
市内若手農業者のグループ「登米市4Hクラブ」(会員18人)では,東北地方太平洋沖地震の被災者支援のため,平成23年4月8日に南三陸町の避難所の一つである志津川小学校で,登米市郷土料理の「はっと汁」の炊き出し支援を行いました。
3月11日の地震ではクラブ員も被害を受け,それぞれの経営の復旧に励んできましたが,その間に沿岸部の被災状況を知り,自分たちにできることを考えるようになりました。その中で,以前の活動で登米市迫町森地区の「汁ばっと(はっと汁)」の作り方を伝授されていたこと,野菜が手元にあること,何より日頃の活動で培った行動力があることなどから,自分たちの強みを活かせる「避難所での炊き出し支援」を行うこととしました。
南三陸町から活動場所として紹介された志津川小学校には400名程度の住民が避難しているため,前日のうちに野菜類を刻み,「はっと」をゆであげるところまで準備し,当日は具材を鍋に入れて調理することとしました。
前日夜中の余震で急遽参加できなくなったクラブ員もいましたが,当日はクラブ員の兄弟や友人等も含めて12名で炊き出しをすることができました。「はっと汁」を食べた住民の方々からは,「汁物は体が温まっていい」,「野菜がたくさん入っていてうれしい」などの感謝の言葉をいただきました。
クラブ員たちは,今回の炊き出し支援活動の結果に自信を深め,今後も機会を見つけて支援を続けていきたいとのことでした。
当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県登米農業改良普及センター
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522
E-mail:tmnokai@pref.miyagi.jp
3月11日の地震ではクラブ員も被害を受け,それぞれの経営の復旧に励んできましたが,その間に沿岸部の被災状況を知り,自分たちにできることを考えるようになりました。その中で,以前の活動で登米市迫町森地区の「汁ばっと(はっと汁)」の作り方を伝授されていたこと,野菜が手元にあること,何より日頃の活動で培った行動力があることなどから,自分たちの強みを活かせる「避難所での炊き出し支援」を行うこととしました。
南三陸町から活動場所として紹介された志津川小学校には400名程度の住民が避難しているため,前日のうちに野菜類を刻み,「はっと」をゆであげるところまで準備し,当日は具材を鍋に入れて調理することとしました。
前日夜中の余震で急遽参加できなくなったクラブ員もいましたが,当日はクラブ員の兄弟や友人等も含めて12名で炊き出しをすることができました。「はっと汁」を食べた住民の方々からは,「汁物は体が温まっていい」,「野菜がたくさん入っていてうれしい」などの感謝の言葉をいただきました。
クラブ員たちは,今回の炊き出し支援活動の結果に自信を深め,今後も機会を見つけて支援を続けていきたいとのことでした。
当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県登米農業改良普及センター
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522
E-mail:tmnokai@pref.miyagi.jp