栽培数を拡大した方もおり,今後,地域のモデル的な栽培者となることが期待されます。
普及センターでは,小果樹類等をきっかけとした取組みを通じて中山間地域の振興を支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-5795・6144
せん定方法の説明に耳を傾ける参加者
最新の画像[もっと見る]
-
矢本・鳴瀬地区合同大豆現地検討会が開催されました 17時間前
-
金成津久毛地区にて加工用トマトの収穫が行われました! 7日前
-
令和7年度みどり認定・まるわかり相談会が開催されました。 1週間前
-
加工用ばれいしょの収穫が行われました 1週間前
-
加工用ばれいしょの収穫が行われました 1週間前
-
「ハイドリーム・ロードリーム」で目標と課題を明らかに 1週間前
-
令和7年度石巻地方農作物異常気象対策会議が開催されました 2週間前
-
さつまいもと加工用トマトの現地検討会を開催しました 2週間前
-
さつまいもと加工用トマトの現地検討会を開催しました 2週間前
-
宮城県畜産総合共進会に向けた代表牛の集合指導会が開催されました 2週間前