宮城の農業普及現地活動情報

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仙南の「安心とおいしさのこだわりを食する」発表会 開催される!

2010年09月22日 16時11分34秒 | その他
平成22年9月21日(火)に角田市「仙南シンケンファクトリー」において,みやぎ仙南農業協同組合の主催で「仙南の安心とおいしさのこだわりを食する発表会(平成22年産新米試食会)」が開催されました。
 この発表会は,仙南地域の農家の方々が丹精込めて生産した新米を多くの方々に味わっていただき,環境保全米生産への理解と販売拡大を目的としたもので,大河原地方振興事務所が後援しました。参加者は,卸業者(パールライス宮城,株式会社東北むらせ),消費者(みやぎ生協,蔵王楽友会),小学生(角田市枝野小学校6年生),生産者,市町等関係者の約70名。
始めに,「安心とおいしさ」にこだわった米づくりや生産者の努力,水稲の生育経過と作柄状況について農協,普及センターから報告後に,試食を行い,光沢,香り,粘り味等を評価してもらいました。試食品種は,ひとめぼれ(角田市産:産直ふるさと米/特別栽培米),ササニシキ(角田市産:産直ふるさと米/特別栽培米),まなむすめ(大河原町産:指定栽培米/JA米),つや姫(丸森町産:こだわり米/特別栽培米)の4品種で,特に注目を集めたのが,昨年,宮城県の奨励品種となり,今年から角田市を中心に約42ha作付けされた「つや姫」でした。評価としては,「今年の過酷な気象条件の中で,おいしいお米が出来るのか心配していたが,どの品種も甲乙付けがたいほどおいしい」等の高い評価をいただきました。
試食後は,交流会として,仙南産の農産加工品(梅干,納豆,漬物等)をおかずに新米をいただきました。参加者のほぼ全員が気に入った品種をおかわりし,最高で5杯おかわりをした小学生もおり,「今日のようにご飯をたくさん食べて欲しい」と米の消費拡大が話題となりました。
今後,みやぎ仙南農業協同組合では,各卸業者にこの発表会の評価を伝え,仙南米の販路拡大につなげるとともに,当振興事務所では,仙南農産物の販路拡大を各種イベント等を通して推進していきたいと考えています。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138
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