平成29年7月13日に仙台市役所の会議室で,仙台市認定農業者連絡会総会及び講演会が行われ、今年は、最近新聞を賑わせている「ドローンの農業活用の可能性」について、当連絡会の監事であるSENDAI DRONE FARM 代表専任講師 菊地守氏から学びました。
講演では、ドローンの呼び名の由来について、オス蜂(Drone)の飛ぶ羽の音に似ていることから、DRONE(ドローン)となったという話から始まり、活用場面として、空撮、物流、測量、点検、農薬散布、人命救助などがあり、近いうちに1兆円を超える市場になると話していました。また、産業用ヘリとドローンを比較すると、操作技術が容易で、価格が安価(20~200万円)、4Kカメラ等がついていることなど良い点が多いところや技術的な課題や制度面での課題はあるが、改善されていることが多く、実用化の進捗が早いことなどが興味を引きました。農薬散布の使用例としては、1ha10分で実行可能であり、1週間で100ha可能と試算しており、講師は「近いうちに1経営体で1台のドローンの時代が来る」と考えておりました。
今後のドローンの可能性として、飛行ルールはありますが、基本的なところを菊地氏の運営しているスクールで教えてくれるので、農薬散布等仙台市内での利用する経営体が増えていくことが予想されます。
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