
令和2年8月31日にJAいしのまき転作部会主催の麦栽培講習会が開催されました。生産者25名程度参加し,令和2年産麦類の振り返りと令和3年産に向けての栽培管理のポイントについて確認しました。
石巻管内の令和2年産麦類は,令和元年東日本台風の影響で播種が遅れ,年内の生育量の確保が難しい状況でした。その後,暖冬の影響で生育量は回復傾向を示したため,排水条件が良く追肥や麦踏み等の適期管理を実施できたほ場は収量が高い傾向でしたが,極端に播種が遅れたほ場や定期的な降雨によって適期管理が難しかったほ場は収量が低い傾向となりました。収量は,大麦は平年を下回り,小麦は平年並という結果となりました。品質は,播種遅れや4月の低温によって出穂が遅れたこと,出穂後の高温によって急激に登熟が進んだことなどにより大麦・小麦ともに平年を下回る結果となりました。
令和3年産麦類については高収量・高品質に向けて播種や湿害対策,雑草対策など各栽培管理項目毎にポイントの確認を行いました。適期の播種時期まで1ヶ月程度となったため,生産者は真剣な面持ちで栽培管理のポイントについて確認していました。
普及センターでは,今後も高収量・高品質な麦類の生産に向けて,生産者に対し引き続き栽培管理の支援を行っていきます。
石巻管内の令和2年産麦類は,令和元年東日本台風の影響で播種が遅れ,年内の生育量の確保が難しい状況でした。その後,暖冬の影響で生育量は回復傾向を示したため,排水条件が良く追肥や麦踏み等の適期管理を実施できたほ場は収量が高い傾向でしたが,極端に播種が遅れたほ場や定期的な降雨によって適期管理が難しかったほ場は収量が低い傾向となりました。収量は,大麦は平年を下回り,小麦は平年並という結果となりました。品質は,播種遅れや4月の低温によって出穂が遅れたこと,出穂後の高温によって急激に登熟が進んだことなどにより大麦・小麦ともに平年を下回る結果となりました。
令和3年産麦類については高収量・高品質に向けて播種や湿害対策,雑草対策など各栽培管理項目毎にポイントの確認を行いました。適期の播種時期まで1ヶ月程度となったため,生産者は真剣な面持ちで栽培管理のポイントについて確認していました。
普及センターでは,今後も高収量・高品質な麦類の生産に向けて,生産者に対し引き続き栽培管理の支援を行っていきます。